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とどかない二人
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:とどかない二人
投稿者: 佐藤綾乃
会社が男女のペアで仕事させるのには理由があって、同性の場合より数倍成績が上がるからだ。男は女に良いところを見せたくて頑張るし、女は男のサポートをより一種懸命にする。もちろん組み合わせが悪くコンビ解消になることもあるし、反対に仕事どころではない状態になることもある。それらのリスクを考慮しても全体として売り上げは上がるのだ。
そんなわけで私にも五歳年下の同僚が付いた。職級は彼女の方が上でいわば年下の上司になる。社内の試験の成績がいいだけで、営業力企画力では経験の長い私の方がずっと上だ。今回の新規顧客獲得にしても、地方工場への根回しでナショナルクライアントの信用を得て成功した。伊達に転勤を繰り返してきたわけではない、社内コネクションのたまものだ。「取引性交の祝いに飲みに行かないか」と誘ったとき、下心などなく本心から営業の性交を祝いたかったのだ。
 同僚の中山沙登美は勝気な性格でいつも突っかかって来るけれど流石に今回は資料作りや調査研究に回ってくれて俺をサポートしてくれた。感謝の意味での誘いだった。
 食事のあと二軒目にカウンターで沙登美は「正義先輩は紳士的ですよね。ほかのチームの女の子はセクハラばかり受けているみたいですよ。私に魅力がないせいかな。」
確かに、中山沙登美上背もあって、ヒールを履くと私より背が高くなり、一重の少し釣り目で消して色白というわけではない。
「スポーツやってた。」
「ほら、そう思うでしょ、強そうに見えるでしょ、スポーツなんかやってません、地元でちょっとやんちゃしてただけです。」
「ごめんごめん、でも、今のはセクハラじゃないよね。」
「正義先輩のこと信頼してます。だから今回すごく私も頑張ったでしょ。」
「そうだね、感謝してるよ。次の仕事の時には君にもやりたいようにやってもらって、俺がサポートに回るよ。」
「ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです。私やってみたい事があるんです。」
「ほう、どんな仕事やってみたいの。」
「仕事じゃないんです。私正義先輩とセックスしたいんです。」
「何言ってんの、酔っぱらったな、それこそセクハラだぞ。」
「いえ、この関係をうまく続けるにはコミュニケーションが一番必要で、セックスはそれに最適なんです。恋愛とか遊びじゃなくて、信頼の証のセックスなんです。別に結婚してくれとか子供が欲しいとか言ってるんじゃないんです。」
 突然の意外な提案に、今日のところはと、いったん持ち帰りますと冗談で逃げて、また紳士的なんだからと笑って別れた。
 私がすぐにでも彼女を抱かなかったのには理由がある、いや、ゲイではないです。実は私は短小なんです。
 
2025/06/08 23:09:11(z7Y3Bre5)
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