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表裏
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:表裏
投稿者: まつ


彼女は二杯目のレモンサワーを手に取り、仕事の理不尽さについてため息混じりに話す。
社会人としては一回りどころではなく先輩の俺は、あろうことか「彼女をこの後どう犯すか」考えていた。

彼女とは知り合ってまだ一週間程度、直接会って話をするのは今日が初めてだ。初対面でこんなことを考えているのは、確信しているからだ。
この子はエロい、期待してこの場にいる。

女もエロい、というのは当たり前の話。だが、男がそれを確信するまでは、幾らかの経験が必要ではないか。俺は20の頃だった。
恋愛に疎くモテなかった。でも、女体が好きで、比較的やりやすいネットを駆使した。
良かったと思っている。
アパレル勤務で2つほど年上の女性と仲良くなり、居酒屋で会ってそのままホテルに行った。
脱がせたとき「私もエロいんだよ」と言う。それは恥じらいからだったかもしれない。ただ、糸を引くような具合を目の当たりにして、真実味を感じた。男子大学生にやられることを期待した女がそこにいた。
服も苦手な俺はオシャレなアパレル店員の声掛けが怖かった。それが、今自分の下でくねくねとよがる様に、頭が痺れるくらい興奮した。
これが教訓。
30を超えた今も、全く同じ流れで彼女、美奈に近づいた。

「聞いてます?うわの空??」
揶揄うように美奈は言った。そのまま、焼き鳥を頬張る。どこか楽しそうな素振りなのは、社会に出て間もない彼女にとって年上の男性を揶揄えるような会話は貴重だったからだろう。
あるいは、こちらがうわの空であった理由を察してるのか。
串を取る動きで胸がブラウスを軽く押し上げ、その少し上には小さめの口元が咀嚼しており、肉の脂で艶が出ている。
俺は喉が渇いたような気がして、ハイボールに手を伸ばす。

「さっきからどこ見てるんです、隠す気無さそう」
「いいじゃん、そういう人って分かってたでしょ」
アプリで知り合った時、最初から猥談をした。盛り上がったところで飲みの提案をして、お互いの姿を写真で確認しあった。
意外に爽やかとか抜かす彼女に、冗談ついでにフェラ出来るか聞いた。余裕〜、とのこと。
そういう会話の上で今なのだ。
期待するのは果たして俺だけか?

食事がすすみ、空腹が満たされていくにつれ、この前哨戦の終わりを感じていた。
会話してリラックスしていた雰囲気が、徐々に緊張感を帯びる。これは慣れない。
アルコールのせいか、心臓が大きく鳴っている気がした。どうせなら緊張をほぐす方に作用してほしい。
美奈の方も段々と口数が少なくなっているように見えた。
会計を済ませ、店を出てすぐに手を繋いだ。
えー、なんですかー、と言いつつ、指を絡ませてきた。

「乱暴にされたいんだよね」
アプリで彼女は言っていた。
ホテルにチェックインしてエレベーターに乗り込むと、我慢できず彼女の尻を軽く掴んだ。小柄な体格のわりに大きめで丸みのあるそれが女性的で興奮する。
はやいですよー、と彼女は身を捩らせる。
部屋に着くなり、キスをした。服を脱がせてやるとぐしゃぐしゃに濡れていたので、今度はこちらが揶揄ってやった。
その時はケラケラ笑っていたくせに、クンニをするとシーツを掴むようにして快楽に耐えていた。
正常位の体制になり、挿入するまえに彼女の腹の上に這わせてやった。彼氏より大きい、と騒いでくれたので、これから入ることをお互いに予感したかったから。
挿れると、待ってましたとばかりにきゅっと締め付けるような感覚。それを掻き回すようにしてほぐすと、反抗するように、いや、奥の方から迎えに来るように、どんどんと狭くなる。
降りてきている。この子はされたがっている。
怖がらせないようにゆっくりと、しかしはっきりと、彼女の両手首を持ってベットに押し付ける。
「乱暴にされたいんだっけ」
快楽のせいか、あるいは怯えか、期待か。潤む目がこちらをのぞいた。

一回戦はかなり盛り上がったので、少し休んだ後に一緒にシャワーに入った。
楽しすぎた、思い返せば、理性がもう外れていた。
洗いあっているとお互いに高まってきたので、二回戦となった。シャワールームが狭く、立ったまま後ろからした。
時間があいて再びペニスが入ってくる衝撃に、彼女は小柄な全身で喜んでいたように見える。脚をガクつかせながら、それでもつま先立ちになって健気に腰を軽く突き出し、男を受け止めていた。
ペニスを通して彼女を中から支配するような感覚に興奮した俺は、胸を乱暴に揉み上げたり、軽く頭を掴みながら突き上げた。
犯してください、中に出して、叫ぶような声。
それは興奮のあまり口から出た、ただの台詞だったと思う。しかし俺は、その時はたしかに、この子生意気な女を孕ませてやろうとした。
自分でも驚くくらいの量が、一気に噴出し彼女へ注ぎ込まれた。受け止めきれない分が溢れ、太ももを伝ったから、隠すことは出来なかった。

「多分、大丈夫です」
彼女はそう言ったが、翌朝になると用事があったと早々にホテルを出てしまった。
残された俺は罪悪感に苛まれた。遊びの範疇を超えた。
結婚してまだ日が浅い、もし相手を妊娠させるようなことがあれば、責任はどう取れよう?築かれようとした家庭は、無くなってしまうだろう。
この年齢で火遊びをすることの幼稚さには気づいていた。でも、この自分の裏面を、今後一生封印出来たのか?それで良いのか、分からなかった。
けど、これで分かった気がする。

あれから二週間、彼女から連絡はない。
あの時の興奮を忘れようと、日々の生活に勤しんでいた。
最近多くなってしまった残業を終え、ふとスマホを見るとアプリに通知があった。
やめれば良いのに、開いた。
彼女からのメッセージを見て、どうしようもなく、自分の中の雄が鎌首をもたげた。
その時、メッセージが届く。
「既読つきましたね笑 アプリ消さなかったんだ」
俺は見透かされていた。
 
2025/08/15 11:32:03(Onl8SJL9)
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