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レターセット
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:超能力・超常現象等体験告白
ルール: 私は超能力者、そんな私の空想H体験告白
  
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1:レターセット
投稿者: 童貞の魂
朝、単身赴任である私はいつも通り独りで起床し、出勤の準備を済ませる。駅に向かい、定期を使わずに改札を通過。電車を待つ間、駅の売店にてパンやオニギリを適当にカバンに放り込む。そう。今日の場合、この世界では『私だけ全て無料』と言う事になっている。
数ヶ月前、ある居酒屋で一人の紳士と出会った事がきっかけだった。仕事終わりで泥酔していた私は、偶然席が隣合わせになった赤の他人であるその紳士に、日頃のストレスをベラベラと喋っていた。無能なのに威張り散らす会社の上司の事、単身赴任が決まった途端邪魔者がいなくなるかのように喜ぶ妻と子供の事、自分でもうだつの上がらないダメな男だと自覚している事、その紳士は同情してくれるように静かに相槌を打つだけだったが、それだけでも私のストレスは徐々に解消されていった。そして紳士は私の愚痴を全て聞き終わると一冊のレターセットをくれた。「これに自分の願いを書いてポストに投函すれば、翌日から永遠にあなたの願いは叶えられる。もう人生嫌な事など無くなるでしょう」紳士がそう言い残したところで私の記憶は途切れた。それから私の生活は大きく変わる。もらった手紙に願いを書いてポストに出すだけで、何でも思い通りになった。このレターセットに書いた事が法律のような決まりとなって、願いを叶えてくれるようだ。金が欲しいと書けば私の口座に大金が振り込まれる。仕事に行かなくてもいい、と書けば無断欠勤しても何も言われない。まぁ一週間程で退屈になり、元の生活に戻したが。人間、適度なストレスは必要らしい。仕事が終わり、駅前を歩いていると学校帰りの女子高生達が目に付く。短めのスカートから伸びる若々しい足に久々に性欲が高まってくる。帰宅後、私は手紙にボールペンを走らせた。
翌日の朝、私は自宅近くの高校に向かった。明るい声を上げながら男子も女子も指定の制服で通学していく。私も気を引き締める為、いつもの通勤スーツを着て校門に向かう。校門には男性教師が立っているが、中年の私が通過しても止められる事はない。私が書いた願いは「私の存在を無視すること、私のする事に抵抗できない」というものだ。私は早速校舎の玄関に入り、下駄箱に向かった。
私は下駄箱の近くで仁王立ちになる。男子も女子も私が見えているはずだが『無視』しており、障害物を避けるように私の横を素通りしていく。数分、生徒達を眺めていると、一人の女子生徒に目が止まった。
 
2007/07/29 00:15:58(fw0uu2y1)
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