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重なる
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:重なる
投稿者: 美和 ◆SPDtg16wpw
私は美和。
新社会人になった頃に遡って話します。
学生時代は近所の大学だったので自転車通学。
そのせいで慣れない満員電車に毎日揺られて通勤するのが本当に苦痛でした。

いつも決まった時間、決まった車両
だいたい同じ場所に立って乗っていました。
嫌な電車でも「自分の場所」を作った感じです。

ある日、背後に立っている男性が妙に密着してきました。
私の髪の毛に顔を付けている?
男性の息づかいが伝わる感じです。
嫌だな、と思いながらも
満員電車だからこんな事もあって仕方ないか。
そう思うようにして気にせず電車を降りました。

数日後、同じような事がありました。
また髪の毛に顔を付けているような…
そして、まるでシャンプーの香りを
深く吸い込むような…そんな音が聞こえてきました。
気持ち悪い…でもそれだけで騒ぐわけにもいかない。
私はじっと我慢しました。

次の週。
また髪の毛の香りを吸い込んでいる人がいる。
この日は、それだけではありませんでした。
頭に頬擦りするような感覚が伝わってきます。
これって…いつも同じ人なの?
でも振り返る勇気もない私…。
だんだん怖くなって硬直していました。
そして私が降りる駅に着いた瞬間
「チュッ」
私の頭にキスをされました。
怖くて急いで電車を降りました。

明日からは電車を1本早くしよう。
そう決めたのは言うまでもありません。
きっと、これで大丈夫。
そう信じていました。
 
2025/09/08 09:38:51(va1g16bT)
2
投稿者: 美和 ◆SPDtg16wpw
でも数週間が過ぎた頃、
また私の背後にあの密着と吸い込む音が聞こえてきました。
私はじっと耐えていました。
すると、その男は私の髪の毛を
右側の肩に乗せるように動かして
出てきた左側の首筋の香りを嗅ぎ始めたのです。
首に弱い私はゾクゾクしながらも恐怖に硬直していました。

そして、初めて耳元で男の声が聞こえてきました。
「ダメだよ、黙って電車変えちゃ。」
「変えても無駄だよ、だって俺は君を見てるんだから」

…見てる?
たまたま同じ車両だった訳じゃないの?
まさか…ストーカー?
色々考え込んでいた時に首筋に男の息を感じました。
ゾクっとして少し体がビクッと動いてしまいました。
「首、感じるんだね」
「感じる所、これからも見つけていこうね」
「きっと君も俺の虜になるよ」
そう言って私の首筋にキスをしてきました。

どうしよう…逃げられない…
この男はどこまで私を追っているのか…
まさか、職場も自宅も知ってるの?
それとも乗車駅が同じだけ?
もう無理!
そして私は彼に伝えました
「こっ、これ以上…同じ事をしたら…」
「大声だします…2度と来ないで下さい」

フッと鼻で笑う男は
「そうか…残念だな…」
そう言って離れました。

解決…したのかな?
ハッキリ言えば大丈夫なんだ!
ようやく平穏な電車通勤が戻ったようです。
25/09/08 09:39 (va1g16bT)
3
投稿者: 美和 ◆SPDtg16wpw
入社して半年ほど過ぎた頃
私は仕事にもやりがいを感じ、
更には恋もするようになり充実した日々でした。

彼は部署は違いますが同じ年に入社した同期。
社内の交流会で仲良くなったメンバーの1人でした。
背も高く端正な顔立ちで入社から注目されていました。
私には勿体ない位のイケメンです。
私がいつも困っている時に、
気付けばいつも助けに来てくれる。
そんなヒーロー的な彼氏です。

付き合って数ヶ月過ぎたある休日。
とうとう彼が私の家に…!
そして彼が泊まる事に…!
次の日は一緒に出勤…。
考えるだけでドキドキです!
彼氏と一緒に通勤するのが憧れだったのです。

