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1:歪んだ世界3
投稿者:
番・ホーテン
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授業が終わると、藤元先生にいびられた緒ノ川の周りに女子が数人集まり始めた。
「大丈夫だった?」 「藤元マジむかつくよねー」 口々に緒ノ川を慰める声が聞こえる。 もっとも緒ノ川自身はちょっと意気消沈してるくらいで、そんなにショックで はなかったみたいだ。 とりあえず、教師といえども油断のならないことが分かった。 自分もどんな目にあうか分からないので気をつけねばなるまい。 「高住くん」 そのとき隣から声がかかる。 「えっ」 「さっきは起こしてくれてありがとう、もぅ少しで危ない目に会うとこだった よ!」 胸に手を当てて心底「あぶなかったー」というように表情を崩す瀬戸内さんが いた。 ちなみに何度もいうようだが、高住は俺の苗字だ。 この瀬戸内裕子〈セトウチ ユウコ〉さんとは一年のころから同じクラスだっ たが、あまり関わりの持ったことのない女子だった。 隣になってからちょこちょこ話すようになったくらいだ。 最も、瀬戸内さん自身は男子とも積極的に交友を持つほうで、よく男子と話し ているところを見かける。 肌が地黒ぎみで、南国系のイメージがある。 少しふっくらとした顔つきだが、体に比べ顔が小さいので、あまりそうは感じ させない。 厚めの唇に、きつそうな眉、それに狐のような細長い目をしている。 髪は真っ黒でもっさりとしていて、それが首元まで覆いかぶさるように生えて いる。 少し硬そうな髪だ。 制服で隠れてよくわからないが、結構胸がありそうな気がする。 そうだ、ついでに我が校の制服についても説明しておこう。 わが高校の制服はブレザーだ。 男女ともに上は校章の入った濃紺のブレザーに、赤に濃紺のストライプ入りの ネクタイ。 下は男子は濃紺のズボン、女子は赤色の生地に紺のチェック柄のあるプリーツ スカート。 女子もネクタイなのはこのあたりでは珍しい。 暖かくなってきた今の季節だと、上を脱いでシャツだけの生徒もいるが、瀬戸 内さんは今もきっちり全て着込んでいた。 「高住くんは私の恩人だよ。ほーんと助かっちゃった!」 大げさなほど感謝してくるが、悪い気分じゃない。 「ああいうときはお互い様だよ」 「そうだよねっ、高住くんが居眠りしてるときは起こしてあげるから」 そう言って俺の肩をポンポンと叩く。 友人が多いと感じていた瀬戸内さんだが、実際気さくだ。 表情や話し方もストレートで、男らしさすら感じる。 「でも、最悪だよ。あのハゲ親父にやられるかと思うと私鳥肌立つもん」 この「やられる」はもちろん「犯される」に決まってる。 さらりと話すが、ちょっと戸惑う。 「あ、ああ…、やっぱ無理やりは駄目だよな」 「ね。するんならそれなりに相手選びたいよ」 瀬戸内さんは、俺にニッコリ微笑みかけてきた。 こんなに話しやすい奴なら今まで話さなかったのがもったいなかったくらいだ。 これからは積極的に話しかけるようにしていこうかな…。 そんなことを考えていると、突然席を立った彼女はいきなり俺の太ももの上に 腰掛けてきた。 「…?」 いきなりの奇行に唖然とする。。 「私、お礼に高住くんのお相手してあげるよ」 「…はぁ?」 もう言葉が出ない。 相手…、相手をするっているのはやっぱり、性交の相手だろうか。 突然すぎるお誘いに頭の中が混乱しはじめる。 俺は返答に答えられず、彼女の顔を見返してばかりだった。 「…あ!もしかして、私じゃ嫌?」 