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1:吸血鬼
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魔王と俺
『お前に吸血鬼の能力を与える…』「は?」『決めた…』「えっ、あの、あがが…
」いつも魔王は唐突だ。俺はこの時から、普通の食事ができなくなった。「あーい い眺め。」俺は夜の空を飛んで、食料の家に向かっていた。「ここだな。」窓から 忍び込む。今は深夜、寝息を立てる少女が一人。食料の名は辻 希美。「可愛い寝 顔だ。食えるかな?」「ん、ん…。」俺の気配に気づいたようだ。「ん…誰かいる ?こんばんは。」まだ寝ぼけているらしい。「俺は吸血鬼だ。希美の血を吸いに来 た。」「んーだめです。」 俺も何だかしっくり来ない。らちがあかないので希美の上に覆いかぶさった。「ひ ゃ!…モゴモゴ…。」急いで口を塞ぐとじっと目を見つめた。「んーんーんーっ! んん…。」ばたばたと暴れていたが力が抜け、大人しくなった。「よし。」俺は手 を離すと首筋にかみついた。「あ…」希美は息をもらす。俺の口には鉄の味が広が った。濁りのない血だ。なかなか美味しい。ジュ…ジュル…んぐ…んぐっ…体温が 下がっていく。俺は口を離した。希美の顔は血の気が失せ、青白い。首筋には牙の あとがついている。 「今日から、俺の命令には全部従うんだ。」「はい…」目には力がなく、唇は青ざ めている。俺はベッドに座った。「さあ、隣に座って。」希美は起き上がると、言 う通りに腰掛けた。「これを握って。」俺はペニスを出すと、手に握らせた。「上 下に動かして、ゆっくり。」「こうですか…」小さい手が俺のペニスをしごきだし た。「そう、優しく。」希美は無表情で続けた。動きはぎこちないが細い指の感触 にペニスはそそり立った。「気持ちいいですか?」「ああ。」先端に粘液がにじむ 。肩を抱き寄せると髪の香りがする。 希美は手を動かし続けた。14才の少女の愛撫に早くも放出しそうだ。「ん…いくぞ 。」ビクン…ビクビク…ドビュッ…ドクン…ドクドクドクドク…精液が一瞬飛び散 ると、あふれて希美の手を汚していった。「放していいぞ。」虚ろな目で手に付い た白濁液を見つめている。俺はそれを拭き取り、再びベッドに寝かせた。「また、 来るぞ。毎晩血を吸ってやる。」「はい…わかりました…」希美の口もとに微かな 笑みが浮かんだ。
2001/10/19 01:14:32(kxE8/dpm)
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