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人体改造全書
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:魔法使い体験告白
ルール: 私は魔法使い、そんな私の空想H体験告白
  
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1:人体改造全書
投稿者: かさた ◆rm.2MSOmds
ピンポーン
呼び鈴が鳴った。
ドタドタドタ
慌てた感じの足音がして一人の少年が走ってインターホンを取る。
「どちら様ですか?」
『史明だが、その声は俊哉か?』
「そうです。今、開けます」
俊哉はインターホンを置いて玄関に行きドアを開ける。
そこには40くらいの風格のある男が立っている。「お久しぶりです、史明おじさん。今日はどうしたのですか?」
「俊昭に借りていた金を返しに来たんだかいないようだな。お前が預かってくれないか?」
史明は持っている鞄から封筒を取り出して俊哉に渡す。
「それから、お前にこの本をやろう。私が訳したものだから誰も持っていないぞ」
そう言いながら鞄から一冊の本を取り出す。
「人体改造全書?何この本?」
表紙に書いてある題名を見て首を傾げながら尋ねる。
「読んで字のごとく、人体を改造する方法が書かれた本だ。まあ、私はできなかったんだが、読み物としても変わっていてなかなか面白いぞ」
「そうですか、後で読んでみます。じゃあ、お金は父さんに渡しておきます」
「頼んだぞ。私は別の用事があるのでこれで帰るよ」
史明はそれだけ言い残して足早に去って行く。
俊哉は受け取った封筒を電話の横に置いて自分の部屋に帰る。
 そして、ベットに寝転がって人体改造全書を開く。
[この本は人体の改造について書いた本である。
この本を信じて順番にこなしていけば君の世界は一変するだろう。
現状に不満を持っていたり、人体の改造に興味があるならこの本を信じて欲しい。
マクウェル・O・ジムクエルト]
「……現状に不満があるか。おじさんは無いだろうな。俺は……信じよう!」
自分に力強く宣言した俊哉はページをめくっていく。
目次は非常に気になったが本を信じて順番に読もうと決めて目次を飛ばしていく。
[第一部
自分の体の改造
まずは自分の体を自由にする必要がある。
他人の体を改造するには非常に多くの力が必要なため簡単にはいかない。そのため、まず自分の体を改造して普通の人間には無い力を身につける必要があるのだ。
とはいえ、自分の体を自由にするのも容易なことではないので、根気強くこの本を読んで貰いたい。
まずは爪を伸ばしたり縮めたりしてみよう。
どうして爪かと思うかもしれないが一番処理が簡単だからだ。髪の毛等の場合は後で同じにするのが難しいが爪ならば簡単に切る事ができるからだ。
人間の意志の力は強い。それを信じて爪よ伸びよと強く念じながら爪に力を込めるのだ。そうすれば君の爪は必ず伸びるだろう]
俊哉は本を閉じると目をつぶって小さく呟きながら爪よ伸びよと念じる。
すると、どうだろう。俊哉には才能があるのかじわじわとではあるが右の人差し指の爪が伸び始める。
目をつぶっている俊哉は伸び始めたことに気付くはずもなくただひたすら純粋に念じ続ける。
五分が過ぎた頃だろうか、呟くのを止め目を開いた俊哉は自分の爪が五ミリくらい伸びている自分の人差し指を見て感動にうち震えた。
「すげぇ、本当に伸びてるよ。この本は俺に力をくれるんだ!」
思わず叫んでしまった自分の口を押さえると俊哉は本を開いて続きを読み始める。
[爪が伸びるのは普通の生理現象でもあるためさほど難しいことではないかもしれないが反対に縮める事は非常に難しい。
だが、爪を伸ばすことができた君なら必ずできるはずだ。
自分の力を信じて爪よ縮めと念じて欲しい。きっと君の爪は縮むであろう]
俊哉再び本を閉じると先程と同じように目をつぶって爪よ縮めと念じる。
しかし、人間の生理現象に反するためか一向に縮む様子はなかった。
目を閉じていながらも縮んでいない事が分かるのか五分以上過ぎても俊哉は目を開かなかった。
更に十分が過ぎたところで俊哉は目を開くと本を開いて一番最初のページを読み本を閉じる。
「伸ばすことはできたんだ。縮める事も必ずできる!」
自分に気合いを入れ直した俊哉は再び目を閉じる。
何の変化もないまま時間だけが流れていく。
そんな事は関係ないのか一心不乱に俊哉は念じ続ける。
どれくらい時間が経ったのだろうか。伸びる時とは比べものにならないくらいゆっくりとしたスピードで爪が縮み始める。
それには全く気付かないのか俊哉はただ念じ続ける。
「いてぇ!」
右の人差し指に痛みを感じた俊哉は目を開いて指を見る。
すると、爪が縮んで切りすぎた時と同じようになっていた。
「痛いから伸ばすか」
俊哉は痛みに耐えながら集中すると、痛みは治まり爪は元の長さに戻っていた。
 戻ったことを確認した俊哉は本を開く。
[爪を自由に伸び縮みさせる事はできただろうか?できなかった君はこの本を信じて再び挑戦して欲しい。
できた君は髪の毛や髭等の毛も試してみてほしい。きっと自由自在に伸ばしたりできるはずだ。
できるようになった君は次の段階に進んでみよう]

どうもです。展開はしばらくゆっくりですがそれでもよければ続きを書きます。
 
2005/10/13 12:17:55(zxFhARHY)
2
投稿者: マロンロールケーキ
連載がんばってください
応援してます
05/10/13 19:37 (lZ0BKEQU)
3
投稿者: わんにゃ
面白い!
05/10/14 11:37 (rUiqcz1O)
4
投稿者: かさた ◆rm.2MSOmds
面白いと言って下さってありがとうございます!
続きも頑張ってますのでまた、感想をお願いします。
05/10/14 21:40 (a2JyjS/8)
5
投稿者: りょう
かなり面白い設定です!!
文章も上手だし、人体改造が大好きな
俺にはたまらないシチュエーションです!!
早く続きが読みたいので宜しくお願いしますね!
女の子の乳房や乳首、乳輪お尻の大きさや年齢を変えるような
展開を希望します!!

05/10/14 22:55 (8Zxfr658)
6
投稿者: かさた ◆rm.2MSOmds
感想ありがとうございます!
そのへんの展開はもうしばらく後なので待っていてください。
続きも読んでください。
05/10/15 07:26 (0g2.IPnC)
7
投稿者: くろわっさんとまふぃん
今後の展開を期待します~
05/10/15 20:56 (sEqF1SCF)
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