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私を守る・・・ (第5話)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:私を守る・・・ (第5話)
投稿者: ユキダルマ
大樹が帰宅すると弘子は既に外出時の服を部屋着に着替え、居間で妹とバラエティ番組を見ながら晩ご飯を食べていた
テーブルにはデパートの地下で売っている色鮮やかなサラダや惣菜が並んでいて、弘子と恵里菜は皿に取り分けていた
恵里菜は番組に大好きな5人組のアイドルが出ていたため、テレビに釘付けになっていたが、弘子は大樹の帰宅に気づくとすぐに立ち上がり、キッチンに向かった

「あ、食べてきたからいいよ」
「え、そうなの? 早く言ってよね、用意しちゃったじゃない」
「用意って・・買ってきたやつでしょ」
「大樹の分も買ってきたのよ」
「明日の朝にでも食べるよ」
「そうね」

弘子は開きかけた冷蔵庫を閉じ、居間に戻っていく
大樹はそれを目で追いながら、眉間にシワを寄せ、熱い抱擁をしていた女と目の前にいる母が同じ女であることを改めて確信し、軽く舌打ちをした

大樹は自室に行き、家の中でいつも着ているスエットに着替え、ベッドに寝転んだ
携帯を手にすると、すみれからのメールが届いていたので「まだ聞いていない」と返信して、天井を仰ぎ、目に腕を載せながら口の中で小さくつぶやいた
「何で、すみれの兄さんと・・・」

大樹も妹のいる前で母に問い質すわけに行かないため、恵里菜が寝るのを待つ必要があると考えていた
しかし、恵里菜も中学生となってからはなかなか寝ず、部屋でアイドルのCDを聴きながら何かをしていた
大樹は早くても11時くらいまでは待つしかなかったため、風呂に一番に入り、部屋でテレビを見ながら時が経つのを待っていたが、いつの間にか眠っていた

テレビの中でお笑い芸人があげた大声に大樹は目を覚ました
眠ってしまったことに驚き、時計を見ると、既に1時近い時間になっていたため、大樹はしまったという思いとともにそそくさと自室の戸を開けた
居間には、携帯電話を片手に持ち、何かの操作をしながら、ソファを背もたれにして座る弘子がいた

「母さん、起きてたんだ」

弘子が携帯電話を慌てるようにたたみ振り向く
「あ、うん・・ちょっと眠れなくてね・・」

大樹は母がおそらくすみれの兄とメールでもしていたのだろうと邪推し、不機嫌そうな顔をしたが、愛する恋人との密会を見られていたことを知らない母はそれに気づかないので、大樹は故意に真剣味のある空気を作り出そうと、シリアスな顔つきで母の前に座った

「・・・母さん、話があるんだ」
「ど、どうしたのよ、そんな真面目な顔して・・」
「真面目な話だよ」
「なによ、一体・・」
「・・・今日・・隣の駅に行ってきたんだ」

弘子は背筋に冷たい空気を感じ、両腕の表面にはざわざわと鳥肌が立つ感覚を覚えた
弘子は顔色の変化を大樹に見透かされないよう平然とした態度をとったが、体内は血液が躍動していた

「あ、そうなの・・・何か用事があったの?」
「・・・見たんだよ」

弘子はその一言に凍りついた

「・・・・・・・・・・な・・なにを・・・?」
「・・・母さんに決まってるだろ、今さらとぼけるなよ」
「・・・」
「どういう関係なんだよ、あいつとは」
「・・・」

弘子はどのように言い訳をしていいのか分からず、黙ったまま俯いた
まさかあんなところで知り合い・・いや、自分の息子に見られるとは思ってもいなかったため、答え方が分からず、また、恥ずかしさにより脳の運動が停止していたことから、弘子は黙秘を守る以外の方法がなかった
大樹は更に声を荒らげ弘子を問い詰める