そんな俺の姿を見て、ハッと気づいたかのように瀬戸内さんは聞いてきた。 別に嫌じゃない。 とくに好意があったわけじゃないが、嫌なはずないじゃないか。 一応、俺だって男だ。 「ううううん、そんなことないけど」 首を振って否定する。 「けど?」 言葉尻をつかまれる。 特に意識して言ったわけじゃなかった。 「……場所とか次の授業とか」 周りの生徒はぽつぽつと次の日本史のために教科書の用意を始めている。 日本史の先生は日向〈ヒナタ〉という初老の温厚な先生だ。 俺の腿に柔らかいお尻を擦り付けていた瀬戸内さんもそれを理解したか、 「よっ」と降りてくれた。 「じゃあちょっと来てよ」 ブレザーの腕をつまんでちょいと引っ張ってくる。 何をする気だ、と思いながらも俺はそれに続くことにした。 教室のベランダに出て、ベランダ沿いに次々と教室を通り過ぎていく。 他のクラスの目線がちょっと痛い。 やがて突き当たりの空き教室のようなところまで行くと、そこの窓のひとつを 開け始めた。 ―――ガララッ 本来、鍵がかかっていてしかるべきの窓はいとも簡単に開いてしまった。 瀬戸内さんはここが開いていると知っていたのだ。 「入って」 するりと窓からなかに身を滑り込ませる。 「…ここ何?」 いくつかの椅子と長机が教室の端に寄せられていて、反対側の壁には質素なソ ファーまである。 「いいから入る、そしたら教えてあげるから」 くいくいと手招きをする彼女に従うようにして、しかたなく俺もなかに入った。 埃っぽいかと思ったら、意外とそんなことはなかった。 最近使われたことでもあるのだろうか? 「なんの部屋?教室にしては変な感じがするけど」 もう一度聞いてみた。 今度は答えてくれるようで、ニコーと笑いながら教えてくれた。 「予算委員会の会議室よ」 「ええっ!」 予算委員会はその名の通り、様々な予算を決めるための集まりだ。 行事などの関係で、一月に一度は集まってなんだかんだ話している…ような気 がする。 そういえばよく見ればホワイトボードなんかもある。 特に大事なものが隠されているとも思えないが、ドアは鍵がかかっているはず で、当然俺は一度も中を見たことがなかった。 こんなところまで連れてきたのだ。 瀬戸内さんはさっきの言葉をあきらめたわけじゃないのだろう。 俺としてはさっきも言った通り、嫌では、ない。 むしろ邪な興味すらある。 朝に初草たちと一発抜いたが、どういうわけかすでにその疲れも無くなり、俺 の愚息も元気一杯だ。 しかし、なぜ、俺なのだろうか? いくら歪んだ世界とはいえ、瀬戸内さんには欲求を満たしてくれそうな男友達 が多数いるじゃないか。 考えても分からないし、無視して行為におよぶのもちょっと心残りになりそう だから正直に聞くことにした。 「瀬戸内さん」 彼女は掃除ロッカーから取り出した箒で、うっすら溜まった埃を飛ばしている。 「なーに?」 「どうして俺を相手にしようって思ったの?」 手は休まずに、ゆっくりこっちを向いて、じっと俺の顔を見てくる。 「…本当にさっきのお礼もあるけど…、せっかく隣になったから仲良くしようっ てのが第一かな」 そう言って小首をかしげた。 そうか、仲良くなるためのSEXなのか。 意味はまったく分からないけど、相手の思考が知れただけ、なんだか気が楽に なった。 ―――キーンコーンカーンコーン… そのとき、俺の逃げ遅れたことを知らせるかのように、次の授業のチャイムが 鳴った。 「いつまでも突っ立てないでよ」 いつのまにか横にいた瀬戸内さんがぐいっと俺を押してソファーに座らせてきた。 黒い布張りの三人くらい座れそうな簡素なソファーだ。 一応肘掛はついている。 