私は今年で６５才になる男だ。仕事はしていない。酒もギャンブルも弱く、女にも持てないというより気弱でチャンスを逃してきた。でも一応性欲はある。風俗は度胸がないのとケチなので遠ざかっている。それでずっとオナニーをしてきた。最初はグラビア、昔はピンナップ写真といったのだが、下着姿までで十分だったが、裏本というのが現れ高価だが性器が写った写真を見て楽しんでいた。ビデオテープが浸透したのはポルノのせいで、DVDから配信に変わってきた。
　内容も時代とともに変わる、SM、緊縛が流行ったのはいつ頃だろう、女性の地位向上でマゾヒズムは古びたファンタジーになった。コスプレから女装子が少し前の流行りかな。
グロテスクなものはあまり好みではない。
バブルの頃にはボディコシャス、ボデコンが大流行でそのころ美脚のブームがあって、私の全盛期はパンストの時代だった。今ではストッキングは履く女性は少なく、メーカーも大変らしい。
　そんな私のコレクションが段ボールケースに２個あって、そろそろそれも断捨離をせねばと思い始めた。
　ポルノサイトのオナニーの話題を書き込むサイトで
「私のオナニーツールをもらってください。
ディルド、バイブレーター、パンストショーツ多数、コスプレ衣装、麻縄、拘束具など、
公園のトイレに置き配します」と投稿したら近くのP大生が応募してきた。メールの女装写真とプロフィールを見ると１８才になりたての小柄なかわいい子だった。
駅前のI中央公園のトイレにまず１ケース置いて様子を見ると、自転車でその子がやってきて荷台に乗せてもって帰った。
アリスのコスプレでお礼のメールが来た。大層喜んでくれているらしい。パンストに埋もれて幸せだそうだ。
２箱目は少しハードで麻縄、ボールギャグ、アナル用のストッパー、マッサージ器に取り付ける各種アタッチメント。フェアリーミニミニというミニバイブのは電池切れの心配がないACアダプターも付けて入れた。
これは人目のない工業団地にあるK中央公園で手渡しすることにした。もちろん、女装で来てもらうことにして。
　ノーパンパンスト直穿でフレアのミニスカートにハイヒール。上着はシースルー、下にはスポーツブラのいでたちで現れたので、箱の中から出したコスプレ用の栗毛のボブのウイッグをかぶせ、ハードオフで買った大きなブランドもどきのサングラスをかけさせて、写真を撮った。帰りはアナルにストッパー、ボールギャグの上に立体マスクを着けさせて帰ってもらった。
家に着くまでにサドルは腸液でべとべとに、パンストはスペルマでべとべとになったと、写真で報告してきた。
これからもよろしくとあったから、彼をどのように育てようか思案しているところだ

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