朝起きて、食事をとり、学校に行く身支度をしていて気付いた。
［しまった～今日は体育があるのを忘れてた。う～ん、どうしよう、しかたない購買部で買うか］学校に行ってから買う事にした。
「母さん、今日体育あるんだけど、女物の体育服ないから買いたいんだけど…」母に言ったのだが兄貴が「あっ確か舞がまだ持ってたぞ、お前サイズ合うはずだから、借りてきてやるよ」兄貴はそう言い、舞さんに電話をした。
結局、今から一緒に舞さんの家に取りに行き、学校まで送ってくれる事になった。
兄の車で舞さんの家まではすぐだった。
舞さんはすでに体育服の準備をしてくれていた。
「私のお古だけど、良かったら使って」「あとコレも必要かもよ、学校指定の水着」舞さんは俺に笑顔で渡す。
［舞さんの着てた水着かぁ～早く水着も着てみたい、でも今日は体育服だっ］自分がソレに着替えた姿を想像した。
「舞さんありがとう、助かります」お礼を言い、兄の車で学校に行った。
校門近くで降ろしてもらい、教室についた。
授業を普通にうけ、そして体育の時間(４時間目)になった。
俺は着替えるために女性職員用の更衣室に向かった。
制服を脱ぎ体育服に着替える、体育服は胸が少しキツイ感じだ。［あれっ？俺って舞さんより胸大きい？］着れない程ではないので、ガマンした。
着替えを終えて体育館に向かった。そこには皆集合していて俺が最後だった。
集合場所で気付いたのだが、［女子の体育服の下がブルマじゃない］舞さんの時はブルマだったが、今は短パンらしい…。
もちろん体育の中山先生に指摘される。(マッチョの筋肉男)
「きっ君、なっなんでブルマなんだっ。名前は？」
「桜木です。先生、スイマセンこの学校のＯＧの人に借りたんですけど、前は短パンじゃなかったみたいで…」
「あっ君が桜木か、話は聞いてるぞ。とりあえず授業はそれでいいから、昼休み体育教員室まで来なさいっ！」
しかたなく「はい、わかりました」
［昼休みは森島先輩に聞きたい事あったのに］
俺は男子の熱い視線を受けながら、ブルマで授業を受けた。
昼休み、弁当を食べてから、体育教員室に向かった。

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