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八月の熱く熟れた夜11
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:女性向け官能小説
ルール: 女性目線のエロス、恋愛要素を含むなど、女性向けの小説をご投稿下さい
  
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1:八月の熱く熟れた夜11
投稿者: 七海 航
第10章 - 白日夢

部活の仲間たちと別れるとアルバイト先にオフィスビルに向かった。昨日は休暇で不在だったかよさんも今日はいるはずなのだが、夏風邪を患って休んでいる中野さんの担当するパートの清掃業務に向かっている。このビルの周辺何箇所かのビルが、バイト先のテリトリーなのだが、現場事務所はこのビルの地下に位置する。

エントランスホールに入る時にデカメロンちゃんこと美由紀さんの姿を期待したが、昨日は軍全後姿を見掛けた。それでも、5階フロアの廊下や階段の清掃業務に向かう際にエレベーターホールで偶然出会い、何より彼女がトイレの個室で生理用ナプキンを交換する音を隣の個室で聞き、その後彼女がいた個室そのものに入りオナニーをするという自分でも変態行為と思うほどのことをしてしまった。

エントランスホールからエレベーターは使わずに階段で地下に降りるとボス猿おじさんこと高崎さんと女性の声で漫才のような掛け合いが聞こえていた。女性はアルバイトの話を聞きに来た時に見掛けたと言うより股間に手を伸ばした中野さんと一緒にいたおとなしい方のおばさんだと思ったが、名前は聞いていなかった。

「お疲れ様です、今日もよろしくお願いします」

事務所のドアを開きながら挨拶をすると、ボス猿槌おじさんとおとなしい方のおばさんだった。

「おお来たな、噂をしてたんだよ」

「もう高崎さん、あの件じゃないでしょうね?」

「ちょっと何よ、あの件って」

おとなしい方のおばさんと言っても中野さんと比べてのことで世間一般でおとなしいおばさんと言う訳ではない。

「バカだな、自白しちまったみたいなもんだな」

ボス猿おじさんが半ば呆れたように言った。

「あれ?昨日の帰り際の話じゃないんですか?」

「違う違う、挨拶替わりに尻を触ってくるかどうかって話をしてたんだよ」

『本当に、おれはおっちょこちょいと言うか早とちりというか、エロ本のことを言ってるのかと思ったよ』

「ほら言ってごらん、何があの件なの?」

「それはいずれその内」

「まったく、この子ったら、高校生の分際で女を焦らすつもり?」

「千葉ちゃん、もうその辺で勘弁してやんなよ、おれが尻撫でてやっからよ」

「もうスケベじじいなんだから、あんたも高崎さんとつるんでるとバカかスケベのどっちかになっちゃうよ」

「もうスケベになるネタは仕込んだよ夕べ」

「高崎さん、しぃー」

『ボス猿おじさん口軽すぎだよ、もう千葉さん経由でかよさんの耳に入るよな絶対に』

「もう遅いよ、どうせエロ本もらったんだろ? 抜いて来た? おかよちゃん来たらまた固くしちゃうんだろ」

「それお願いですから鈴木さんの前では言わないでください。変な誤解されたくないですから」

「言わないであげるから、固くしないうちに仕事しておいで」

『やっと解放された。それにしても千葉さんも中野さんと同じで欲求不満なのかな? 性欲と年齢は関係無いんだな。さあ着替えて仕事しなきゃ」

ロッカー室で着替えていると、外でかよさんの声が聞こえた。中野さんのピンチヒッターで出向いていた他のビルの掃除が終わったのか一区切りついたのだろう。

「お疲れ様です。休憩ですか?」

「あら藤田くん、昨日は初めてで大変だったでしょ」

「いえ、事前に注意点を伺ってたので大丈夫です」

「それなら安心したわ。ごめんなさいね、今日も中野さんの変わりをしなきゃいけないの。後でまた様子を見に来るね」

『なんだよ、かよさんはおれの様子を見るためわざわざ来てくれたのか。優しいよな』

かよさんと連れ立って事務所を出てエレベーターホールに向かうと心配そうな顔をして質問された。

「7階にちょっと怖そうな女の人いなかった?」

「いました、ちゃんと掃除しなさいと言われました」

「それだけ?」

『彼女がいるかだとか、童貞かなどと聞かれたことは心配させるから言わない方がいいだろうな』

「はい、それだけでした」

「それなら良かった。じゃあ後でね」

1階で降り別のビルに向かうかよさんと別れ、そのまま8階に向かった。今日は廊下と階段を先に済ませて、トイレの掃除を後回しにすることにした。かよさんの心配の種である7階のキャリアウーマン風のお局様の邪魔を受けないためだ。