「黙ってたって分かんないだろ、何なんだよあの男は! 母さんよりずっと若いじゃないか! なんで・・なんで、あんな・・・ 」
「・・・」
「・・・付き合ってるの?」
「・・・」
「答えなよ!」
「・・・」

弘子はそれでも黙っていたが、やがて意を決したように口を開く
「・・・うん」

大樹はわざとらしいオーバーアクションで両手を上に広げ、呆れたように口を開けて天を仰いだ

「・・いつからさ」
「・・・1年くらい前から」
「そんなに・・」
「・・・」
「・・で、どうするの?」
「どうするって?」
「いや、だから・・結婚とか・・考えてるのかってことだよ」
「・・・いつか・・したいと思ってる」
「は? 本気で? あいつ、にじゅう・・・」

大樹は年齢を言い当ててしまいそうになり、慌てて口をつぐむ

「・・あいつ、僕よりも少し年上なくらいだろ、そんな奴を父親だなんで思えるわけないじゃないかっ!」
「・・・今すぐにじゃないけど・・・」
「今すぐだろうが、もっと後だろうが、僕は絶対に許さない!」
「・・・」
「・・・」
「・・・愛しているのよ・・」
「愛っ・・・」

母の口から溢れるその言葉に大樹は言葉を詰まらせる
子供として母親の生々しい恋愛表現を聞くことは恥ずかしいだけでなく、怒りすら覚えることであり、大樹もまた母への怒りにワナワナと震えていた

「ふざけるなよっ! 何が、愛してるなんだよっ! 父さんのことは忘れたのかよっ! 僕たちのことは考えないのかよっ!」
「・・・お父さんのことは忘れるわけないじゃない・・・あなた達のことだって考えてる・・でも・・」
「でも、なんだよっ!」
「仕方ないじゃないっ! 好きになっちゃたんだもの、彼のことを愛しちゃったんだもの・・・お父さんのことは今でも尊敬しているし、あなた達を与えてくれたこと、あなな達と幸せな暮らしを過ごさせてくれたこと、みんな大切なものよっ! 忘れるわけなんかない・・・ でも、それでもっ!」
「・・・」
「・・・お母さんだって女なのよ・・・誰かにもたれ掛かりたい時だってある・・・ いま、今、どっちが大切かなんて比べることもできない・・どっちも、どっちも大切なの・・・・・・愛してるのよ・・あの人のこと本気で想っているの・・・大好きなの・・・あの人と一緒に居たいの・・」

弘子は大樹に問い詰められることによって彰宏への気持ちが更に高まり、溢れ出す気持ちを口から出さずにはいられなくなっていた
息子と対峙しているにも関わらず、自らの発する言葉で彰宏を思い出し、下着の中を湿らしていたほどだった
大樹は母がこれほどまですみれの兄に想いを寄せているとは思わず絶句し、母から目をそらした

「・・・」
「・・・」
「・・・もう、いいよ・・・」

大樹は立ち上がって自室に戻り戸を閉めた
弘子が黙ったまましばらく頭を抱えていると、大樹が服を着替え自室から出てきて、何も言わず玄関に向かった

「どこに行くの、こんな時間に・・・」
「・・・」

大樹は母の問いかけに何も答えず、そのまま家を出た
弘子は少しの時間、呆然としていたが、大樹がおそらく今晩は戻らないだろうと思い、居間の明かりを消して自室に入り、ベッドに横たわった

目を閉じて大樹との会話を何度も頭の中で繰り返していると、程なく彰宏からメールが届いた
その内容な弘子への愛を綴ったものであり、一部には弘子との淫靡な行為を思い起こしている旨も記されていた
弘子はそれを見て、彰宏への想いを募らせ、布団の中にくるまり、下着の中に右手を入れ、湿らせた肉壁をゆっくりと撫ぜ、右手で乳房を揉んだ
彰宏からの愛撫を想像しながら、呼吸を荒らげ、恵里菜に聞こえないよう声が出ることを耐えていた
弘子の頭からは大樹がすでに消えていた
「・・ん・・くぅ・・あき・・ひろぉ・・・」



