これはある超常の愛の記録の話が別ルートに分岐した物語。
奇妙な白い空間で黒い怪物と戦っている者がいた。2人の鎧の戦士だ。
もう一人は黒い弓と赤い剣を持った鮮血のごときザクロと黒い蔦が絡まったような赤いオレンジの鎧の戦士。
もう一人は槍を持った紫色の鎧の戦士。
前者は西洋、後者は東洋の鎧といった感じのデザインだった。
2人は黒い怪物の大群を蹴散らした後、互いの手を合わせて黄金に輝く果実のようなものを生み出した。
その果実が生み出す金色の輝きにすべてが包まれた。
それから時は流れ・・・
澄み切った青空、蝉の泣き声、軽い風でなびく木々。ノスタルジックな気分にさせるところに少し都会に近づいた村があった。