何となく座ってしまった俺に、更に追い討ちをかけるように瀬戸内さんが迫る。 結局上向きで寝そべるようにして下に敷かれてしまった。 今、彼女は俺の下腹部の上に座り、覆いかぶさるように、両手を俺の頭の横の 肘掛についている。 まるで襲われているみたいだ。 いや、…まるでじゃなくて、これは襲われているのか? かすかに香る瀬戸内さんの匂いが俺の思考回路に靄をかけている。 「口では何だかんだ言ってるけど、結構乗り気みたいじゃない」 「は…?」 本当に狐が笑うかのように目を細めてからかってくるが、言葉の意味がつかめ ない。 「こーれ」 瀬戸内さんがもぞもぞと動かすと、生暖かい、なんとも言えない心地よさが下 半身を襲う。 よく注意すると、気づかないうちに完全に勃起していてブツに、彼女の股間を こすり付けられているようだった。 もっとも赤いスカートで隠れて摩擦部分は見えない。 ズボン越しのため感触もよくわからないが、ジンワリ伝わってくる温かさが更 に俺の息子を興奮させた。 瀬戸内さんはすごく積極的だ。 やっぱり男友達の多いような女子は、この世界では性欲過多なのだろうか。 「うわっ!…もう準備万端じゃない」 手際よくズボンのホックとチャックを下ろされ、俺のイチモツは彼女に握られ ている。 「ふーん…結構いい大きさしてるね」 俺の性器が珍しいのか撫でたりこすったりと弄んでいる。 「あ、あんまりそういうことすると…」 「ごめんごめん!高住くんの見るの初めてだったから」 あははーと笑って、瀬戸内さんは、今度は自分のスカートの中に手を入れた。 中腰になって下着を下ろす。 白地にピンクのストライプのパンティが、右足、左足の順で脱がされていった。 足を上げるときにちらちらと、何もつけられていない脚の付け根が見える。 「さっそく、高住くんの入れちゃうね」 まだ下着しか脱いでいないというのに、スカートでお互いの性器を隠したま ま、ゆっくりと腰を下ろしてきた。 「いくよ…」 瀬戸内さんも見えないはずなのに、正確に自分の入り口に誘導してズブズブと 咥え込んでくる。 ぬるりと湿った膣内に少しずつ少しずつ埋められていく、俺の愚息。 「はぁ…、はぁ……、やっと入った」 やがて完全にひとつに繋がってしまった。 ただ隣の席に座っているというだけの関係の瀬戸内さん。 そんな彼女との秘め事が、なぜか俺を興奮させる。 「瀬戸内さん…!」 上体を起こし、逆に彼女を寝かせるように押し倒した。 「えっ!」 急な俺の行動に驚く瀬戸内さんだが、改めて愚息を奥にねじりこむと、「あ んっ」とあごを上げた。 じわじわと下半身に熱がこもる。 まだあまり濡れていない壁はざらりと俺の肉棒に絡みついてくる。 興奮のあまり手が震える俺は、シャツのボタンも外せず、そのまま上から胸部 の膨らみを握り締めた。 手に少し余るほどの大きさのおっぱい。 「やだっ、ブラがずれちゃうからちゃんと脱がして…」 その俺の手に自分の手を添えて、先走る俺をたしなめてきた。 「わかった…」 深呼吸をして気を出来るだけ落ち着かせ、もどかしい思いをしながら前を肌蹴 させる。 健康的な黒めの肌と、レースのついた白いブラが現れる。 「ほら、これなら好きなだけ触っていいよ」 自らブラを押し上げて、二つの突起まで晒しながら、微笑むようにして俺に誘 いをかけてきた。 改めてその乳房に指を食い込ませる。 高校生にしては育ちのいいおっぱいを、夢中になっていじり続ける。 「やだぁっ、そんな触ったらくすぐったい…」 身をよじるが、逃すまいと抱き寄せて、首筋に口づけた。 いつの間にか彼女の中も十分に濡れてきて、少し動かすだけでもトロトロと蜜 がこぼれるようになってきた。 