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1:孕ませ神・コンビニの店員
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氏子
俺の住んでいる安アパートの横には小さな神社がある。
アパートとビルにはさまれた隙間にうっそうと木々が茂り、その中にポツンと 社がたっているのだ。 20代半ばにして定職にもついていない俺は、昼ごろ起きるとその社で涼をと りながら遅い朝飯を食うのが日課だった。 食事はもっぱらコンビニ飯。 火、木、土曜は大体、駅前のコンビニで買っている。 なぜならここの店員さんが可愛いからだ。 きっと大学生かそこらだろうか? 茶髪のボブヘアで、いつでも愛想のいい笑顔を振りまいてくれる。 (こんな子が彼女だったら、もっと人生頑張れるんだけどなぁ) そう思いつつレジに並ぶ。 「いつもありがとうございます!」 彼女がお釣りを渡すために手が触れると、自然と股間のブツがむくむくと自己 主張を始めた。 (……や、彼女だったら一日中布団の中から出れなくなっちゃうかもな) 働く気はないが性欲だけは人並み以上なため、そんなことばかり考えている。 今日はあの子がレジだったため、性欲を発散させるための補助具(エロ本)を 購入できなかった。 こんな俺でも少しくらい体裁を気にしたりもするのだ。 「くっそ~、下半身が落ち着かないぜ…」 コンビニで勃起してからずーーっとたちっぱなしだ。 神社の境内に腰掛け、落ち着くのを待っていた。 『お前のその欲望、発散させてしんぜようか?』 「んあ?」 どこからともなく声が聞こえる。 「だ、誰だ?」 『今更、誰もあるまい。この社の主だよ』 神主さんか? それにしたって姿が見えない。 『お前の願いはまさしく我の得てとする類のものだ、何、案ずる事はないぞ』 「何だ、お守りでもくれようってのか!?」 『ふむ、なるほど、身に着けること考えると御守にするのは良い考えだな』 よくわからないが、何かをくれようとしているらしい。 それなら貰っておいて損はないだろう。 「わかった、くれるって言うならありがたく貰う」 『感謝の念を忘れないのは良いことだ。我が授けるのは神通力。人心を読み、 直にそれに触れる術。明日の朝、またここへ参れ……』 それを最後に声の主はどこかに行ってしまったようだった。 別に言われなくたって、俺は毎朝そこへ行く。 少し気になって珍しく早く起きた俺は、早速朝飯のパンを手に社へ向かった。 すると、俺がいつも座るところに赤い袋の御守が置いてあった。 「なんだこれ、ふざけてんのか?」 そこに書かれているのは「子宝祈願」の文字。 「普通、縁結びだろ!」 アパートの大家の婆さんに話を聴くと、この神社は昔この一体が過疎地だった ころ、子供を授けてもらえるようにと作られたものであることを知った。 まぁ、いい、特に金を請求されたわけじゃないんだ。 俺は御守に紐をつけ、首からかけていつものコンビニへ向かった。 「あれっ!今日は日曜なのに出勤してる」 コンビニの入り口で掃除をしているあの子を見つけた。 二日連続で会えただけでもご利益があるのかもしれない。 懸命に働いているところを邪魔してはいけないと思い、遠巻きにじっと眺める ことにした。 すると、何か囁くような声が聞こえてきた。 《あー、連ちゃん出勤はきついなぁ……》 社の時と同じで、直接頭に聞こえてくるような感じだが、昨日の奴と声が違う。 《でも来月までだから頑張らないと》 この声は聞き覚えがある! そう、コンビニのあの子の声だ。 《みんなでいく沖縄旅行だもん、絶対稼がなきゃ》 信じがたいが、あの子が思っていることが聞こえているらしい。 (そうか、旅行代のためにシフトを増やしたんだな) あの神社での声の主は言っていた。 人心を読み取る力を与えると。 そしてさらに、人心に直接触れる術も……。 俺は御守をぎゅっと握り、彼女に近づいた。 「や、やぁ、今日は朝から大変だね」 「あ、いつもどうもー」 いつも通りの笑顔だ。 「……もしかして君、金欠だったりしない?」 「えっ!?」 驚いたように目を開いている。 心臓が早鐘を打つ。 大丈夫だ、御守を信じるんだ! すぅっと息を吸い込む。 「あ、あのさ、【割りのいいバイトの話があるんだけど、付き合ってくれない かな】!」 一歩間違えれば警察を呼ばれかねない怪しいセリフだ。 「ほ、本当ですか~!実はいま、お金がピンチなんです!」 それにあっさり食いついてきた。 「あ、ああ…、本当さ!じ、時間が取れるようになったら……」 「私、今日は16時上がりなんです!その時間になったら連絡ください!」 携帯を取り出してきた。 しがない無職人でも携帯代くらいはバイトでまかなっている。 俺はアドレスを交換し合い、一時彼女と別れた。 ―――16時30分 先ほど連絡を取り合い、俺のアパートの近くまで来てもらうことになった。 アドレス交換によって初めて彼女の名前がわかった。 小阪祐美(こさか ゆうみ)。 「お待たせしましたー」 グリーンのミニスカートから伸びる足はすらりと長い。 笑顔のときの三日月のようになる目がチャームポイントで、俺をはじめとした 多くの男性客の心を掴んでいるだろう。 「さ、ちょっと狭いけどあがってくれ」 「はい、お邪魔します」 余計なものは押入れにしまい、最低限の清潔感を持たせたつもりだ。 「稼げる」と言った手前、なんとか金の工面をしようと俺は考えた。 もちろん、この力ならばそれさえも有耶無耶にできるかもしれないが、さすが にそれは可哀想だと思ってしまったのだ。 そこでこの力の練習がてらにそこいらでちょっと稼いでおいた。 簡単なもんだ、通りがかりの人に「お金貸してましたよね」で一発だった。 「それで何をすればいいんですか?」 何の疑いのない顔で俺を見上げる。 「そうだね、簡単な仕事さ」 俺はその場でズボンを下ろし、すでにMAXまで硬直したムスコを見せ付けた。 「ひゃっ……!」 驚いて後ずさる祐美ちゃん。 「【驚くことはないよ、これは健全なお仕事なんだ】」 「は、はい。でも何をするの…?」 「このガチガチに硬くなった陰茎をほぐしてほしいんだ」 「これを…」 ためらわずにそっと握り、ぐにぐにと硬さをみている。 「わ、すっごく硬くなってますね、でもきっと出せばスッキリしますよ」 ニコと可愛い笑顔を見せてくれる。 「うんうん♪その方向でお願いするよ」 彼女はその返事でグレーのカーディガンをするりと脱ぎ始めた。 白いTシャツが、胸のシルエットを浮かび上がらせる。 なかなかボリュームがある。 《どうしよう、口ですればいいよね…、私濡れにくいしなぁ……》 祐美ちゃんの心の声が聞こえてきた。 (なるほど、あまり夜の運動は得意ってわけじゃなさそうだ) しかし、そんな素振りは見せずに、彼女は軽やかに脱いでいった。 下着姿にまでなって動きが止まった。 淡いマリンブルーのシンプルなブラとショーツ。 「いいねぇ、綺麗でHな身体だよ」 「ふふ、ちょっと恥ずかしいなぁ」 照れるように髪を触っている。 「でね?ちょっと言い忘れたんだけど、俺、膣内じゃないと射精できないタイ プなんだよ~」 「えぇー!あっ、あの……、私、初めての人だと緊張して上手く出来ないかも……」 困ったように視線が泳いだ。 だが、俺は気にせずに祐美ちゃんの後ろに回り、ベッドに腰掛けさせた。 「大丈夫、小阪さんは力抜いていて」 滑らかな曲線美のある太ももをゆっくりとなで上げて、股内にまで進んでいく。 