この日の夕飯は彼の好きなハンバーグ。
彼の為に作る幸せを噛みしめながら完成。
美味しそうに頬張る彼を見て幸せいっぱい。

その後は、恥ずかしいからお風呂は別々にして
彼が私の後にお風呂に入っている間に
お酒の準備をしていました。

色々と話をして笑って…
そしてふとした沈黙をきっかけに
私たちはキスをしました。
長いことキスをしていました。
彼は両手で私の顔を包み込んだり
頭を撫でてくれたり
とにかく優しくてとろけるキスが続きました。
そして彼が私の耳にキスを…
そして首筋に…
はぁっ…と甘い吐息を漏らす私を見て

「首筋が感じるんだね」
「感じる所、これからも見つけていこうね」
そう言って私の全てを愛してくれました。

首筋も、胸も、乳首も、背中も…
太ももも…そして、アソコも…
彼が触れる所全てに感じ過ぎて…
私の声が大きすぎて、隣に聞こえていないかしら…
「隣は男が住んでるの?」
大家さんから独身男性とは聞いたけど、会ったことは無いんだー
「そっか、じゃ、思い切り聞かせてやろう」
もぉーw
25/09/08 09:40 (va1g16bT)
4
投稿者: 美和 ◆SPDtg16wpw
そして彼はスマホを手に取り
私の淫らな姿を撮り始めました。
そして動画まで。
「恥ずかしいからやめてよー」
そう言うと
「撮り始めたら、めっちゃ濡れて締まりが良いよ?」
はい…
初めてのハメ撮りに興奮してしまいました。
しかも撮りながら彼の言葉攻め。
そして私にもカメラに向かって卑猥な言葉を言わせる。
私って、こんな事にも興奮するんだ…
彼とのエッチの虜になっていくのを感じました。
そして最高の時間を過ごし、一緒に眠りました。

朝は私の憧れだった彼との朝食。
もっと一緒に居たいけど会社に行かないとね。
そして2人で電車に乗りました。
「混んでるから俺の前においで」
私を守るように私の背後に立つ彼。

なんと言う…安心感…!

幸せに浸っている時に、
彼が私の頭に頬擦りしてきました。
そして
スゥゥゥゥーーーっと深く吸い込むような音。

ずっと前に感じた感覚が甦ってきました。

…えっ…?

「久し振りだね、こうやって一緒に電車に乗るの」
「寂しかったんだよ」
「でも言った通り、美和は俺の虜になったね」
「本当に良い子」
そう言って私の首筋にキスをしてきました。

そんな…あの時のあの男は…
記憶と彼が重なった瞬間、真っ白になりました。
25/09/08 09:41 (va1g16bT)
5
投稿者: 美和 ◆SPDtg16wpw
電車を降りて会社までの間に
どう言うことか聞きました。

「一目惚れだったんだ。入社式から」
「それからずっと見ていたんだよ」
「美和を守るために一緒に通勤も始めたんだよ」

え?わざわざ私の乗車駅まで来ていたの?
「そうだよ。でも突然電車変えたよね」
「だから決めたんだ。家を出てから守ろうって。」

?どう言うこと?
「美和の隣の部屋。慌てて契約したよ」
「ちょうど空いていたから引っ越すか考えてはいたけど」
「だから美和が出かける時もドアの音で分かったよ」
「隣の部屋の音って結構聞こえるんだね」
「美和が友達に電話してるのも聞こえたし」
「1人で…エッチな事していたのもね…」
「でも俺も美和の声で一緒にイッてたよ。」

もう…目の前が真っ暗になりました。
そして1人走って会社に向かいました。

どうしよう…
彼の話が本当なら…ずっと隣に彼が住んでいた…
デートの時も、わざわざ私を送ってから
一旦駅に向かう振りをしていたの?
怖い…怖すぎる…
暫く私はビジネスホテルに泊まり、
彼からのLINEも未読スルーの日が続きました。

でも…私は困っていました…

彼と…エッチがしたくてたまらないのです。
本当に彼の虜になっていたのです。
ビジネスホテルで私は毎晩自分を慰めて過ごしました。
でも、自分でしてもイケないし虚しさすら感じる。

私は…頭がおかしいのかも知れない…
私の足は勝手に自宅に向かっていくのです。
そして
「隣の独身男性」の部屋のチャイムを鳴らすのでした。
25/09/08 09:41 (va1g16bT)
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