俺は腰を緩慢に動かしながら、お互いが気持ちいいと思える場所を探す。 「あぁっ、そこっ…!」 瀬戸内さんは奥のほうが感じるらしい。 「瀬戸内さんは、深く入れられるほうがいいんだ」 望むとおりにぐっと挿しこんで、奥のほうの膣壁に亀頭を擦り付けた。 「あうぅっ!そ、そうかも…」 下唇をかんで声を押し殺す。 黙れば隣のクラスの授業の声が聞こえるほどだ。 あまりうるさくは出来ない。 「はぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ…」 日の光の差す部屋に二人の息遣いと、布のこすれる音だけが発せられている。 ときおり、お互いにぴくっと身を震わせては耐えるように固くなる。 俺の場合はこみ上げる射精感を我慢するためだ。 このなんとも言えない心地よさを一秒でも長く感じていたい。 瀬戸内さんの股は自身の愛液で塗れそぼり、ソファーにまで染み込ませている。 もちろんそれは繋がっている俺の愚息と陰毛をも湿らせ、まるでそこで互いの 性器が溶け合っているかのようだった。 「あくぅ…っ、あううっ!……あっ、あんんんんっ!」 やがて込み上げる快楽に蓋が出来なくなったのか、瀬戸内さんはのどを鳴らす ように声を上げだした。 たがの外れたそのボリュームに、あせって俺は強く抱き寄せる。 「あつっ…!」 その瞬間走るように響いてきた痛覚に、同じく俺も集中力が切れた。 どくっ、どくっ、どくっ… 心臓の音のように、耳に大きく幻聴する射精感。 済んでのところで抜くことが出来たが、そのまま瀬戸内さんのスカートとお腹 に勢いよくぶちまけてしまった。 粘性の強い体液は零れ落ちることなく、彼女の肌を白く染める。 「肩…ごめん…」 つぶやくように瀬戸内さんが言う。 先ほど引き寄せたとき、彼女自身、口を閉じようと俺の肩を強く噛んだ。 先ほどの痛みはそれだった。 鈍く残る肩の噛み痕と、下半身の痺れが、軽いめまいを引き起こした。 結局、そのままもう一度交わり、ようやく休憩に入った。 瀬戸内さんの体は肉感的で、連続でもまったく飽きることがない。 ソファーはお互いの淫液で汚れてしまったため、今は長机に腰掛けている。 「高住くんって案外積極的なんだねぇ」 すでに制服のブレザーを着こんだ瀬戸内さんが横でつぶやいた。 「なんで案外?」 「だって、あんまり女にがっついてるように見えなかったからさ」 この世界になってから様子見が続いていて、あまりこの変化を楽しもうとはし ていなかった。 確かにそれは彼女からすれば「消極的」に見えたのかもしれない。 「大体、部活とか入ってないよねぇ」 「あぁ、入ってない」 「それじゃぁ、放課後とか暇でしょ?それともなんか別にやってることがあるの」 「いや…、ないな」 「だよね!」 俺の返答を聞くと、少し表情を明るくして椅子を飛び降りた。 瀬戸内さんはさっきもそうやって突拍子のないことをけし掛けてきたので、思 わず身構えてしまう。 「じゃあ、今度、うちの部においでよ!男子募集中だし!」 「瀬戸内さんの部って…料理研究部じゃなかったっけ?」 「よく知ってるじゃない、そうよ」 俺は考える。 料理なんてカレーくらいしか出来ない自分がそこへ行く理由はあるのだろうか? 普通だったら料理に興味がないやつが行くべきところではない。 しかし今は「普通」の状態じゃない。 実のところ、俺は料理には興味はなかったが、料理研究部には幾らかの興味が あった。 「考えておくよ」 体のいい返答をしておくことにした。
2007/03/17 01:36:08(8KzyvE8V)
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