朝、教室に入ると桜子さんが机の前で待ち構えていた。
桜「ｾﾙｼｳｽさん！珠音さん共々貴女の身柄を我が陸上部が預かりますわ！」
「おは…えぇ!?何事ですか突然？」
葵「桜子ｻﾝそれ違う～」
桜「ｱﾗ､言葉が足りませんでしたわ…陸上部と水泳部をﾒｲﾝに所属していただきますわ」
「…どうゆう事なんでしょう？」
桜「貴女がさっさと陸上部に入っていればこんな面倒な事になりませんでしたのよ！昨日の部長会議で決定した事ですのよ！『万能且つ優秀な人材を一組織に留めずに有意義にその能力を発揮してもらう』と、勿論ﾒｲﾝ所属権は陸上部のﾊｽﾞでしたのに…水泳部部長が運動部総代の権力行使して横並びにされてしまいたしたわ…」
葵「総代の部がﾒｲﾝなのは当然なのを桜子ｻﾝが会議に乱入して来たから仕方なく久瀬部長が折れて収拾つけたんじゃないか！」
「あの…済みません…決定事項ですか？」
一触即発な雰囲気をどうにかしようと質問すると桜子さんはこちらを向き
桜「争奪戦を再開しても構わないならこちらはよろしくてよ？」
それは困るので承諾する事になった。
桜子さんの強引な要求で今日は陸上部に参加する事になった。
桜「ﾜﾀｸｼと互角な実力の貴女が入って下さって嬉しいですわ！期待してますわ」
喜ぶ桜子さんが手を取って握り締める…勢い余ってかそのふくよかな膨らみに指が食い込む…

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