きゅっと締まったお尻にまで手をまわし、ショーツの中へと手を滑り込ませた。 不安そうな心音が聞こえている。 「ほら、触るよ~」 一度指を唾液で濡らし、柔らかな陰毛の上から唇をなぞった。 「……んっ……」 うっすらと湿ってはいるが、まだ交わえるほどではない。 かろうじて入る指一本を挿し、周囲の壁を撫でる。 すると一瞬祐美ちゃんの心が跳ねた。 (ここが弱点か) その箇所を確かめ、指をクイクイと曲げて刺激を強めていく。 「ん、ふっ!……ぁっ、あぁっ!!」 《うそ、気持ち良い……っ》 にじみ出て来た愛液が、ぬるりと俺の指に絡むようになる。 挿入に十分なほど潤ってきた。 「ハァ…ハァ…」 祐美ちゃんの頬に赤みが差し口元から熱い吐息が漏れ出していた。 「さ、もうそろそろ本番初めてもいいかな?」 「う、うん…、いいよ……♪」 下着もすべて取り払い、ベッドに仰向けで寝かせる。 おあずけを食らっていた股間の肉棒が、ようやくの出番を感じ再び完全体へ硬 さを増した。 「あっ……!」 それを躊躇うことなく祐美ちゃんの中へと入り込ませる。 温かい膣内におさまり、その心地よさに思わず「はあぁ~」と息をついた。 (くぅ~!生ハメってたまんねぇ!) だが、まだまだ、求めている快楽はここからだ。 彼女の太ももに腕を回し身体を寄せて、腰を前後に動かした。 「ああんっ!あぁっ、イイ…♥」 陰部でジュブジュブと粘膜と粘膜が擦れ合い、お互いの性感帯を刺激し合う。 《こんな大きいのが入ってるのに、ぜんぜんイタくない…》 乳房を手のひらで包み込むと、ふわん、とした感触があり、突くごとにふるふ ると振るえた。 《ぅうん、それどころか、すごく気持ちいい》 祐美ちゃん自身、楽しんでもらえているようで僥倖な気分だ。 「あんっ、もっと触ってぇ♪」 コンビ二に通うだけの客では、決して見ることの出来ない、蕩けた笑顔でオネ ダリをされた。 俺は首元にキスをしながら彼女の全身くまなく手を滑らせる。 「あ、あぁぁッ、いいよっ」 昂ぶる気持ちをぶつける様にして、一心不乱に腰を叩きつけた。 「ひゃぁぁ……っ、は、はうぅっ!!」 そして、そのまま、挿入時と同じように、躊躇うことなくその中で精を放った。 ドクッ!ドクッ!ドクッ! 鼓動が聞こえてきそうなほど彼女の膣内で跳ね上がりながら、白濁の種子を撒 き散らす。 何も宣告しなかったが、彼女は胎に浴びせられる熱い体液を感じ取ったようだ。 祐美ちゃんの腕がそっと俺を抱き包んだ。 《良かったぁ……ちゃんとイかせられたぁ》 彼女は純粋に、性交で射精にまで導けたことに安堵していた。 一回の射精ではまったく萎えることはなかった。 結局そのあと2発打ち込み、「もう十分かな」と満足したところで下半身の緊 張が解けた。 確御守りの力で精力まで上がっているようだった。 「私も楽しんじゃったし、こんなに頂けません!」 と恐縮する祐美ちゃんに謝礼を払う。 どうせ俺のものでもない。 彼女は何度もお礼の言葉を述べ、 「また今度お手伝いさせてくださいね」 の一言を残して帰っていった。 夢のようなひと時だったが、帰った後に残ったぐっしょりと塗れたベッドシー ツが、あれが事実だということを証明していた。 (ふう……とりあえず今日はもう寝たい) 久しぶりの激しい運動による疲労が表れだしている。 俺はベッドシーツを剥ぎ取ると、そのまま横たわり眠りに着いた。
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2010/05/23 11:59:47(Q5/PCsT/)
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