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邪眼を持つ男2
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:超能力・超常現象等体験告白
ルール: 私は超能力者、そんな私の空想H体験告白
  
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1:邪眼を持つ男2
投稿者: イツキ
「あ、あの……」
声を掛けられ、ようやくソファーへと腰掛けた。昨夜の事と意外な態度でどうも調子が狂う。「ご馳走様。お前、良い女になるよ」
「え、あの……?」
「料理上手で床上手ならな」
昨夜はあれほどまでに乱れていたと言うのに、この程度で頬を真っ赤にしてしまうギャップが面白い。
「そう言えば無断外泊じゃないのか?」
今時の女子高生には当てはまらなくても、真面目な彼女の親は心配するだろう。厄介事は嫌だと言う理由で問い掛けたのだが、凛は寂しいそうな顔で笑って見せた。
「両親は滅多に帰らないんです。もし帰って来ても、私がいるかさえ気付かずに仕事に戻るから……」
「まあ、それなら良いんだがな」
凛の家庭環境は俺と非常に似ているらしい。まあ、俺の方は年に一度、それも電話で生存確認するだけと言う大らかさだ。
「さて……お前の家、学校の傍だったな。図書館でも行くついでに送ってやるよ」
これは遊びだ。凛に対して、親近感はあっても恋愛感情はない。分かってはいるのだが、その親近感が冷たく突き放すのを阻んでしまった。ハッとして凛の様子を確認すると、先ほどの寂しそうな微笑みが満面の笑みに変わっていた。引っ込みも着かないので、仕方なく身仕度を整える。
「佐久間さん、優しいですね」
「何の事だか……」
その態度は何処か不思議だ。彼女を気取って腕を絡める事もなく、かと言って友達の距離よりは近い。触れようとすれば簡単に届くのに、何故か遠く感じてしまう。
「私、ずっと好きな人がいたんです。その人が当番の日に図書室へ来てくれるのが楽しみで……」
羨ましいくらいに単純で、純粋な望みだ。だからこそ、知らなかったとは言え、それを利用する形で抱いた事に罪悪感を覚えてしまう。
だが、次の彼女の言葉で絶句した。
「佐久間さんが私の事を好きじゃなくても良いんです。後悔なんかないですし、嬉しかった。だから……」
「お、お前……」
「一緒にいられるだけで幸せなんです!だから……」
別の女の代わりに抱いたと、気付いていた?
「体だけでも構いません。傍にいさせて下さい!」
即答など出来るはずがない。この何日かが愚かしく思えるだけだ。
「……少し、考えさせてくれ」
情けないが、それを言うだけで精一杯だ。
「図書館に行くんですよね?着いて行って良いですか?」
建物を指して聞いて聞いて来る凛。断る理由も見つからず、頷いたのだが……これが俺にとっての岐路になるとは思わなかった。
 
2004/12/22 04:11:02(y04OSjGS)
2
投稿者: イツキ
塗れ場とその後です。完璧なはずの主人公が性格的に壊れて行きそうですね。基本的に私は強姦などが嫌いなので、余り激しいのはないです。と言うか、タイトルの邪眼を使う日は何時になることか。感想などありましたら、宜しくお願いします。

04/12/22 04:23 (mxADI3uP)
3
投稿者: 巣鴨
また書いて☆
04/12/22 22:42 (fsSXG.6I)
4
投稿者: なば
おもろかったよ。おれもきついのよりソフトのほうが好きだからそっち方面で邪眼も活躍できるのがみたいな
04/12/28 10:50 (Ms93b3m0)
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