遠藤里香は動かない生きた標本のように扱われていた。
５人の中年を過ぎた年配の男たちに、「最近の中学生は発育がいいですなぁ。」「いやぁ、人によるでしょう、ワシの近所の女子中学生なんぞまだまだガキですから。」「そうですねぇ、この娘さんも豊満とは言えませんよ。」「それがいいじゃないですか、若い体って感じで。」「そうですね、充分楽しめます。」等と、中学３年生・遠藤里香の裸体について語り合いながら、その裸体に陵辱行為を繰り広げていた。
　遠藤里香の体はその細部までを確かめられる様に、仰向けからうつ伏せ、足を限界まで広げられたり、お尻を突き出させられたりと、男たちの好きなように扱われていた。
　遠藤里香の体を隅々まで確認し終わった男が、「佐藤君、そろそろ〝例の状態〟にしてくれんか。」と佐藤に言った。
佐藤は、「〝例の状態〟ですね。わかりました。」と、呟く様に言い、眉間にチカラを集中させた。
陵辱の舞台であるベッドは壁に添えられた配置になっており、遠藤里香はベッドの上で大股開きのまま上半身を起され、壁にもたれかかるような格好にさせられていた。
佐藤の〝いつもの状態〟という暗示が遠藤里香を支配し始める。
『自分では何もわからない、何も考えられない、何も感じない。目を覚まして質問にだけ真実を答えるんだ。』
ダランと力無く前に垂れた頭が少し振られ遠藤里香の大きな瞳が開いた。
その瞳に正常時の力強さはないが、弱い生命力を感じる。
無意識なのか、乱れた前髪をかき上げて少し微笑んでいるようにも見える。
佐藤によって完全に意識をコントロールされていた。
１人の男が「・・君の名前を教えてくれるかい？」と聞いた。
「・・遠藤・・里香・です。」質問する男を優しい表情で見つめて応えた。
「彼氏がいるんだって？」
「・・はい。」
「その彼氏とはＳＥＸしてないの？」
「・・・はい。」
遠藤里香を取り囲んでいる男たちは会話を楽しむように次々に質問を繰り出していた。
「どうして、ＳＥＸしないの？」
「・・・・怖い・から。」
「怖いって、ＳＥＸが？彼氏が？」
「・・・・どっちも。」
「じゃあ、裸も見せた事無いのか？」
「・・胸だけ。」
「じゃあ君はまだ処女なんだ？」
「・・はい。」
男たちは遠藤里香の性体験を聞きだしながらいやらしい笑いを浮かべていた。
男が遠藤里香の乳房を揉みながら、「彼氏に胸を揉まれたり、舐められたりしているのか？」と聞いた。
「・・１回・だけ。・・少し、触られたくらい。」
と恥ずかしそうに応える遠藤里香。
「何で１回だけなんじゃ？」
「・・恥ずかしいから。」男の問いに恥ずかしがりながら答える遠藤里香。
「彼氏にも裸を見られるのが恥ずかしいのか？」
「・・はい。」
「胸を触られた時はどんな感じじゃった？気持ち良かったか？」
「・・緊張して、よく覚えていません。」
「どんな風に触られた？」
「・・・怖くなって、すぐ止めてもらいました。」
「ほう、それでは君の胸はまだ誰にも揉まれたりしてないんだね。」
「・・・はい。」
遠藤里香の淡い性体験を聞いている最中、遠藤里香の右乳房は１人の男に下から掴む様に揉まれ、その乳首は別の男に摘まれて引っ張られて、左乳房には違う男が乳首を音を立てながら舐め回していた。
遠藤里香の告白は男たちの欲情を高め、発育途中の胸は男たちに代わる代わる好き勝手に弄ばれていた。
遠藤里香は男たちの執拗な責めをその胸に受けながら、男たちの質問に応えていた。
「いずれ彼氏とＳＥＸするんだろう？」
「・・・わかりません。」
「今の彼氏、あんまり好きじゃないのかい？」
その質問に遠藤里香は頭を傾けて苦笑いし応えなかった。
「本当に好きな人ができるまで、ＳＥＸはしないんだ。」
その質問に「はい。」ときっぱり応える遠藤里香。
「例えば、君のお父さんより年上のおじさんが、お金あげるからＳＥＸさせてくれって言ってきたらどうする？」
「しません。」
「大金でも？」
「絶対嫌です。」
きっぱりと応える遠藤里香に男たちはニヤリと笑いあった。

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