会社に着くといつもとおんなじ仕事を淡々とこなしていく。もう飽き飽きしてきている。そんなことを思いながら仕事をしていると大事な花瓶を持っている手が滑って花瓶が下に落ちてしまった。(ヤバイ!どうしよう、時よ止まってくれ。…なんちって苦笑)そんてバカなことが頭をよぎった。その時!なんと花瓶が宙に浮いてるではないか。 花瓶だけではない人の動きや時計の針さえも止まっている。
(もしかしてコレが夢に出てきた変なおじいさんの言ってた力か)おじいさんがくれた力は時間を止められる力だった。これからこの力を使って何をしようか仕事中にそればっかり考えていた。