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人体改造全書2
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:魔法使い体験告白
ルール: 私は魔法使い、そんな私の空想H体験告白
  
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1:人体改造全書2
投稿者: かさた ◆rm.2MSOmds
鏡の前で俊哉は様々な髪型をして遊んでいた。
髪を自由に伸び縮みできるようになったからである。
しかし、それに三十分程で飽きた俊哉は自分の部屋に戻り本を開く。
[次は骨の伸び縮みに挑戦して欲しい。
爪や髪などと近いものであるがやはり難しいのでしっかりと集中して試してみてもらいたい。
ただし、爪よりも力を必要とするので一度や二度で諦めないで欲しい。]
俊哉は本を閉じると目をつぶって集中しようとするが上手くいかない。
「ダメだ。集中できないなあ。気分転換に行くか」
集中できないと分かった俊哉はそのまま部屋を出て外に出かける。
外に出かけはしたが特にすることがない俊哉はぶらぶらと歩いていた。
「爪を伸ばせるくらいじゃあ何にも変わらないなあ」 俊哉はぼやきながら歩く。
「ああ、あれには使えるか」
何かを思いついた俊哉は物陰に隠れて髪と髭を伸ばす。そして、堂々とパチンコに入る。
ぼさぼさの髪と伸び放題の髭のおかげか俊哉が中学生だと気付く店員はおらずすんなりと台の前まで行くことができた。
「一度やってみたかったんだよな」
俊哉は隣に座っている人の真似をして千円札で玉を出すと何も考えずに打ち始める。
そんな事でかかるはずもなく瞬く間に玉はなくなってしまう。
玉が無くなった俊哉は立ち上がるとそのまま店を出る。
「あんなののどこが面白いんだろ?」
あっという間に千円を使ってしまい腹立だしさを隠さないまま髪と髭を戻す。「帰ってもう一度挑戦してみよう」

自分の部屋に戻ってきた俊哉は目を閉じて意識を集中させる。
だが、いくら経っても変化することはなかった。
「駄目だなあ。やり方が間違っているのかな?」
本を開いてじっくりと読むと端の方に注意書きがあった。
[骨を伸ばすにはエネルギーが必要なので食事をしてエネルギーを貯えておくこと]
「なんだ、エネルギー不足か。おやつでも食ってからやるか」
失敗の理由が分かってほっとした俊哉は部屋に置いてあるお菓子を物凄い勢いで食べ始める。
一気に食べ終えるとすぐに目を閉じて集中する。
今度は見る間に小指が伸びていき中指よりも長くなる。
「成功だ!でも、小指が長いと妙な感じがするから戻そう」
目を閉じた次の瞬間には小指は元の長さに戻っていた。
「以外に簡単にできるようになったけど本をしっかりと読まないと駄目だなあ。骨を伸ばせるということは身長が自由にできる事になるけど服がないから今すぐには役立たないな。でも、どれくらい伸ばせるんだろ?」
俊哉はカーペットの上に寝転んで右手と右足に意識を集中させる。
するとするすると伸びていき部屋の端から端まで届いた。
「一回コツを掴むと簡単にできるようになるな。これだけ自由に……」
そこまで言いかけてある事に気付いた俊哉は集中する。
コツン
伸びていた手が綺麗な円を描いて俊哉の頭にぶつかる。
「よし!想像通り伸ばせるだけじゃなくて曲げる事もできるんだ」
俊哉は自分の手足を戻しながら自分の能力に感動していた。自由に曲げたりできればそれだけできることが増えるからだ。
「これなら、狭くて曲がった所でも色々できる!やっぱりこの本は凄いや!」
自分の能力の凄さを改めて感じた俊哉は続きを読もうと本に手を伸ばす。
「ただいま。俊哉!今からご飯食べに行くから降りてきなさい」
母親の声が玄関から聞こえてくる。
グゥ
おやつを食べてはいたが骨を伸ばしたりしているうちにすっかり腹が減っていたのか情けない音が部屋に響いた。
俊哉は手にしていた本を机の上に置くと母親の待っている玄関へと向かった。
 
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2005/10/15 07:54:08(1ApqRYd9)
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