店を出る際に通りすぎただけで、女性から出るエロさに、目線が移ってしまった。

(あんないい女、あまりいないな。遊んでいそうだが、それにますエロさがある。あの女に決まりだな)

女性の後ろを追いかけるように通りに出ていく男。
第一印象のイメージはキャバクラ嬢。

ロングヘアーの髪は、明るくブラウンに染めていて、化粧は派手だった。

服装は、露出系の一言で表せる。

トップスは胸元がカットされ、さらにノースリーブに加え背中が大きく開いている。
胸元のカットから、ブラは意図的に覗かなくとも見えていた。
見せブラと言われているブラジャーだろうが、Dカッブ程度の胸の谷間は、店を出る時に通りすぎた際、確認出来た。

そして、女性の後ろからついていく男には、女性のピチピチのポットパンツから歩くたびにはみ出るお尻が見えていた。

上下ともに、露出度は高く、男以外にも女性をチラチラと見る人は何人もいた。

(さーて、どうするかな。携帯メールで操作すると遊びにも限界があるしな。俺が近くにいる必要があるし、何度もメール作らないといけないし。次は、操作するのはやめるか。)

男は、携帯のカメラ機能を使うと、女性に焦点をあて撮影した。


カシャカシャ


携帯の液晶画面に、女性の後ろ姿が出ると、男は画像を保存する。

(これで準備はオッケー。後は、手頃な店に入ってと。あ、あそこでいいや)

女性の後を追うのを、すぐ近くに大きく看板が出ていたマンガ喫茶に入っていく。


(6階か、早くしないと)

エレベーターで6階に行き店に入った男は6時間パックを選び個室へと向かっていく。

(ここなら、ゆっくり休んでいても何も問題ないし。まあ、見られても寝ているだけと思われるだろう)

男は、携帯でさきほど保存した画像を出すと、メールに添付する。

本文には・・・。


【憑依】


と二文字が書かれていた。

送信・・・。



送信済み・・・。

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