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桜色の蕾──初夜の契り
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:女性向け官能小説
ルール: 女性目線のエロス、恋愛要素を含むなど、女性向けの小説をご投稿下さい
  
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1:桜色の蕾──初夜の契り
投稿者: レイ
桐生との初対面は高級ホテルのラウンジだった。ビジネスディナーを楽しみながら話を聞くと言われていた。

桐生は銀行の頭取を経て投資家になった男で、70歳を越えていた。
「美咲さん、お会いできて光栄だよ。あんたのビジネスプラン、聞けば聞くほど面白いね」

「ありがとうございます。資金をいただければ、地方の女性にも通いやすいサロンを──」と美咲は積極的にプランを説明し続けた。
「この辺りで率直に言っておくが…」
桐生の言葉に美咲の説明は遮られた。
「資金だけじゃない。例えば、夜もあんたの“専属クライアント”になっても良いと考えとるんだ。──どうだ?」
冗談ではないことが分かる沈黙が続いた。

「“専属”って…」
やっぱり投資の話だけじゃ終わらないのね…
スタートアップ起業を目指す女性の5割以上がセクハラを経験しているということは知ってた。
「本当に、断れば次の話がなくなるってことなの?」心が悲しく呟く。
「"専属"って言うのはな、例えばディナーではなく、饗宴を共にする関係じゃよ」

――――――

いきなりの電話で美咲は桐生に起こされた。時間は夜中の0時を回っている。
「わしの所有するマンションのゲストルームに来てくれんか。例の件であんたと二人きりで話がしたいんだが。朝まで部屋はおさえておる」
「すみません…今日は体調が…」美咲は非常識な電話にムッとしていた。続く桐生の言葉を聞くまでは…
「そうか、無理強いはしない。ただ、約束にはそれ相応の価値が必要だ。覚えておいて損はない。そう言うことだ」
「約束の価値…これを受け入れなければ、未来の資金が消える──このまま断ったら、次のラウンドはないかもしれない…」少しずつ目覚め頭が回ってくるとともに美咲は動揺し始めていた。

――――――

またいつものように、突然の電話で桐生のオフィスに呼び出されて来ていた。
「最終条件だ。あんたが“一夜妻の契りの儀式”を果たしてくれたら、全額出資しよう。聞いたぞ、まだ誰とも交わったことがない…純潔だそうだな。あんたの歳と美貌を考えればこれは奇跡に近い。そのあんたの“最初”を一夜妻の契でわしに捧げるなら何でも約束する」
「それって…私の"最初"が一夜妻の契り…それは──"初夜"の契り…」

「そう言うことだ。安心していい、怪我はさせない。あんたの"約束の価値"を見定める儀式だ。あんたの桜色の蕾を深紅に咲かせてあげよう」
「失えば取り戻せないものです。それでも、夢は守りたい、失いたくない。 そのためなら──」美咲の声は震えていた。しかし、小さく頷いた。

桐生は含み笑いで「よく決めた。あんたがわしの“妾”として本気を見せる、その瞬間を楽しみにしてるぞ」
彼女の従順さがたまらない。どこまで試し、弄び尽くせるか──桐生は勝ち誇っていた。

――――――

"初夜"の契りは、桐生が所有する高級旅館だった。
純白の布団に仰向けに横たわった美咲は、天井の一点を見つめていた。胸の奥で鳴り続ける鼓動を察せられたくないのに、何故か逆に大きくなる。

「私が選んだ道は正しかったの? 」
戻れない感覚が胸を締めつけ、体中の血が引いていく──
「これでよかったのだろうか――」
その美咲を深く傷つけている問いの答えを呆然と探していたのだ。

ほのかな灯りのもと静寂な空間だった。
「綺麗だぞ。初夜の夜に相応しいなんと美しい化粧だ」
桐生は手を伸ばし、そっと髪に触れる…
「誰のために、その髪を整えた?」
「桐生さんの目に映る私が、乱れていないように」
「あんたがそう従順になるとはな。その分今のあんたは更に美しさが増している」

美咲は指先で首元のネックレスをなぞった。桐生から出資金と一緒に贈られたものだ。
「これから私は桐生の“妾”として生きる。従順に…それが私の“恩返し”」美咲は誓うように心で呟いた。

「最初は、戸惑いもありました。でも今は…この空間に入ると、自然に心が静まりました」
続けて美咲は目を伏せて言った
「この部屋で、今から私は“私”ではなくなります。でも"初夜の契り"が怖くないのです」

「ならば今夜、この静寂な空間の中で、あんたの在り様を見届けようぞ。あんたの中にある迷いを、少しずつ解いていこう」
「私は、桐生さんの言葉に導かれてきました。少しずつ、身体の輪郭も心地よく思われるよう導かれるでしょう」
「そう、それでいい」

桐生の腕に抱かれると、見えない檻に閉じ込められたみたいだった…

そんな中でも、ヴェールをまとった桜色の蕾にほんのりと血潮が差し込み、和かな温もりを受けてひとひらずつ息を吐くように花弁が開いていく様な高揚感を美咲は感じ始めていた

「私は“私”でいられる気がします…ただ、桐生さんの前でだけ」そう美咲は言った。

桐生の動きに合わせるように、美咲は桐生の上に跨がった。そして、自分自信に従順にゆっくりと腰を降ろしていった。深いところまで温もりを求めて…

――――――

鏡に映る自分の姿を見つめながら、
「桐生さんの前では、私は何も隠さずにいられます」美咲はそう言った。
「あんたは私の時間に合わせて呼吸も出来るようになるだろう」桐生はそう返した。

目を閉じると二人の吐息が自然に甘く重なった

美咲はずっと考えていた「あの時、他に道はあったのだろうか。あれば私はここにいなかった。でも、心の奥に残るこの問いへの迷いは、もう誰にも見せられない。…私自身にも」
 
2025/08/29 23:12:06(7kN0ujIU)
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