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生命(残1話)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:超能力・超常現象等体験告白
ルール: 私は超能力者、そんな私の空想H体験告白
  
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1:生命(残1話)
投稿者: セレナ ◆KnFHojOWaA
やがて俺たちも地下の生活になれてきた。
俺たちはお互いを名前で呼ぶことはなかった。もちろん名前はあるし、互いに知ってはいるが、「おい」でも「ねぇ」でも十分事足りた。
「ねぇ、私たちなにも、着物をつけている必要はないんじゃない?」
たしかにそうだった。別に羞恥心は起こらない。二人きりしかいないこの世界では、地球上の全てが俺たちの家だったし、俺たちを邪魔するものも無く、二人は深く愛し合っていた。
二人は服も下着も脱ぎ捨て、裸のまま毎日を過ごした。全てに面倒くさく無いだけが俺たちのとりえだった。
比較するものが無かったので、美しいと言えるかどうかはわからなかったが、互いに美しいと認め合っていた。
口に出してたしかめなくても、完全に信じあい愛し合っていた。
一昔前なら、せっかく芽生えた愛も、浮気で無くなったかもしれない。だが、今はそんな心配はしなくてよかったので、愛の芽は成長する一方だった。
人類はじまって以来、誰もが理想としてきた、絶対的な愛の姿といえるだろう。
そして彼女との初めての夜。
「うう・・・」
「あっ!」
自分以外の体温を感じ、自分以外の胸の鼓動を感じた。温かかった。
暗く、電気も流れていないデパートの地下に、地球上の全ての熱が集まったかの様だった。
 
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2004/07/23 20:33:45(aaz/.DNA)
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