そのたは、闇の世界より来たりて、光の世界を支配する者なり。
そなたに従いし者達、褒美として快楽を与えるべし。
そなたに背く者達、羞恥をもってこれを制裁を与える。
そなたが願わば、全ての者はそなたの前に平伏すであろう。
そなたは、支配者なり。

僕は２１歳。今は一見、普通の大学生です。
その夢を見たのは僕が高校の頃です。彼女に浮気されそれが元で別れて、部屋のソファーで泣きながら寝てしまった夜でした。泣き顔を誰にも見られないように、ドアや窓に鍵をかけていたはずなのに、ふと気付くと３人の黒装束の人が私の横に膝まづいていました。そして、そのような言葉とも呪文ともとれるような言葉を発し、スーッと消えて行ったのです。
次の日、「悪い夢でも見たのだろう」と思いながらも、失恋のショックで部屋にとじこもっていました。色々考えていると、やっぱり頭に血が上って「あんな女、死んじゃえばいいのに・・・」などと思っていました。すると突然、携帯が鳴って・・・「お前の彼女、交通事故で死んじゃったよ！」と友達が言うのです。「え？」と思いながら詳しく聞くと、周りに居た友達の話では、突然フラフラと車道に飛び出し、大型トラックに跳ねられたそうです。しかも、トラックにはいていたスカートがひっかかり、パンツもろとも剥ぎ取られて、下半身丸出しの状態だったそうです。ただの偶然とも思えず、「もしかして、昨日の夢は・・・」と思いました。別れた直後の出来事で、良く理解できなかったのですが、不思議とあまり彼女の死はすんなりと受け入れられました。
　２，３日すると、友達が数人で僕を励ましに来てくれました。その中には学校の中でも一番可愛くて人気のある同じクラスの由紀も居ました。僕はみんなに感謝しながらも、心の中では「由紀だけ来てくれれば良かったのに・・・」などと考えていました。すると突然、他の奴の携帯が鳴り始め、みんな用事が出来たと一人・二人と帰って行ったのです。そして、僕の部屋には由紀だけが残りました。

・・・続き、ご希望があれば作ります。・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～作者～

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