僕、坂下佑太には物を透明にするチカラがある。
透明にできるのはあくまで「物」であって、「者」ではない。
いや、正確には人、つまり自分を透明にすることもできなくはない。でも、
人間のような質量の大きな「モノ」は透明にしてもすぐに解けてしまうの
だ。
だから、ぼくは最近までこの能力を使って女の子に悪戯する方法なんて考え
もしなかった。
せいぜい階段を上ってる女の子のスカートの中身を透明にするくらいしか考
えられなかった。
でも今、満員電車の中で偶然にも同じクラスの人気者、大蔵由紀と、同じ車
両に乗ってしまったのだ。
彼女、大蔵さんはかなり可愛い女の子で、告白された回数がぼくが聞いただ
けでも二桁はあるらしい。
そのとき僕は何故だかムラムラしていて、彼女の裸が見たい・・・その考え
が頭から離れなかった。
そしてとうとう僕はその考えを実行に移してしまう。
そう、彼女の服を全て透明にしたのだ。
「え・・・？キャアッ！」
そう叫んだ彼女はものの見事に周りの注目の的になってしまった。
彼女の裸体は、白くて、細くて、すごくキレイだった。もちろん出るところ
もしっかり出ていて、かなりエロい身体つきをしている。
僕はもちろん、周りの男どもが目の前の裸の女の子を、見逃すはずもなかっ
たのは、言うまでもない。

たぶん続かないｗ

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