息子Aさんのお話を読ませていただきました。
反対のパタ～ンは良くありますよね。母親が息子さんの所へ行くと言う話し
です。実の所私も同じ様な事をしています。
私の息子は某大学に通っていますが、都内にアパートを借りて生活をしてい
ます。一人息子でしたから、私の彼に対する愛情はどうしても過剰気味にな
ってしまいます。夫に何度も同じ様な事を言われましたが、ついつい彼の事
に関心が行ってしまいます。
そして、それは起こってしまったのです。
場所は無論彼のアパートでした。その日私は彼の所に泊まる事態になりまし
た。大型の台風が接近していて、外は大変な事になっていたからです。
一つしかない蒲団で一緒に寝る事になりました。
激しい雨風の音が怖いくらいでした。ついつい息子の方に身体を預ける様に
なっていました。
「凄い音ね・・怖いわ・」
彼が
「大丈夫だよ・・この位の台風じゃ心配ないから・・。」
私と顔を見つめ合わせている内に、2人の間に淫靡なものが漂い始めていまし
た。
「母さん・・」
急に彼が男の顔を見せたのです。そう感じた瞬間、いきなり抱き寄せられま
した。
「アッ！」
彼の顔が目の前にありました。お互いがその目に釘付けになり、その顔が
接近していました。そして唇が重なりました。
その瞬間外の風雨の音が不思議と聞こえなくなりました。
それと同時に私自身そこで何が起こったかも判らなくなっていました。
記憶が飛んだとでも言うのでしょうか？
ただただ、本能のままに動いていたと言った方がいいのでしょうか。
どちらからともなく、その夜具の中で激しく絡み合っていました。
何の言葉も交わすことはありませんでした。
激しく唇を重ね、身体をまさぐりあいました。彼の手が当然の様に、私が身
に付けているものを脱がし始めていました。
白のスリップ一枚と言う、危険この上も無い姿でした。
肩のストラップが外され、豊満な乳房が剥き出しに。
そして・・その乳房を貪るようにして、彼が愛撫を始めました。
夫とはあまり夫婦生活が無く、正直私の肉体はそれに敏感になっていまし
た。
次々と繰り出される彼の性戯に、私の肉体は虜になりました。
そして・・、彼との行為は最終の所にまで進んでいました。
彼のペニスが私の中に深々と納められました。ショーツを脱がされた時も抵
抗はしませんでした。むしろそこまで行かなければ治まらない所に私自身が
到達していたのです。
忘れていたあの浮き上がるような感覚が身体を包みました。
全裸でした。何一つ身に付けていない姿にされていたのです。
夫との夫婦生活ではそんな姿にされる事はなかったのに・・。
しかも・・驚くべき事はその衰えを知らない・・彼の逞しさです。
まだか、まだかと続く腰使い、激しいピストン運動は私を何度と無く逝かせ
ました。やっとの事で終えたと思ったはずが・・私の中で再び硬さを増して
行きました。そして、又逝かされました。
息も途切れ途切れになりながら・・その彼の求めに応じてしまいました。
翌朝私は早めに起きておりました。台所で朝食の仕度を始めているところに
彼が姿を見せたのです。さすがに、その時の対応には困りました。
どんな顔をして彼と向き合えばいいのかと・・悩みながらの仕度でした。
「おはよう・・・」
彼は自然な感じでそう声をかけてきました。
「アッ！、おはよう・・」
私は夕べの事が一瞬夢だったかの様に感じました。
彼がその事に一切触れないからです。
その訳は後から知りましたが、一瞬でもそう感じたくらいにお互いの緊張感
を味わう事はありませんでした。
そして、私の帰る時間が来ました。
玄関で靴を履きかけている時でした。
「夕べの事忘れないよ、嬉しかったよ。」
背中越しに彼が言いました。私の足が止まりました。
私は振り向いていました。その時、私はどんな顔をしていたのでしょうか？
彼がそんな私を見ながら、私に手を差し出していました。
私は自然と腕を伸ばしていました。彼がそんな私の手をつかんだ所までは覚
えています。その後の事はあまり・・。
後は・・めくるめく一時があるだけでした。
意識あるセックスをしたのはその時です。まぎれもない息子とのセックス、
彼のペニスで何度も刺し貫かれる光景を目の当たりに見ながら、夕べの出来
事を実感したのでした。そして・・私は母から・・女になりました。