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(無題)

カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1: (無題)
投稿者: mio
第六章 疼く日常
数日が経った。
仕事の合間、会議室のガラス窓に映る自分の姿を見て、悠真は小さく息を飲んだ。
スーツを完璧に着こなし、部下に指示を出す姿は、いつもの自信家・佐藤悠真そのものだ。
誰も知らない。
この男の首には、まだ薄く残る赤い痕があること。
そして、その痕を見るたびに、下半身が疼いてしまうことを。
「……くそ」
会議が終わった後、一人になったオフィスで悠真はデスクに肘をついた。
スマホを握る手が、微かに震えている。
ひな様
メッセージを送りたい衝動を、何度も堪えた。
送ったら負けだと思っていた。
でも、もうそんなプライドは意味がないことに気づき始めていた。
夜、自宅のベッドで横になっても眠れない。
目をつぶると、すぐに思い出してしまう。
温かいローションまみれの手。
耳元で囁かれる甘く残酷な声。
手錠と目隠しで世界を奪われ、ただひなの感触だけを乞うていた自分。
「あ……」
無意識に自分の胸に手を当てた。
乳首のあたりを爪で軽く引っ掻くと、ビリッとした快感が走る。

「俺……何やってんだ……」
自分でも呆れる。
38歳の男が、こんなことで興奮している。
普通の女性を抱いたって、もう満足できない体になっていた。
俺は……変態だ。
その認識が、頭の中に落ちた瞬間、下半身が熱く硬くなった。
会いたい。
ひな様に会いたい。
あの冷たい視線で、惨めな自分を見てほしい。
触れてほしい。
もっと、壊してほしい。
首輪を付けられて、言葉責めされて、ひな様の玩具にされていたい。
悠真はベッドの上で身体を丸め、スマホを握りしめた。
結局、メッセージを送ってしまう。
悠真
「ひな様……今、すごく疼いてます。
会いたいです。
触れたい……見てほしい……」
送信した瞬間、羞恥と興奮が同時に襲ってきた。
自分で認めてしまった。
自分がマゾであることを。
ひな様の前でしか、本当の姿を見せられないことを。

返信が来た。

「可愛い。
もう我慢できない?」
 
2026/07/22 21:56:31(8GxeIrOj)
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