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1:勝手に動く服
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朝です
僕はこの幸せを失いたくなかったので更に頭の中で「僕の腕にしがみつけ!」と考えてみる事にした。
女性は抱きついてる状態から解除されて少し安心した顔を見せたがそれも長くは続かないだろう。今のところ女性は僕が考えてる事で動かされてるとは気づきもしない様だ。 僕はまだ猿芝居を続ける事にした。例え気づいたとしても嫌がってる顔を見せていればバレないと思ったからだ。 僕は女性の顔を見て言った。 「あんたね、好きでもない相手にそんな事されても嬉しくないんだよ!」 女性は涙目になって言い返してきた。 「あたしはこんな事したくないの…でもさっきから体が言うこと効かないのよ!あたしの目を見てよ、嘘をついてる目に見えるの!」 僕は少し罪悪感を感じていたが、もう後には退けない。僕は我ながら臭い芝居だなと思いながらも続けた。 「ごめん…泣くなよ、悪かった。でも話が凄く都合が良過ぎる話だと思ってさ。今は半信半疑なんだよ。」 女性は腕にしがみつきながら言った。 「キャッ!また…確かに信じられない話だよね。」 ギウッ 「あ…」 女性の胸が腕に押し付けられると僕の息子はいきなり反応しだした。 僕はもう持ち帰ろうと考え始めていた。 「ところでさ、どこで降りるの?」 僕はおそるおそる聞いてみた。 「もう過ぎたよ…さっきの××。」 「そうかあ…僕は○○駅だよ。」 「そうなんだ。」 会話のノリが悪いなあ…ようし… 僕は○○駅まで女性とたわいもない話をしていた。だが、次なる作戦がもう頭の中には展開し始めていた。 続く…だろうか?
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2006/09/04 14:10:02(JuGkVNAm)
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