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1:男性の性被害体験
官能小説とは言えませんが、女性にも読んでいただき、ご意見を賜りたく投稿しました。
実話です。 私は70代後半の男性ですが、18 歳頃にそれはそれは大変嫌な体験、いわば性的被害を受けたことがあります。 私は一人で海に泳ぎに行きました。その時に民宿に泊まったのです。民宿と言っても、一室に知らない人と何人かで寝るような、そんな感じでした。 その部屋にたまたま同じ年頃の男が一人、もう一人2歳位年上の男。彼ら3人と一緒に過ごすことになったのです。 そこへ中学生くらいの女の子、確か 4 人ぐらいでしたか、遊びに来ていました。 中学生とはいっても小学校を卒業したばかりのよう。皆元気な活発な女の子。 男たちは女の子たちがいない時はごく普通の態度、女の子たちも私に対して可愛い笑顔。 しかし、男たちは女の子がいると、私を嘲笑するかの言動が徐々に増えていきました。 男たちは女の子たちには私の話題を盛んにします。どんな内容だったかは全く覚えていませんが、例えば「どう?彼ってイケメンだと思わない?」とか。 ただ、当時はイケメンなんて言い方はなかったけど、そういった類いの話し方でした。 とにかく私の話ばかりでした。 女の子たちも私のことを悪くは言わず、スマートでかっこいいとか。 ある日、男二人に私はプロレスごっこを仕掛けられて、散々抑えつけられたりしました。 思い出すと泣きたくなるような気分ですが、少しずつ話していきます。 長いこと男二人に、いじめられたわけです。 その時、女の子たちは皆知らんぷりしていました。ある女の子は漫画か何かを読んだり。 まるで世界中から見放されたような孤独感、屈辱感を味わいました。 彼女たちの態度はまちまちでしたが、全く無関心であった、無視していたという点では共通していました。 もう力が半分以上抜けてしまった後、海水パンツを男たち二人は脱がそうとしました。 私は太ももをお腹の方にあげて脱げないように抵抗しました。 そうなると簡単には海パンは下ろせません。 さらに手で海パンを押さえました。 すると、一人の女の子が近づいて来て手を押さえました。「ううーん、ダメダメ」と言いながら脱がすお手伝いを始めました。 残りの女の子の内、二人は真剣な眼差しで近づいて来ました。 一人の女の子は、「や、や、や!ヤだヤだ。私そんなの見ない」と言いながらそっぽを向き、私たちに背中を向けました。 それまでとは変わって女の子たちの目を集めてしまいます。 抵抗する相手は女の子の力ではなく、男二人なのですが、彼らは交代で脱がしにかかり、時には全力で、時には力を抜きながら攻撃し、巧妙に私を疲れさせます。 「ケケケケ、これが女だったらとっくに観念してるな!」 私は必死になって太ももを上に上げていましたので海水パンツ はなかなか脱げません。 前の方は脱げないのです 。 しかし、後ろすなわちお尻の部分は するっと脱げてしまいました。そうすると 私のお尻、しかも 割れ目の部分が丸出しにということになりました。 それでもマエの方は脱げないように必死に頑張りました。女の子たちはお尻には興味はなかったようです。 それでも海水パンツは完全に脱がされてしまいました。 前も後ろも丸出しです。そうすると女の子たちは、「スゴーい」と感嘆の声を上げました。 そして、一瞬、女の子たちの間で沈黙が走りましたが、じきに口を開きました。 私に気を使うことなく、言いたい放題です。しかし私の存在というものは全く無視されてました。 女の子同士、あるいはその男二人との会話で事は進んでいきました。 女の子たちは私のオチンチンにだけに興味を持っていました。 「色が黒いね!」 「臭うね!」 それから男二人が彼女たちに聞いたのです。 「どう?お父さんのとどっちが大きい?」 女の子たちはなんと何の躊躇もなく、冷やかすでもなく真面目に答えます。 「この人の方が大きい」と全員が答えます。 実はそれまでそっぽを向いていた女の子も静かに首を縦に振って答えます。 実は彼女もすでに段々と近づいてきており、他の女の子のように座りはしないものの、立ちながら見下ろすように見物していたのです。 男たち二人は、まるで品評会のように私の体について話し始めました。足の太さ、尻の形、など。 女の子たちはそれらについてはあまり関心をしめさなかったです。かと言って、不愉快な顔もしませんでした。 品評会は続きました。 そのうちに男二人だけの会話が始まりました。男のうち一人が私の脚部の方に移動し、下の方から、と言うよりも横からでしょうか、足の方から私の尻を覗き込んだのです。 「ケケケケケケケ」と笑い、もう一人の男に声を掛けました。 「おい、ちょっとこっちへ来いよ」 二人の四つの目が私の二本の脚の間に刺さります。入り口の、いや出口とも言える穴です。 普通ならば好き好んで見る場所ではありません。 いやらしい、というのはこういったことを指すのでしょうね。 それで一言発しました。 「おお、かっこいーい!」 もう一人の男も続けます。 「ケツの穴、丸見えじゃねーか!」 「うん、肉付き悪いからな」 「だけどよ、毛の生え具合といい、穴も女のナニみてえだな!」 「コイツ、オンナとしてめしが食えるな」 「いいなあ。男にしておくなんて勿体ない話だ」 一人のいやらしい笑い声、もう一人の嘲笑した言葉、、、いずれも人間として、いや生物として大切な器官、決して恥ずべきものを持っているわけではないのに! 