担当するどのフロアでも昨日ほどは散らかされておらず想定より早く清掃業務を済ませることが出来た。トイレの掃除に取り掛かる前に休憩のため階段で地下の現場事務所に向かった。

1階と2階の中間地点の階段の踊り場にボス猿おじさんこと高崎さんがいた。

「高崎さん、お疲れ様です。昨日はありがとうございました」

「おお、童貞くんじゃないか。たっぷりとマスかいたか?」

「その呼び方はやめてくれませんか? エロ本は今日の部活に持ってって友達みんなで楽しませてもらいましたよ。みんなから感謝されてヒーローでした」

「喜んでくれたか。また持ってっていいぞ」

「ありがとうございます、お礼に缶コーヒーでもご馳走しますよ。事務所で待ってます」

ビルの裏口を出て自動販売機で缶コーヒーを買って事務所に向かった。ボス猿おじさんと同じタイミングで事務所に入ると、さっきの続きを話した。

「アメリカの雑誌なので昨日は辞書で単語を調べながら見てたんでマスをかく気分じゃなかったですよ」

「辞書を片手にエロ本読むやつなんて初めて聞いたよ。中身じゃなくて写真だけ見てりゃいいんだよ」

「でも何が書いてあるか知りたいじゃないですか」

「そんなもんかね、最近の若者は。まあ英語の成績が上がったら、おれのお陰だな」

「あと、写真の投稿のやつをいただいたんですが、モロ見えよりそっちの方が興奮しましたよ」

「公衆便所での露出やSMで縛られてる女の写真が結構あって」

「SMはどっち? 縛る方? 縛られる方?」

「そりゃあ縛る方ですよね。あれ? 高崎さんは違うんですか?」

「おれは縛られてみたいよ、例えば7階の姉ちゃんな」

「本当ですか? 今度見掛けたら頼んでみます?」

「おまえは結構な変態みたいだな、ますます気に入ったよ童貞なのに」

「またそれっすか」

「コーヒーありがとな、じゃあ続きを早いとこ終わらせちまおうぜ」

「はい、じゃあまた後で」

ボス猿おじさんと別れるとエレベーターで8階に向かった。途中階の5階で扉が開いてデカメロンこと美由紀さんがいることを期待したが、エレベーターは8階まで直行した。

ルーティーンの作業で8階のトイレ掃除を済ませ、7階に向かった。今日は7階フロアには誰も残っておらず閑散としていた。

『今日はお局さんの邪魔が入らなくて助かった。でも、同じ会社の彼氏いない子を紹介するって言ってたのが気になるな。高卒で就職したとしたら三つ上ってことなんだよな』

邪魔されたくない気持ちと紹介してもらえるという淡い期待が混じりあっていた。

6階のフロアもルーティーン通り順調にこなし、いよいよデカメロンちゃんの5階に取り掛かるため用具倉庫に向かった。フロアの様子から5階の会社には残業している社員がいるようだった。

男性用トイレの前にサインポストを立てようとした時に男性社員が近づいて来た。

「あっごめんね、使わせてくれる?」

「はいどうぞ」

用を足して出てきた男性社員は年齢はわからないがかっこいい大人に見えた。

「ご苦労様、いつもありがとう」

『この人かっこいいなぁ、それにお礼まで言ってくれて、7階のお局とはえらい違いだ』

かっこいい男性社員がトイレを出て角を曲がったタイミングでデカメロンの声が聞こえた。

「お疲れ様でした、お先に失礼します」

「お疲れさん」

慌てて男子トイレに身を隠した。そのままエレベーターに向かうと思っていたが足音は女子トイレに向かっていた。

『デカメロンちゃん入って来た? 清掃中のサインポストに気付かないはずないよな? 洗面台の鏡を見て化粧をチェックするだけなのか?』

耳を済ましていると、個室の鍵を掛けるカチャっと音がしたのだった。

『えっデカメロンちゃん、鏡を見るだけじゃないの? 清掃中のサインボードは気にならなかったのかな』

昨日の興奮を一気に思い出し、足音を出さないように細心の注意を払い女子トイレに向かった。個室のドアを見ると一番奥の個室にロック状態を示す赤い色が見えた。心臓の鼓動が聞こえてしまうのではと心配するほど、ドクドクと響いている気がした。

『デカメロンちゃん、変態でごめんなさい。色々と親切にしてもらっているのに』

隣のドアを音を立てないように細心の注意を払って個室の中に侵入した。鍵をしてしまうと音を立ててしまうので中から手で力強く押さえ槌た。息を潜め耳を仕切りに当てる、どんな小さな音も聞き漏らさないようにだ。強く当てているから耳が痛い。

