詞で表現します



　　　　　　　　　｢しがらみ｣

着物の着付けをやっている私、きっかけは不倫だけど
未熟だからよそ見してた訳でもない　健全な嘘を覚えたせい
愛しているってjewelry 輝きを決めるのはその時じゃないって
終わりを悟った時、瞳に宿るはかなさが体に教えてくれたわ

小説の始まりは錯誤を知らない呪いだと
だから運命のページで先入観を捨てる
形に囚われる薔薇は艶めきをネイルで魅せる

👯心通わない鏡に映るのは淋しさに篭る私
まるで雛龍で無い物ねだりのわがまま尖らせて
うだつが上がらない幻想に運命任せてた
心を知りたい　自身を溺れさせたい
世間を知らない淋しさはまっぴらごめんよ
手に取るようなときめきじゃもの足りない
愛は悪魔の儀式　この体と魂売るから
貪る潤い彼の愛撫でしたたかを買い占める
すねる私を戒律してほしい

彼と出会ったのは知人のsweetparty
シャンパン片手に時間はエターナルで煌めくわ
少し目の届かないデッドスペースで見つめ合う
深いスリットのドレス、片織りにして足を解放するの

デッドスペースに私を閉じ込める彼
いかがわしい手探りで欲しがるの
運命のページは濡れた激情の縦断

心通わない鏡はいつもあまのじゃくだから
綺麗になった私を汚らわしいと
盲目に遊ばれて着飾る虚しさ苛むわ
愛される着付け　袖丈裾もとしなやかに
心を決めるのは振り幅知った時
胡蝶蘭の刺繍が好き　だから
心通う身の振りで健全な嘘を
紫陽花のハンカチで笑みを隠す

あの夜、彼と約束した
エターナルに舞う欲望で
シーツをぐちゃぐちゃしながら
この愛貫くね
きっと、もう少し綺麗になれると思うから
綺麗にさせてくれるjewelry見つけた私






　　　　　　　　｢紅茶｣

未亡人になってアルコールはやめた
紅茶を飲むようになった　恋のせいかな
用事があったあの日の帰り　駆け込みで乗った電車
もみくちゃになりながら傾いた肩が
吸い込まれるように恋を導いた

抱き寄せられたかのように
もみくちゃの中　優しく支えてくれた
下車した時　お時間いただいたわ

👯二人の間にある紅茶は
雑踏から抜けた癒しの時間
深緑のジャケットに紺色のスカート
今日の私地味だわってげんなりしてると
目の前のジェントルマンが
綺麗な恰好ですね　似合ってます
口元見ながら想像してしまったわ
紅茶を含んだ口で深いキスしたらなんて
想像に深落ちしてた私はボッーと
ジェントルマンを見つめてた
大丈夫ですか？で我に返る
私から誘ったわ　良かったら私に
付き合ってくださいって


未亡人になった自宅に知り合ったばかりの
男を招いた　体が疼いてた
ジャケットを脱ぎ、胸を強調して
紺色のスカートきついから脱いだ
ジェントルマンの前で
インナーの服を捲り上げ、口でくわえた
両手で股間を触りながら撫でながら
座るジェントルマンの上に跨がる私
無言の時間　大人の欲望と女の渇き
スカートくわえていた口を緩め
一言伝えたわ
お熱いのはお好きですか？と
ジェントルマンは囁くように
熱いのはお互い様のようで
僕も目の前の貴女が欲しい
足元に落ちた紺色のスカートを隅に追いやり
絨毯に身を伏せた私
ジェントルマンがそっとお熱い
私のマンコを触った
それだけで噴き上げそうな欲求汁は
私を悪魔へといざなう

そんな私が似合わない紅茶を嗜むの
無駄が無くなるからよ
無になれば理想なんて戯言なの
一瞬には数億の糸が張り巡ってて
毎日ちぎりながら、運命の赤い糸を探してるの
繋がっている誰かを探してないの私は

繋がってはちぎれてを繰り返す一褸に
一瞬が周知に変わる
一段踏み外したくらい何なのさって叫びなよ
一段飛ばしてもいいのよ
主体性はバックヤード　フル活用しなきゃ
不可抗力の場面なんてないわよ　　

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