立ち上がったあたしの胸元に先生の視線が突き刺さる。
「礼!」
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「このクッキリとした胸の谷間もたまんねえな~、これが小学生のパイオツとは信じられねえぜ」
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「着席!」
散々に先生の視線をオッパイに浴びながらなんとかあたしは席に着いた。
「それじゃあ、一時間目、国語の授業を始める」
先生は再度あたしに視線を向けた。
「じゃあ、55ページから、大浦、朗読して」
先生は朗読の担当にあたしを当てる事が多かったが、能力に目覚めた事で、その理由がはっきりと理解できた。