俺の笑みを納得ととったのか志穂が狂ったように叫び始めた。

内容は『嫌だ！』とか『こんなの嘘だ！』とか当然の事ばかりだが、現実
ってのは事実の通りには進まない。そんな事は俺が一番よくわかってる。

だから、俺は───

「な、なんだ。AVだったんですか。すいませんね、変な事言っちゃって」

「いえ、気にしないでいいですよ。こっちもこんな素人使ったのが悪いん
ですから。まったく、謝れよお前！」

監督役のおっさんがそう怒鳴りながら胸を鷲掴みにした。

「いいぃいいいいいぎぃ！？」

感度が異常な状態。撫でられただけで絶頂しても仕方ないくらいでのソレ
は完全に彼女の知ってるレベルの快感では無い。暴力となんら変わりない
であろう快感。

「ク、ハハハハッハァアッハハハハハハハハ！！」

つい、堪え切れないで笑ってしまった。

「何だよ、今の『いいいぎぃ』って。馬鹿じゃねェのか」

なら、俺が善良風の人間を演じる必要もない。本当はこのままAVに参加す
る予定だったんだが、仕方ない。即興のストーリーは終了だ。こっからは
全力で俺のターンってか？

「あぁ、楽しいなぁ。楽しくて仕方ないよ。志穂ちゃんって言ってたか？
楽しんでくれてるかい？まぁ、聞くまでもないよね。そんなにも気持よさ
そうなんだからさ」

そうして喋りながらも笑いが止まらない。

あァ、何て至福。ネタばらしが早かったが………まぁ、隠しながらだと能
力も使いづらいし結果オーライだろ？

「あ、あん、たが……」

「クハハ、呂律が回ってないよ、しーほちゃん？そんな驚かなくても良い
だろう？だって君達からしたら痴漢なんてお小遣い稼ぎと一緒だろう？俺
もやられちゃった訳だしね、冤罪」

俺の声に怒りはない。始めた直後の腸が煮えくりかえる様な感じはなく、
ただあの彼女達を制圧してる快感と興奮が俺の心をしめていた。

「こ、この変態！」

「変態で結構だよ？君が俺にそういうロールを望むなら完全になりきって
見せるさ。さぁ、遊ぼうか志穂ちゃん。心も身体も犯し尽くしてあげるよ。
君が望んだ、変態らしいやり方でね」

自分の言葉に後悔したのか、それとも俺の笑みに恐怖したのか。それは分か
らないが、彼女の顔に絶望が見て取れる。

「あァ、良いねェ。絶望してるその表情も下着姿ならそそられる。まぁ、
ガキっぽいのは我慢してやるよ。感謝して───喘げ」

ブラを乱暴に、引きちぎるように外して露わになった胸にしゃぶりつく。
羞恥を煽る為に音をジュパジュパと鳴らし、右手でもう片方の乳房を揉み
しだく。

「──────ッ！？」

感度を上げ過ぎたのか、コレだけで絶頂に達してしまったようで電車の床
にボタボタと股間から愛液が零れ落ちる。俺はソレを左手で掬い取ってや
る。当然、ソレは股間をなぞる事になり感度の高過ぎる彼女は俺の掌に愛
液を垂れ流す。

ソレを彼女の目の前に見せつける様にすると羞恥からか顔をそらした。

まぁ、当然だけど俺は興奮する訳で

「クハハハハ、もっと、もっとしてやるよ。壊れるほどに愛してやろう」

そう言ってから乳首を、噛む。

再び股間から壊れた蛇口の様に愛液が零れ出した。

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