予定日が後1ヶ月後に迫ったある日、いつものように産婦人科に定期検査に宏樹と行った帰りにラブホテルに寄った。
一回目が終り全裸で抱きついているときに、宏樹がある事を言った。
「やっぱり、まさきが女になってくれて良かったよ」
「えっ!何それ?」
「お前忘れてるのかも知れないけど、二人で飲みに行った時に、性転換ジュースを飲んだお前が、一瞬で女に変わり、お前のデータも全て変わったんだ」
俺は呆然とした。(宏樹は最初から俺を女にするつもりで)
「思った以上にいい女になったから良かったよ」
宏樹はそう言いながらキスしてきた。