今度は目が覚めると、見たことない部屋のベッドであった。
「あれ？、さっきのはなんだったんだ・・」

起きてみると、鏡に映る自分の姿が信じられなかった。

「あれ？おれ？」
右を向いて、左を向いて、ほっぺを触ってみて、鏡の中の女はおれと同じ動き
をしている。
「あれ？おれーーー！！」

よく見ると手が小さく細くなっている、腕もたくましかった二の腕が、ぷにゅ
っとした女みたいになってる。
それに、胸もある。明らかに脂肪だ、女の胸だ。
髪の毛も長い、男としてはおれも長かったが、今では肩まである


「おれ、女になってる」

愕然とした、どういうことだ、さっきの黒木瞳は誰だ？なんていっていた？

そうか、おれは死んで女として生きてもらうとかなんとか？
それに男を気持ちよくさせないと成仏できない？

「そうよ！」


「！？」
振り向くとさっきの黒木瞳がいた。
「これはどういうことだ？」

「もう、時間ないのに、もう一回だけ説明するからちゃんと聞いてなさい」


黒木瞳の話をまとめると、この女は神様らしい、そしておれは死んだらしい。
そして、成仏するには罪を償わなければいけないらしい。
そして、その罪とは女を泣かせたこととのことだ。
さらに、償いとは、泣かせた女の数だけ、男とＨしなければいけないらしい。

「じょーだんじゃない、なんで男とセックスしなけりゃならねーんだよ」
「じゃあ、あなたは一生成仏できないわよ」
「うっ・・・、くそっなんだよ」
「とりあえず必要なものは用意しておいたから、しっかり罪を償いなさい、あ
たし忙しいから、またしばらくしたら、様子を見に来るわ、じゃあがんばっ
て！！」

「おい、待て！」

そういうと神様は消えてしまった。
「本気かよ・・」

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