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1:♂→♀(31)
投稿者:
遊
◆ew1wY2Uz56
俺はサイフを拾い、ネコババするかどうか悩んだが、同級生のサイフなので親切に渡してやる事にした。
康平とは中学まで同じクラスだった事もあり、親友(悪友?)みたいな仲だった。高校に入ってからは、あまり会ってなかったのだが。 康平に走って近付きながら呼んだ「お~い、康平~、何してんだ~」 康平は「えっと、君は?」 [しまった、今の俺が遊だなんてわかんないよなぁ、困った、なんて説明しよう…] 「あのぉ、康平さんですよね、おれっ、じゃない、私、遊っていうんだけど、初めまして」 「あぁ、初めまして」康平は突然名前呼ばれてびっくりしてたが、たぶん俺がカワイイからか、嬉しそうな顔だ。 「遊かぁ、オレの同級にもそんな名前のヤツがいるけど、君とは全然違うなぁ、アイツ男だし…ところで何でオレの名前知ってたの?」 「あっあの」答えに迷ったが、康平のサイフを拾った事を説明に使おうと思い付いた。 「あのぉ、今これをソコの自販機の前で落とすの見て~、ごめんなさいサイフの中のカードの名前を見ました」 「あっそうだったんだ、ありがと、ありがと、あっ何かお礼がしたいなぁ~お茶でもおごるよ!」 康平は完全に俺が遊だと気付いていないので、ちょっと遊んでやろうとイタズラ心がでた。 「えっいいんですかぁ、じゃあ、お茶ご馳走になろうかなっ」精一杯嬉しそうな顔を作り言ってみた。 すぐ近くにジョイホーがあったので、そこに入った。 店に入ると席に案内された、康平は俺を先に座らせると同じイスの方に座ってきた。 「えっ反対側じゃないの?」そう聞くと、「こっちの方が近いし、この中が気になるし…なんで履いてないの?」 「えっ見えた?」 「あ~やっぱ履いてなかったんだぁ~、さっきはチラッとしか見えなかったから自信なかったけど、今の言葉で確信したよ」「それにブラもつけてないよねぇ」 「えっ」自分で確認すると、じっくり見るとチクビがポチッと出てるのがわかった。 「君そんな趣味があるの?」 「違うよ、急いでたから…そんなに見ないでよっ」そうは言ったが最初からイタズラするつもりで近付いたので、このまま康平で遊ぶことにした。
2006/07/02 08:55:13(XEhM7FdQ)
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