沙織はこの部屋の異様な光景に呆然と立ち尽くしていた。
自分が助かる為に兄に言われるがまま親友を部屋に呼び出したのだが、
兄の能力が元の身体にまで影響出来る事までは予想外だった事と、
その能力によって親友3人がここまで変わり果てた姿にされるなんて想像すらしていなかったのだ。
「あ～ん、こんなおデブな身体やだよ～元に戻して！」
「助けて！おっぱいとお尻が重すぎるよ～こんな身体じゃ外に出れない！」
裕子と真依が凄い身体で嘆きまくっている。
「おいおい、お前らはまだマシなほうだろ？順子なんかこれだぜ？」
「ばぶぅ～あ～だぁ～！？（なんでこんな事になっちゃったの！？お願い助けて！）」
赤ちゃんになって足元をはいはいをしている順子は必死に助けを求めていた。

「でもこれじゃ順子ちゃんとえっち出来ないよな、それ！」
『ボワン！』
すると3人ともフランス人形に姿がかわった、先程の順子と同じだ。
「年齢はこれじゃないと変えられないんだよな～w」
超デブ、超デカパイ超デカ尻、赤ちゃんのフランス人形の頭に順に手をかざしサイズを変える、そして元に戻すと…

『ボワン！』

「な…元に戻ってないじゃない！？」
順子は小学4年生くらいのガキになった身体を見て怒りをあらわにした。

「なによコレ！？超おデブな小学生になっちゃった～！？」

「わたしなんて小学生みたいな体型にこのおっぱいとお尻なのよ！？」

真依と裕子も同じく小学4年生に逆戻りしていた、超おデブ体型と爆乳爆尻体型のまま。
沙織は3人の身体を見てかなり罪悪感を感じたのか目を逸らしてした。

「おやおや可愛くなっちまってまあ、3人とも4年前の身体に戻った感想はどうだい？あ、真依と裕子は4年前とはちと違う身体だがw」

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