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1:言霊の首飾り~305号室南野夫妻~
投稿者:
越光
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不思議な首飾りを持ち帰り三日が経った。
円形の縁取りに、三日月形のアクセサリーが中につけられたデザインの首飾り。 この月のひっくり返すと、装飾者に『言霊』が宿る。 俺の語る言葉が、相手の常識さえも融かして精神に染み渡っていくらしい。 また、強い感情と共に『言霊』を発すれば、こちらの感情に影響されていくとか。 その能力は、実際、伯父の家で実証されている。 数分の話し合いで俺の給料は2倍に増えた。 得られたのは金だけではない。 女子高生の従姉妹との肉体関係。 久しく触れてなかった女性の肌は格別だった。 ただ、高校生相手に考え無しに中で出してしまったのは、反省すべき行為だっ たが。 もっともっと、あの時の快楽に溺れたい。 そして、今の俺にはそれが可能なのだ・・・・・・。 一先ず、今の休む間もないマンション管理人の仕事を任せられる奴が必要だ。 めどは立っていた。 4階に住んでいる江山さんの一人息子―――高校卒業後ろくに働きもせず部屋に閉 じこもっているらしい。 いわゆる、引きこもりというやつだ。 俺は江山家の部屋を訪れ、親御さんに言霊の能力を持って丸め込んだ。 「ようやく息子も社会の役に立てられるようになるんですね!」 「ええ、僕にお任せ下さい」 豚のように脂肪を肥やしたもさい男を従えて管理人室へ戻る。 この無精ひげ野郎が俺より年下とは・・・・・・。 江山家の親御さんとは、『息子を雇う代わりに家賃タダ』の条件で話をまとめた。 少しは旨みを与えないと、すぐにボロが生まれるかもしれないからだ。 それに家賃のことは伯父に話を通せば簡単にけりがついた。 「ぼっ、僕・・・・・・何するんすか」 「とりあえずマンションの掃除からだな」 7階建てのこの建物は掃除するだけで骨が折れる。 学生時代、柔道で鍛えていた(ろくな成績は残してないが)俺でもクタクタに なるくらいだ。 まぁ、しばらく研修すればすぐ代役になるだろう。 翌日の朝、新たな従業員・江山友信にマンションの設備を説明していたとこ ろ、305号室の南野さんの扉が開いた。 朝の通勤、通学の時間だから特に珍しくない。 後ろを通り過ぎるのを見送るだけだ。 「仲、いいすね・・・・・・」 「は?」 江山は南野夫婦を見ていた。 夫婦そろって一階へと降りていっている。 確かにそこまで見送りにいくとは良妻の鑑といえよう。 南野御夫婦はマンション内でも美男美女の夫婦だ。 見たところ夫が30歳、妻が27歳くらいだろうか? 奥さんは気立てが良さそうな美人で、柔和な物腰がこちらまでホンワカとさせる。 艶のある黒髪が胸元まで伸びている。 夫は美男といっても、優男なイケメンというより爽やかで精悍なタイプである。 夫婦仲も極めて良好といえよう。 休みのたびに楽しそうにどこかへ出かける姿を良く見る。 仲がいいのだが子供はまだのようだ。 少し下世話な想像をしてしまうのもしょうがないといえよう。 (ふぅん、人妻なら妊娠の心配もしなくてすむな……) すでに見えなくっている階段の方角をじっと見つめた。 ―――ピンポーン チャイムを鳴らすとやがて返事と共に女性が顔を出迎えてきた。 「もぅ、この時間ではお早うございます、は遅いですかね?」 「フフ、もうお昼になりかかってますものね」 年上にしては可愛らしい笑顔を浮かべる。 この人が南野恵子、305号室南野さんの奥さんだ。 「管理人として住民とのお話を伺いたく訪問いたしました。お時間ありますで しょうか?」 「え、はい、大したもてなしも出来ませんが……、どうぞお上がり下さい」 突然の訪問にもかかわらず快く迎えてもらえた。 そのまま居間に通していただく。 「ソファーに座っていてください。今、お茶をお持ちします」 「ああ、ありがとうございます」 少しして恵子さんは紅茶とクッキーを持ってきた。 「住民のお話、というとどういったことを話せばいいのかしら?」 暇つぶしの珍客でも楽しむつもりなのだろう、ニコヤカに聞いてくる。 「ハハ、世間話くらいのものですよ。より過ごしやすい生活を提供するための 努力です」 「まぁっ!お若いのに立派だわ」 「いえいえ、当然の行為ですよ……」 身構えることなく話す姿は、とても親しみやすい。 しばらく軽い身の回りの話を続けた。 節々から夫婦のラブラブっぷりを感じられる。 どうやら子供がいないのは単に時期が尚早なだけかもしれない。 (そろそろかな) 俺は首飾りの飾りをひっくり返した。 「ところで南野さん、そろそろ子供をもうけるご予定はありますか?」 「子供・・・・・・欲しいんですけどね。