マザコンのつもりは無いが気が付いたら母と2人きりの生活になっていた。
恋愛下手もあるが、長男と言う事でもあり、両親の面倒を見るつもりでいたので、家を出る事も無く同居していた。10年前に親父が病気で亡くなった。
その時俺は31才、母は51才だった。暫くはごくありふれた生活をしていた。
しかし、ある日を境にその生活は一変した。それまで母を特別な目で見る事は無かったつもりだ。2人きりの生活になり、風呂付のアパートに移った。
その頃から母の女の面を意識させられるようになった。一番それを意識させたのが母の下着だ。洗濯物として干されたものが、以前とは少し違ってきていた。それまでは俗に言うおばさんパンツ的な物だったと思う。だがそれが
どう見ても違った。パンティーと言うのだろうかショーツと呼ばれる物かは判らないけどそんな感じのものに変わっていた。それを見て、俺は中学生のころの事が突然思い出された。両親が留守の時、母の下着でオナニーをしていた事を。コッソリと母の引き出しから俺好みのパンティーやブラジャーを取り出してはオナっていた。ドキドキしながら引き出しから取り出す時や、それを戻す時の緊張感は今でも思い出すと興奮した。そんな子供の頃が思い出されたのだ。確かにその時の様な下着が干されるようになった。
理由を聞くことは出来ない。母の中に変化があったのは確かな事だった。
それがとても気になった。次第に母を観察する様になった。
母は働く様になった。外での事は判らない。段々と俺の気持ちの中に焦りが出てきたのはそんな頃だ。母に男が・・・。
それまで、母はそんな女とは思いもしなかった。いや、むしろ潔癖なタイプと思ってた。親父が亡くなって、もう新しい男が・・。
俺は母にいつの間にか嫉妬していた。母を知らない男に取られてたまるものか。そんな事は許さない。母が俺の知らない男に抱かれている夢を見る様になった。俺の限界が近ずいていた。母を取られるくらいなら、いっその事俺が・・・、そう思ったのは当然の結果だった。俺の頭の中についに芽生えたのだった。母を犯そうと。


母を犯そうと決心したその日から俺の相姦生活は始ったと言えるだろう。
母を今さら知らない男に取られてたまるか、母に俺だけを見ていればいいのだと言う事を知らせる為の方法は。その方法に悩みぬいた。
力ずくで犯すのは可哀想な様に思える。出来ない事ではないがそれではこれからの２人の生活に障りが出る心配があるのだ。２人きりの生活だ。焦る必要もないが母に男が出来てからでは遅い。ついに俺は母に宣言する事に決めた。
前代未聞の事を俺はしようとしている。母に俺の気持ちを伝えるのだ。
その母の返事を聞いてからでも遅くは無い。そう思った。
そして、ある日の夜俺は母に話した。
｢話したい事があるんだ・・いいかな？」
｢何よ？　改まって・・」
「俺決めたんだ、母さんの事、これからは俺が母さんの事面倒見るよ。」
聞き方によれば当たり前の事である。母は当然そうだった。
｢そうね・・私もそうして欲しいわ。」
｢勘違いしないでね・・俺が言ってるのはそう言うことじゃないよ。母さんを俺が貰うと言う事だよ。父さんに変わって。」
｢エッ？　それってどう言う事？」
母には直ぐには理解出来ないようだ。
｢そうだよね・・判らないよね。普通じゃないからね。。俺の言ってる事は。」
｢チョット待って・・、とても大事な事よ。判るように話して。」
俺は時間をかけて母に気持ちを伝えた。
母はさすがに驚いたようだった。
「貴方・・本気なの・・自分の言っている事わかってるの？」
｢判ってるよ、判った上で母さんに話してるんだ、母さんを取られない内に・・」
｢取られるって誰に？」
「いるんだろう？　男が・・。」
｢私に？　どうしてそう思うわけ？」
｢正直に言ってよ、父さんの前でさ。」
｢そんな人いないわよ・・心配しなくていいわ・・。」
｢もう母さんは俺だけ見てればいいんだよ。そうしてよ。」
｢そんな事無理よ、貴方の頼みでもそれだけは出来ません。」
やはり俺の気持ちだけを伝えても無駄な事だったようだ。
残されている道は一つしか無かった。

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