初めて堂々と入れる女の園、女子更衣室。
夕凪になった大樹はドキドキしていた…
どれくらいドキドキしていたかというと蜜柑に声をかけられるまでじーっと見ていて周りが着替え終わるまで気がつかなかったほどだ。
体育の柔軟体操中蜜柑に突っ込まれた。
｢さっきはなんでぼーっとしてたの？なんか男みたいな目してたよ？｣
｢あはは…｣
とりあえず笑ってごまかしたつもりだったがごまかせなかった。
｢……今日ウチに寄るって約束してたよね？｣
｢え!?あ、ああ…うん｣
夕凪からそんな話は聞いてなかった大樹は適当に返事した。

放課後…部活で遅くなっている蜜柑を待っていると男子生徒がこっちに近づいて来る。
｢あの…大鳥先輩ちょっといいですか？｣
｢え？｣
夕凪の知り合いか？適当に話合わせないとまずいかなと考えた大樹は
｢あ、うん。いいよぉ♪何？｣
｢ここじゃ…ちょっと
あっちの方でいいですか？｣
｢へ？｣


どちらがいいですか？
１、後輩くんについていって…
２、蜜柑ちゃんを待って…
(今回どちらかひとつのみでm(__)m)

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