深夜に目が覚めた僕は、階下のトイレに行こうとした。階段を下りると両親の寝室から明かりが漏れ、なにやら声が聞こえた。トイレに行こうとしていた僕は、何故か足音を立てないようにそっと部屋の前を通り過ぎようとした。その時に、母の喘ぎ声が聞こえてきた。
「アッ、アアアアア、イ、イイ・・・・・」
17歳の僕には何が行われているのか、想像できた。両親のセックスと言うのは見たことも無かったが、興味は勿論有る。戸をそっと開け、気付かれないように覗いて見た。薄明かりに照らされた全裸の二人が正に絡み合っていた。日頃の母のイメージとは違い積極的に動いているのは、おとなしい母の方だった。69の体勢だったが母の喘ぎ声とは裏腹に、父の肉棒は母の口による過激な愛撫にも反応しなかった。体勢を変えなおも攻撃する母だったが、元気にはならなかった。さすがに母も諦めて、怒ったように立ち上がろうとした。僕は慌てて、自分の部屋に戻った。興奮していた僕はいつものように自分で出した。母親を女として初めて認識したのだった。