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1:暗闇のコウモリ
投稿者:
摩天楼
私は盲目の少女…あの日…私は…
赤信号に気付かず横断歩道を渡っていた年配の女性… 「…あっ…危ないっ…!」私は咄嗟に女性の元へ…そこへ猛スピードの車が… 私は命は救われたものの、それと同時に両目の視力を失っていた。 手術が終わってからも、未だに私の両目に巻かれた包帯は取られた事がない。 数ヶ月が過ぎた頃から、夜になると母親は家の中へ男を連れ込むようになっていた。 私は自然に家の外の暗闇の中へと… いつものように木製の箱のような物に座っていると… 「…えっ…こんな時間にっ…女の子っ…!?」 「…誰っ…なのっ…!?」「…ごっ…ごめんっ…!」「…どうしてっ…謝るのっ…!?」「…何となくっ…邪魔しちゃったのかとっ…思ってっ…!」 「…そんな事っ…ないよっ…こんな私にっ…話しかけてくる人なんてっ…珍しいしっ…!」「…いやぁ~っ…そのぉ~っ …なんて言うかっ…今日は特にっ…仕事で嫌な事があってっ…僕もっ…どうしてっ…ここにいるのかっ…!?」「………」「…おやき屋を探してたらっ…バスを逃してしまってっ…えっとっ…だからっ…それでっ…!」「…えっ…おやきっ…!?」「…あぁ~っ…えぇ~っ…良かったらっ…食べるっ…!?」「…ガサッ…ゴソッ…!」「…パクッ…」「…!」「…バクッ…バクッ…バクッ…!」 あまりの美味しさに一気に食べてしまっていた。 「…お腹が空いてたんだねっ…!」「…ご馳走様でしたっ…ナニかっ…お礼したいけどっ…!」「…いいよっ…そんなっ…!」「…少しジッとしててっ…!」 私は誰ともわからない男とキスをしてしまっていた。 次の日…いつもの時間…私は暗闇の中へ… 私が俯いて座っていると、「…やっ…やぁ~っ…まっ…またっ…逢ったねっ…!」「…あぁ~っ…その声はっ…昨日のっ…!?」「…ごっ…ごめんっ…!」「…ナンでっ…謝るのっ…!?」「………」「…ねぇ~っ…スーツ着てるみたいだけどっ…アナタの仕事ってっ…!?」「…仕事かぁ~っ…建物の設計とかヤッてるけどっ…!」「…ふぅ~んっ…!?」「…でもっ…向いてないのかもっ…本当に就きたい仕事があったんだけどっ…成り行きでっ…!」「…そうなんだぁ~っ…私はっ…こんなんだしっ…ナニも出来ないからっ…!」「………」「…嫌な事でもっ…自分で出来るのってっ…少し羨ましいっ…!」「………」「…外の世界って…今はっ…どんな感じなのかなぁ~っ…!?」 すると家の窓が「…ガラガラッ…!」「…えっ…えっ…!?」驚いたような男に、私は左手の人差し指を唇に当て「…シ~ッ…!」 「…ちょっとぉ~っ…本当にっ…ここでっ…スル気なのっ…!?」「…ヘヘヘッ…たまにはっ…イイじゃぁ~っ…ねぇ~っ…かぁ~っ…!」 「…あっ…あ~っ…あぁ~っ…んっ…これっ…イイ~っ…凄いぃ~っ…!」 「…あれっ…私の母親なのっ…長い間っ…大変な思いをしてきたしっ…いつもっ…迷惑を掛けてきた…!」「…………」「…でもっ…男と逢ってる時はっ…普段と違ってっ…楽しそうっ…辛い事を忘れられるならっ…私はっ…!」「………」「…二人がっ…ナニをしているかっ…私には解らないけどっ…きっとっ…今の母親にはっ…必要な事なんだよねっ…!」「………」「…だったらっ…せめてっ…その間だけでもっ…邪魔したくないからっ…私はっ…いつもっ…ここにいるのっ…!」「…そうだったんだぁ~っ…夜遅くにっ…一人でっ…訳ありだなぁ~っ…そう思ってたけどっ…!」 すると「…サワッ…サワッ…!」私の髪の毛を… 「…あっ…ごめんっ…ナンて言ってイイのかっ…!?」「………」「…キミのっ…お母さんはっ…今を支えて貰える方が欲しくてっ…心に余裕が無いのかもしれないねっ…!」「………」「…そのっ…だからっ…気持ちの整理がっ…辛い現実を乗り越えるためのっ…準備段階っ…!」 