そして、思い切ってある時、私の思ってる事を彼に話しました。
「お願いだからもうあんな馬鹿な事やらないで・・。有子の事は忘れなさい。そしてもう2度と電話なんかしないで。」
私はそう彼に頼みました。彼は黙って聞いていました。
「その代わり、またそんな気持になった時は母さんに言って頂戴。私が貴方の相手になってあげます。だから絶対に外でへんな真似はしないで・・。」
それが母である私の誠意一杯の出来る事でした。
「母さんが、僕の相手になってくれるんだね・・セックスも?」
「そんな事出来る訳ないでしょう・・いくらなんでもそれだけはダメ。
それ以外なら、大抵の事は・・。」
そういいながらも正直不安でした。セックス意外なら何でもなんて言ってしまって良かったのだろうかと?
「分かったよ・・もう電話はしない・・そうすればいいんだね?」
結局彼に約束はさせました。しかし、その代償が私に重くのしかかってくる事になるのでした。
そしてその時がついに来てしまいました。
食事の支度があるので中断します。