大樹はあてもなく街を歩いていた
母への怒りを募らせながら、周りを見ることもなくとぼとぼと歩いていた
大樹もまた母との会話を何度も頭の中で繰り返し、すみれの兄への想いを熱く語る母の姿が信じられずにいた

大樹は母の真っ白な首筋にあった二つの赤い痕も見逃してはいなかった
母はおそらく今日、すみれの兄に抱かれていたのだろう、すみれの兄の下で女の顔になり苦しげな表情で、いや、もしかするとだらしない顔をしながら、すみれの兄の精を受けていたのだろう、そんなことを思いながらネオンも少なくなった夜中の街を歩いていた

大樹はこのような状況の中、女を欲していた
聖なる存在である母が現実の女と同じように男女の営みを愉しんでいることに脳も体も反応していた
しかし、体を許してくれないすみれがこの想いを受け止めてくれるわけもなく、また、宿泊すらも了解はしないだろうことから、大樹はどうしていいか分からず歩くしかなかった

大樹は無意識のうちに淫猥なものを求めていたのか、この時間でもきらびやかにネオンが輝くホテル街の小路を歩いていた
気持ちを沈めるためなのか高めるためなのか、更に小さい道に入ると、そこはネオンも少なく暗い道であったが数人の女が7、8メートル置きに電柱や自動販売機の陰に隠れるように立っていた

大樹がその道を歩き始めようとすると、足元から声が聞こえた
「お兄さん、遊ぼうよ」

大樹が下を向くと、そこには若い女の二人組が汚れを気にせず地べたに座っていた
わざと脚を開き、男の欲望をそそるように、一方は赤く、一方はヒョウ柄の下着を見せつけている
二人の女は大樹の顔を見て立ち上がる
大樹は立ち上がった二人を見て、化粧と派手な服装で大人びた雰囲気を彩っているものの、背の低さや体つきが幼さを隠しきれていないことに気づく

「うわっ! お兄さんめっちゃカッコイイっ!」
「何で、こんなとこ歩いてるのさ」
「お兄さんとならタダでいいよぉ」
「ウチも! ウチもっ!」
「マジでつきあいたい」
「ねぇ、お兄さん、遊んでよぉ」
「ウチら二人でもいいよ」
「ねぇ、遊んでよぉ 今日なら生でもいいよ」

二人はあまり大きくもない胸を大樹の腕になすりつけながら、顔を舐めるように近づけ誘っていた

「君ら、いくつなの?」
「えー、19ぅ」
「19には見えないけど・・・」
「えー、そおぉ?」

二人は顔を見合わせた、一人が大樹の耳元に唇を寄せる

「内緒だけど、お兄さんになら教えてあげる・・・ホントは14だよ」
「中学生?」
「そっ! この間まで中1」
「・・・」
「大丈夫だって、ウチら誰にも言わないからさ、お金もいらないし」
「ごめん、興味ないから・・・」

大樹が二人を振りほどき歩き始めると、後ろから「ふざけんな、ばぁーか」などと罵声を浴びた
数名の女に声をかけられながら足早に小さな道を進むと、角のホテル、いや、ホテルとは言えないような古い連れ込み宿の入口の前に立つ黒い服を着た年老いた女と目があった
女は黒い服に映えるくらい白い肌で、幽鬼的な空気をまとい、口角を少しだけあげて大樹に笑みを見せた
大樹は吸い込まれるように女に引きつけられ、ゆっくりと女に歩んでいった

女は大樹が目の前まで来ると、さっきの中学生がしたように耳元に唇を寄せ一言だけ呟き、大樹の手を握った
「今日は、お母さんに何をしてくれるの・・・?」
大樹はその言葉に背筋を凍らせたが、同時に熱い何かが体の中から湧き出てくるのを感じ、二人はそのまま、古ぼけたホテルの中に入っていった

 
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2011/12/29 00:09:35(Tx1KFSDq)
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