「………」「…それにはっ…男が必要っ…互いに理解し合いっ…少しずつっ…変わろうとっ…シてるんじゃぁ~っ…ないのかなぁ~っ…!?」「…いずれはっ…キミにもっ…!」 「…コウモリっ…!」「…えっ…!?」「…私の名前っ…!」 私の髪の毛に触れていた男の手を握り自らの左の乳房へ… 私の鼓動は「…トクンッ…トクンッ…!」 「…私もっ…母親とっ…同じ事っ…シてみたいっ…!」 「…えっ…イイのっ…!?」 乳房に触れていた片方の指先が… 「…ニュプゥ~ッ…!」「…なんかっ…締め付けがっ…!」「…ジュクッ…ジュクッ…!」「…はぁ~っ…あ~んっ…!」「…どっ…どんなっ…感じっ…!」「…そっ…そんなトコっ…誰にもっ…触られた事っ…ないからっ…解らないっ…!」「…はぁ~っ…はぁ~っ…!」 私が男に抱き付くと「…だっ…大丈夫っ…!?」「…へっ…平気っ…それよりもっ…」 私は立ち上がりズッと着ているキャミソールの裾を両手で持ち上げると、膣穴へ「…ピトッ…!」「…これがっ…男のっ…トクンッ…トクンッ…てっ…まるでっ…心臓みたいっ!」 次の瞬間「…グチュッ…!」 指とは違う不思議な感じ… 「…クチュッ…クチュッ…!」「…硬くてっ…あったかいっ…!」 私の心臓が「…ドキッ…ドキッ…!」「…お母さんもっ…同じ事っ…シてるのかなっ…!?」「…グチュッ…ヌチュッ…ビチュッ…!」「…あぁ~っ…!」「…………」「…んあぁ~っ…凄いっ…ホントにっ…入ってぇ~っ…!」「…ビクッ…!」「…痛っ…!」「………」「…うぅ~っ…ふぁ~っ…あぁ~っ…ん~っ…!」「…あっ…あんまりっ…無茶なっ…!」「…だっ…大丈夫っ…みたいっ…少しだけっ…わかってきたっ…!」「………」「…だからっ…もっとっ…!」 「…コっ…コウモリっ…!」「…ふぁ~っ…!」「…ズッ…ズッ…!」「…私っ…今っ…母親とっ…同じ事シてるっ…!」「…グチュッヌチュッ…!」 「…このっ…顔っ…このっ…声っ…僕がっ…!」「…あぁ~っ…あん~っ…!」「…こっ…声を抑えないとっ…!」「…あぁ~っ…!」 私は男の顔を両手で挟み「…チュクッ…チュクッ…!」互いの舌を絡め… 「…今日はっ…私のっ…知らないっ…世界をっ…教えてくれてっ…ありがとうっ…あぁ~っ…イッ…イクゥ~ッ…!」同時に私の膣の中へ「…ドクッ…ドクッ…!」 「…ナンかっ…心地イイっ…!」 「…サワ~ッ…サワ~ッ…!」男のスーツを触っていると… 「…ナンとかぁ~っ…コウモリにっ…外の世界をっ…見せてっ…あげたいっ…!」「………」「…そうだっ…!」 男は私の肩を両腕で掴み「…コウモリっ…願いがっ…半分くらいならっ…叶うかもっ…!」 その言葉に…私は男に抱き締められたまま…「…そぉ~っ…楽しみにっ…シてるっ…!」「…少しっ…時間がっ…掛かるっ…しばらくっ…逢えないけどっ…!」「…うんっ…大丈夫っ…待ってるっ…!」 それから数ヶ月が過ぎ、再び男が暗闇で座り込む私の元へ… 「…ようやくっ…プロジェクトが決まってっ…あのっ…工場跡地にっ…!」「…………」「…体が不自由な方達もっ…一日中過ごせるっ…介護士在住のショッピングモールの建設がっ…!」「…そぉ~っ…!」「…工場跡地っ…もしかしてっ…あそこへ…!?」私の脳裏に当時の事故現場の再現がっ… 私の心の奥底から目の前にいる「…私の内に秘めたっ…ナニも知らないっ…」だろう男への憎悪がっ… 「…俺っ…忙しくてっ…そろそろっ…行かないとっ…!」 「…ねぇ~っ…待ってっ…!」「…えっ…!?」 私は今まで両目を塞いでいた包帯を外し「…これっ…お守りの代わりにっ…!」「…うっ…うんっ…!」 私は男の元から姿を消した… 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
2022/05/14 17:33:31(GuMkKFtU)
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