男たちは女の子たちに促しました。一緒に私の肛門も見るようにと。 「君たちも大人になったらこんな風になるよ」 女の子たちはキャーとも何とも言わず、反応もしなかったのですが、男たちを批判するような言葉も発しなかったです。 ただ男同士の会話を聞いているだけという感じでした。 「いやらしいこと言わないで」というような言葉を発して制御することなく、男二人の会話に興味ありげに耳を傾けていました。 それは、まるでショーを見物しているかのような。 もうその時の私の気持ちは、その場を去りたい、しかしその場を去るのも恥ずかしい、手で顔を覆って顔を隠したい、しかし顔を隠すのは恥ずかしい、下半身を隠したい、しかし隠すのも恥ずかしい。つまり、なにやっても恥ずかしいという気持ち。 そのうち、羞恥心、怒り、悲しみ、絶望、そして、自己嫌悪などは全て消えてなくなり、頭のなかも心の中は空っぽで真っ白。 しかし、頭が空っぽといえども、その時のことは今でも鮮明に覚えています。この矛盾はどこから来るのでしょうか。頭の中が空っぽで何も考えていない。しかし、その場で起こったこと、彼らがどんな表情をしていたか、あるいは彼らがどんなことを話したのか、それだけは写真のようにはっきり覚えているのです。 女の子たちは明らかに興奮と好奇心がありありと、それらは性的にというよりも残酷さからきていたようです。 最初そっぽを向いていた女の子は、心穏やかでなかったのは最初のうちだけで、あとは極めて冷静でした。男たちのこの卑猥な話も極めて冷静な感じに聞いていました。 「ねえ、このおちんちんを手でもみもみしてごらん。そしたら汁が出てくるから」 すると一人の女の子が「いや」って大きな声で一言。言葉を発して拒否しました。 残りの女の子はそこで初めて大笑いしました。そっぽを向いてた女の子もほんの少しだけ笑いました。 私以外は皆心を一つにして笑い、緊張感から和やかな雰囲気になりそう。 皆さんの緊張感はほぐれ、私は頭の中が空っぽの中で、やっと解放される時が来ました。 それまで一番積極的に動いてた女の子が、「もう十分、もうこれでいいよ」と男たちに促しました。 他の女の子たちも、「うん、うん」と賛成の声。そして最初そっぽを向いてた女の子も私を見下しながら首を縦にふって頷きました。 しかし、いずれもその決定権は自分たちと男二人にだけにあり、私には全く拒否権はないかのような言動。 私の海水パンツは元に戻されました。 その後、二人の男のうち一人が今まで積極的に動いてた女の子に向かってこういうのです。 「はい、今度は君の番だよ」と言いながら彼女の下着を軽く脱がそうとしました。 彼女は不満げな表情でいやいやと言ってましたが、男は言うのです。「ひとのを見るだけで終わるのはずるいよ」、と。 さらには、なんと私をそそのかしました。 他の女の子たちはもう当然というような感じで黙ってましたね。 私はそれらを全て拒否、男たちを制止しました。 その制止が成功するかどうかということについては興味はなかったです。 とにかく危険を感じました。私自身、その場にいることに危険を感じたのです。 たとえ私が性犯罪に加担していなくても、その場にいただけで加害者とされるという危惧を感じたのです。 この男二人のうち一人が後で私に教えてくれました。その女の子の下着を脱がそうとした男は、すでに女の子に性的ないたずらをしたのだと。その 4 人の女の子のうち誰が被害者になったかはわかりませんが、多分、彼の言ったことは事実だったのではないかと今にして思います。その時は、まあ、どうせ嘘ばかりつく男だというふうに思い、信用もしていなかったのですが、いや、これは事実だったのではないかと思います。 それにしてもその男、なんで私にそんなこと話したのでしょう? 元々親密ではない間柄か?何でも息が合った様に見えただけで。 結局、私は帰り支度をし、そして民宿を後にしました。 外へ出ると女の子たちがいました。さっきの場面でそっぽを向いてた女の子は何事もなかったように普通にしていました。 悪夢の出来事はなかったかのように。 残りの三人の女の子はもう全く私を無視し、そして彼女ら三人で沈黙を保ってたという感じです。私のことは無視していましたが、彼女ら同士ではなんか気まずいような雰囲気でした。 それから最後に一人の女の子が私にそっと耳打ちしました。 それも実に今までとガラッと変わった大人びた態度で、、、大人びた口調で私に忠告するように話すのです。 「もうみんなと関わらない方がいいよ。あの男たちにもね」 私は頭がドカーンとしました。 この言葉は反省から来たものしょうか? 私をもう解放してあげたいという優しさでしょうか? 或いは、もう用済みである私を切り捨てたという感覚でしょうか? 彼女らは私をどのように見下していたのでしょうか? それからもずっと頭が空っぽで何も考えられない。あるいはそんなことが実際起きたかどうかということもよくわからない。 しかし一方ではその時の出来事は写真のように鮮明に覚えていて、記憶から消し去ることはありません。 これは解離性障害の疑いがあるかもです。 (第一話はおわり、次回は性被害ではないのですが、小学校時代に受けたいじめについて告白します)
2025/08/19 16:17:56(DO0eVZlV)
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