でも今は義一さんの仕事が忙しいですから」 義一(ヨシカズ)、というのはだんなの名前だ。 まぁ、順当な理由だろう。 しかし恵子さん自身は、少なからず子供を欲しているようだ。 「ふむふむ、奥さんは子供がそろそろ欲しい。けれど旦那さんが忙しいため見 合わせている、ということですか」 「?ええ、そうですねぇ」 「ちなみに旦那さんは、子供についてどう思っているんでしょう」 「この前は……、もう少し落ち着いたら欲しい、と言ってましたけど……」 「なるほど・・・・・・」 今一度、恵子さんをちらりと見た。 パステルブルーと白のボーダーTシャツに黒いストレッチ生地のパンツスタイル。 ラフな格好だが、薄いTシャツは女性らしい豊かな胸の膨らみと、それを包む ブラの縁が見える。 「ちょっと提案があるのですが。―――旦那さんに内緒で赤ちゃんをプレゼント してあげるというのはどうでしょう」 「えっ!」 さすがに驚いたように身を引かせた。 「いいですか、奥さんは子供が欲しい、旦那さんも子供が欲しい、けど忙しく て身が入らない・・・・・・。なら、奥さんだけで子供を作っちゃえばいいんですよ!」 「そんなこと・・・・・・、確かに、義一さんは子供が欲しい、とは言っていたけ ど・・・・・・」 「ええ、きっと喜ぶはずです!旦那さんはお仕事に集中させてあげましょう。 その分の家庭の空白を埋めるのが、奥さんの役割ですよ」 「で、でも・・・・・・」 旦那を思う気持ちは相当強いようで、従姉妹のようにあっさりとは行かない。 掴んだと思えばするりと抜けていく。 それでも、俺が言葉を浴びせるたびに、少しずつ彼女の意識はこちら側に寄せ られていった。 それはまるで、酔いが回ってだんだんと性格や仕草が変化していく様に似ている。 「そう……ね。子供が出来たら、きっとあの人も喜んでくれる……」 ようやく話に乗ってきた。 「そうです、僕はそのお手伝いがしたいんですよ」 「でも、私はどうすれば良いのかしら?聞いたことがないからよく分からないわ」 困った目でじっとみつめてくる。 「安心してください。住民の希望を叶えるのが管理人としての喜びです! さぁ、それでは南野さんの身体をチェックさせて下さい」 「身体のチェック?」 「はい、旦那以外の男性、代理の父親を募る必要があります。それにはまず南 野さんの身体に問題がないことをハッキリさせなければいけないんですよ」 「うん、お互いに健康な身体じゃないといけませんものね……」 ちょっとためらった後、Tシャツをめくり上げて脱ぎだした。 女子高生の従姉妹のほっそりとした四肢にくらべ、全体的に丸みがあり、ブラ に収まっている大きなバストが目に付く。 出産適齢を迎えた、女性らしさを湛えた身体だ。 スノーホワイトのブラとショーツは、フチを黒のレースで飾られている。 それは派手ではないが、大人としての魅力をほのかに匂わせていた。 「とても魅力的ですね。これなら多くの男性が代理の父として立候補してくれ るでしょう」 「あ、ありがとうございます」 「しかしまだ、確かめておくべき箇所があるんですよ」 ショーツ越しに、恵子さんのお尻を撫でる。 「この下着をとって足を広げて下さい。悪い病気など無いと信じております が、確認する義務があります」 「そんなところまで……?」 「必要なことなんです。ご理解ください」 俺は両方の親指を彼女のショーツのふちにかけて、下ろしていった ソファーに座っている俺の目の前で、恵子さんは下半身に布一つ纏っていない 状態になる。 「片足をソファーに乗せて、脚の間を広げて下さい」 「は、はい」 言われるがままに右足を上げ俺の横に乗せて、股下に隙間を作った。 俺は両の手のひらで内腿を押して広げ、かがんでソコを覗き込む。 鬱蒼とした陰毛の奥に赤々とした肉の裂け目が見えた。 「健康的で、良い色合いだ」 親指で陰唇を開けて、中に人差し指を埋める。 しっとりと湿った肉の内側を、指の腹で優しく撫でた。 「んっ・・・・・・ぅ・・・・・・んん・・・・・・」 卑猥な検診に耐え、小さく声を漏らしている。 「実に素晴らしい肉体だ。これは良い母体になりますよ」 蠢き続ける指には透明の体液が付着し、垂れてきていた。 身体チェックという項目で脱がしてきたが、見れば見るほど欲しくなっていく。 「南野さん、どうでしょう。良ければ僕が代理父に立候補したいのですが」 「管理人さんと?でも、あまり身近な人というのも・・・・・・」 「いえ、近いからこそ多くの機会を設けられます。また、旦那さんに内緒での 子作りですから、秘密を知るものは少ないほうがいいでしょう?」 「・・・・・・そう、ですね、管理人さんならたくさん会えますし、理想的なのかも しれないわ・・・・・・」 わずかに躊躇いが見えるが、もうほとんどこちらに落ちているようだ。 