性差遺伝子***19***
「あっ、ぁつ、あっ、あっ」
林のピストン運動でペニスが俺の体を貫くごとに、よがり声がそれに答える。俺は
林の巨大なペニスを、ラグビー部の合宿で何度か見たことがある。こいつは勃起す
ると女が泣いてよがるだろうなと。

そのペニスが俺の中で、女をよがり泣かせている。
「行くーー、あっ、あっ、もうだめーー」
「まだ行っちゃーだめだよ」

林は急にペニスを俺のバギナから抜いた。
「いやっ、やめないでー、お願いだから」
俺は両ひじをベッドの上についたまま頭を後ろにねじらせ回し、哀れな目で懇願し
た。お尻を空に突き出して、背中を反らせて、腰をくねらせて、林の性欲を高ぶら
せようとした。

「じゃ、下になって」
俺はベッドに仰向けに寝かされて、林は俺を見下ろした。
俺の下半身はスカートをはかされたまま、上半身はブラウスとベストのままだっ
た。
「ねぇー、上も脱がせてー、おっぱい揉んでー」
「このままがいいんだよ」
そう言うと俺のバギナに、勃起したバナナのように反り返った巨大なペニスを一気
に挿入した。

「いやーーーー」
俺は悲鳴にも似てよがった。
俺はベッドの上で体をよじらせて、このあまりある快感から逃れようとまでした。
しかし両腕、二の腕を林にベッドに押さえつけられていて、ただ自由になる頭を激
しく左右に振った。

林は俺の制服姿を見下ろしながら、ペニスを激しくバギナに大きく、また小刻みに
ピストン運動を続けた。大学時代、俺たちはこのブレザー制服の女子高生にあこが
れ、部室でよく話題にしたものだった。無骨な林は、ナンパなんて考えもせずに、
ただ、電車の中でこの制服の女を犯してみたいと何度もそう想像したのだろう。

俺も当時そんなことを頭描いて彼女たちを見ていた。

でも今は女の体となった俺が犯されて、彼女たちの立場で、あのときの想像が現実
となっている。林の頭の中では、ブレザー姿のあのときの女子高生たちを思い描い
ているだろう。

しかし俺の今の頭の中は、自分の視界には、自分の体として、形良く膨らんでバス
トのベストとブレザー、チェック柄の膝上ミニスカートがあり、その先には俺を物
欲しげに見つめる男たちがいる。
ペニスでバギナを突かれるごとにその電車の中の映像がはっきりしていく。