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カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:超能力・超常現象等体験告白
ルール: 私は超能力者、そんな私の空想H体験告白
  
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投稿者: シャチ
僕はあるベンチャー企業に勤める20代のサラリーマン。
普通に恋愛も性経験もしてきた普通の人間。
普通の…そう、2,3日前にこの不思議な力に気付くまでは…

不思議な力…それは生物の身体を意のままに操れる能力。
それに気付いたのは情けない話、のら犬に襲われそうになった時に
そののら犬の行動を抑制できた事に端を発するのだが…
と、そんな話は聞きたくないよな、きっと。
ただ、それが人間にも通用する事が昨日分かった。

で、今日それを自分の性欲の発散のために使用した。

昼間に外回りの営業をしていて、次の営業先に向かう道を車に乗り
走らせていた。
その途中ふと車を停車させた際、脇を通り抜けた女性に目を奪われた。
“めっちゃ可愛い”
女優の黒木瞳を思わせる顔立ち、
体型は白いコートに包まれているので分かりにくいが小柄な感じだ。
片手に買い物籠を持ち、僕の停車した車の傍の家に入ろうとしている。
鍵をバックから探そうとしている姿を見て、
“この女としたい”
そう思った瞬間、車から降り、その女性が扉を開けた時、
猛突進で一緒に家にあがり込んだ。
「ギャー」
勢い余り過ぎて女性を突き飛ばしてしまったらしい。
手荷物を玄関から廊下にかけて散らばり、うつ伏せに倒れた女性。
「痛っ~ぃ。もう何するのよ」
女性は振り返り突き飛ばした犯人、僕を見た。
「えっ?誰?」
痛みと疑問で少しパニくっているのだろうか、僕の顔を見上げる。
その顔はやはり黒木瞳に似ている。可愛い。
「すみません、あなたとしたくて」
僕はストレートに言った。女性は一瞬キョトンとし、
「はっ?あの~、おっしゃっている事が良く分からないんですけど」
少し眉を寄せながら言った。
僕がもう一度伝えるとあきれた口調で
「はぁ?バッカじゃないの?さっさと出ていってよ!」
と僕に言い放った。
“リビングまで行け”
と心の中で念じた。
「えっ?何?何? 身体が…?」
すると女性は靴を脱ぎ家の奥へと進んでいった。
僕は散らばったバックから免許書を取り出し、
女性を追って奥へと進んだ。

「ちょっと何勝手に入ってきてるのよ。警察呼ぶわよ」
まくし立てる口調で言い放つ。
僕はリビングを見渡し、窓際に足を進める。
「これは旦那さんと娘さんかな? 陽子さん」
僕は免許書と窓際の写真を手にそう呟いた。
「関係ないでしょ! 早く出ていってよ!」
多少うるさい声が部屋に響く。
誰が家に入ってくるとも分からない。
まして声が外に漏れて誰かが気付くともしれない。
早くやらなきゃな…
“小声に、そして服を脱げ”
そう念じた。



 
2008/01/17 00:39:16(eR34CYgv)
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