「もちろん、南野さんの意思は尊重しますよ」 俺は警備服の上着とズボンを下ろした。 美人妻の裸体を前にしてすでに硬直しているイチモツを見せ付ける。 「OKならば身体で答えて下さい」 「・・・・・・はい」 十中八九、問題はないだろう。 しかし旦那・義一への思いは強い。 相手の思考に逆らう内容だと、『言霊』を効かせるのが難しくなることを知った。 やはり恵子さんは、ここまできても迷いが見える。 長い睫毛を伏せ、口元をキュッと結んでいる。 それでも、ゆっくりと両膝を俺の横のソファー上につき、またがる格好となった。 さっきまで弄っていた恵子さんの入り口が、今は俺のチ○ポの数㎝上にまで迫る。 「か、管理人さん・・・・・・」 「はい、なんでしょう?」 「子供が欲しいのは本当の気持ちです。しかし、このように想いの通じない男 性と為さっていいものでしょうか・・・・・・?」 浮気など考えすらしなさそうな奥さんだ。 なるほど、当然の不安かもしれない。 「それでは、この一時だけは僕らは恋人ということにしましょう。代理の父で あり、代理の夫です。恵子さんは何の不安も感じることなく、交わりに専念し ていただいていいんですよ」 「あぁ、それはいい考えですね。そうさせてください!」 「こちらこそ・・・・・・」 そうして、恵子さんは俺の股間に深々と腰を下した。 ―――ビクッ、ビクッ ムスコの先端から根元まで飲み込まれ、その暖かさに中で跳ねる。 「あぁ、管理人さん……とてもお元気ですね」 照れたように微笑んだ。 「あまりにも心地が良かったものでwさぁ、恋人同士なのですから隆雄と名前 で呼んでください」 「隆雄さん……♪」 甘えるように両腕を俺の頭にまわして抱きつき、腰を擦りつけてくる。 俺も抱きしめるように手をまわし、ブラのホックを外した。 白い乳房がさらされる。 「恵子さん、男性の上に乗って交わったことはありますか」 「少しなら経験があります」 「じゃあ、動き方はわかるよね」 うなずくと腰を上下に動かしだした。 ―――ぬぷっ、くぷっ、じゅぷっ 座りながら美人の膣でしごかれる快感はたまらない。 「恵子さんのおっぱい奇麗だ」 「ん……さ、触ってください。胸も……腰も……全部」 遠慮なく、ぷっくりとした左乳首を口に含み、腰の上で揺れる臀部を鷲づかみ にする。 「あんっ♪嬉しいですっ、隆雄さぁん・・・・・・」 結構、甘えるのが好きなようで、身体に触れるとピクピクと反応して喜ぶ。 赤らめうっとりとした表情には、すでに旦那への思いは見えなくなっていた。 昼の日差しが入り込むリビングに、俺と恵子さんの濡れた息遣いが溶ける。 向かいのビルからは奥さんの痴態が丸見えになっている。 もっとも、距離があるし、こんな時間から望遠鏡を用意している暇人はいない だろう。 「はぁっ……!は、あぁんっ……!」 淫らに腰を振りたくる恵子さんと抱き合う。 ソファーは俺と恵子さんの汗でしっとりと湿ってしまった。 (旦那さんに悲惨だな、自分の家のリビングで奥さんが他の男とハメているとは) 長い髪が俺にかかり少しくすぐったい。 しかしそれ以上に、チ○ポからこみ上げてくる快感が勝った。 ―――じゅぷっ!じゅぷっ!じゅぷっ! とろとろになった雌穴からは嫌らしい音がしている。 「たっ、隆雄さん……!わ、私っ、も、もう……!!」 「どうしたんです?」 すでに女としての本能で腰が動いてしまっているようだ。 制御の利かない快楽の行為により、恵子さんの器から水があふれだそうとして いる。 「あうぅっ!あっ、あぁっ!たか、お、さんっ……!うぅ―――――くぅっ―――――」 腰の動きが止まり抱きつく腕がギュッと強まった。 ……気をやったようだ。 「恵子さん、僕をイかせないと子供はつくれませんよw」 「ごめんなさい・・・・・・、あぁッ!」 動けなくなっている彼女を、俺は下から突き上げた。 ―――グチュッ!グチュッ! 「ひゃっ・・・・・・ああぁん!!」 俺も限界が近い。 「け、恵子さんっ、イくよ!」 「はいぃ!」 ―――どくんっ!!ビュルッ、ビクビクビクッ・・・・・・! 溜まった精液がせきを切って吐き出される。 ぬっとりとした温かな体液で、俺と恵子さんのわずかな隙間が埋まっていった。 「こんなにいっぱい・・・・・・幸せです♪」 「元気な赤ちゃんが出来るといいね・・・・・・w」 二人の初めての情事の終わりに、長い口付けを交わした。 その日はたっぷり2発分の種を仕込んでから管理人室に戻った。 夜、旦那は午前近くの帰宅だったようだ。 どうやら最近は遅い帰宅が続いているそうなので、気兼ねなく305号室の南野 宅を利用させていただくことにしよう……。
レスを見る(7)
2009/05/16 13:47:11(27EB9oIx)
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