昨日のようにナプキンのパッケージを開く音もトイレットペーパーを引き出す音も聞こえない静寂が続いていた。

『あれ、デカメロンちゃんは何してるんだ?』

その静寂を破ったのは衣擦れの音だった。下着を履くところなのか脱ぐところなのか判断がつかない。履いたのであれば時期にトイレを流すだろう。そして、脱いだのであれば排尿の音かパッケージを破く音がすると思った。

「ああん」槌

どの予想も外れ、聞こえてきたのは押し殺したようなデカメロンの声だった。

「あああん槌、ああん」

『えっ? デカメロンちゃん? えええっ? まじで?』

「ああん、ああん」

微かに聞こえる程度のデカメロンの声は甘く刹那い喘ぎ声だった。なぜ喘ぎ声を出しているかの答はひとつしかない、デカメロンは個室の中でオナニーをしているのだった。

「あん、んんん、あああん」

股間は痛くなるくらい熱を帯び、これ以上はないというくらい固くなっていた。音を立てないようにファスナーを下ろし、トランクスの合わせ目をこじ開け勃起した物を引き出した。左耳を痛いくらいに仕切りに当て、右足の踵と右手で個室のドアを押さえ、左手でペニスを握りしめた。

「あん、あん」

デカメロンの喘ぎ声は耳をすまさないと聞こえないほど小さい、もしかしたら片手で口を押さえているのかも知れないと思った。

『美由紀さん、おれも同じように気持ちいい。一緒にオナニーしてるんだね』

左耳が痛くなったため身体を捻ると右耳を仕切り板に押し付けると個室のドアに背を向けることになった。デカメロンのオナニーに意識が集中し過ぎたこともあり、押さえているドアへの意識が薄れていたのかも知れない、そのためもドアが押されたことへの反応が遅れてしまった。

「ちょっと、そこで何してるの?」

一瞬で凍りつくような瞬間が訪れた。声の主が誰なのか直ぐに気付き、これが夢であって欲しいと思った。

『やべえ、終わった』

「そこで何してるの?」

『返事なんて出来る訳ないじゃないですか、声を出したら美由紀さんにバレて完全に軽蔑されてしまいます。あっかよさんにも気持ち悪がられるか。ジ・エンドだ』

声は出せないが冷静なことが不思議だった。

トイレットペーパーを引き出す音がして、それを流す音が聞こえてきた。デカメロンは自分自身が何をしているのかと聞かれたのだと思ったようだった。衣擦れの音がしたと思ったら、慌てて個室から出て行った。

『少なくとも美由紀さんには、ここに潜んでいたことはバレなかった。後はかよさんにどう言い訳するかだな。でも、ちんぽこを握って何もしてないとは言えないよな』

かよさんは個室の鍵を掛けて改めて聞いてきた。

「何をしてたの? やってたことを続けなさい」槌

「いやそれは」

「いいから、続けなさい」

最初のトーンとは変わったように感じたが確かではない。

「なんでこんなことしたの?」

「それは」

「なんでわたしに言ってくれなかったの? 見せて、オナニーしてたんでしょ? 続けて、見ててあげる」槌

「え?」

「ほら、見せて、見せて欲しいの」

もう、どうにでもなれと思い、左手を上下に動かした。かよさんは便座に腰を下ろすと右手を掴み乳房に誘導してくれた。

「柔らかい? 触りたかったんでしょ? 視線を感じてずっとドキドキしてたの」

『なんだよ、気付いてたのかよ。それならそうと言ってよ』

「わたしも触っていい? こんなに大きくなって」

右手で握ると愛おしそうに見つめていると思った瞬間に先端に唇をつけた。

『まじ? かよさんがちんぽこにキスしてくれたよ』

「おっぱい見たい?」

「はい見たいです」槌

ボタンを外し胸元を肌蹴るとブラジャーを上にずらした。白い乳房が眩しかった。

「触っていいのよ、おっぱい好きでしょ?」

「はい。柔らかくて気持ちいいです」

ちんぽこは、かよさんに任せて両手で乳房や乳首を触らせてもらっているうちに射精しそうになってきた。

「かよさん、出そうです」

「いいのよ出しても」

その言葉が途中で途切れたのは、かよさんがペニスを口に含んだからだった。

「ああっ出ます、出ます」

かよさんの口の中は暖かく、ベロが絡みつく感触が気持ち良くたっぷりと射精してしまった。

『これが、Blow Job、フェラチオかぁ、最高に気持ちいい』

ファーストキスすら経験していない童貞は、ファーストキスの前にファーストフェラを経験してしまったのだった。口内発射というおまけまでついて、かよさんは精子を余すことなく飲み込んでしまったのだった。
 
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2019/01/18 00:05:29(a/ENnpeq)
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