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1:仕返し
投稿者:
てんてん
「あっ、あん、、、藤原くん、、、だめだよ、、、」
部屋に入るなりいきなり抱きしめられる。 「イブキ、、、好きだったんだ、、、ずっと前から、、、」 「そんな、、、でもわたしにはカイリが、、、」 そう、イブキには彼氏がいる。 同い年の小学校から幼馴染である大島カイリ。 175の身長で引き締まった身体つき。 整った顔立ちだが童顔で優しい性格だ。 知らない内に男らしさを増していくカイリをいつしか異性として意識するようになった。 日に日に女性からの注目を集めるようになっていく幼馴染に焦りを感じ始めたイブキは同じ高校に入学した去年の夏、自ら告白をして念願の恋人になることができた。 カイリは学業もトップクラス。 部活ではないが子供の頃から剣道をやっており今でも道場に通っていた。 運動神経も抜群で、その上、いつも穏やかで思い遣りがあるので女子だけでなく皆に慕われている。 そんなカイリを彼氏にできてイブキは幸せだったし、周りに似合いのカップルともてはやされ、羨ましがられることが心地良かった。 けれどもひとつだけ不満があるとしたら、付き合い始めて一年が経つのに二人はキスの関係までしか進んでいないことだ。 イブキは可愛らしい顔立ちで、やや小柄だが胸はD、細身でスタイルもいい。 明るい性格で人懐っこくバスケ部のマネージャーをしている。 真面目で面倒見も良く男女問わず人気がある。 そんなイブキだったが、そんな外見とは裏腹に幼い頃から性に関しては人一倍興味を持っていた。 セックスを経験したいと思いながら毎日のようにオナニーに耽っていた。 カイリと恋人なり期待で胸がいっぱいだったが、カイリはキスより先に進もうとはしない。 きっと今年の夏休みこそは、、、 そう思っていたのにカイリは道場の夏合宿で二週間ほど逢うことが出来ない。 イブキは寂しさを感じながらもバスケ部のマネージャーとしての勤めに精をだしていた。 その日は部の備品を買い出しに行く予定でもう一人のマネージャーと待ち合わせをしていたが急に用事ができたということで代わりにエースの藤原コウヘイと二人で買い物に行くことになってしまった。 つづく
2025/06/02 13:55:50(kKGBYWm/)
投稿者:
てんてん
「違うの、、、カイリ、違うんだよ、、、」
「何が違うんだ?」 「おかしくなってた、、、セックスで、、、」 「そんなに気持ち良かったということか?」 「ゴメン、、、コウヘイ、、くん、、、すごく上手で、、、訳がわからなくなって、、、だから、、、本気で言ってるんじゃない、、、」 「あんな男が、、、そんなに良かったのか?」 「、、、うん、、、それにコウヘイくん、、、みんなが言うような人じゃないよ、、、でもカイリの方が好き、、、これはウソじゃない、、、」 「お前はバカか?こんなハメ撮りするヤツなんてクズにきまってるだろう、、、もういい、もうお前のこと好きじゃなくなった、、、別れる、、、帰ってくれ、、、」 「イヤだ、、、別れない、、、わたしが一番好きなのはカイリなの、、、これから証明する、、、」 イブキはやにわに服を脱ぎ始めた。 「何をしてる?」 「カイリとセックスする!わたしの気持ちを分かってもらう!」 イブキは下着姿になった。 ブラとショーツはお揃いで黒のレースだった。 高校生とは思えない大人びたもの。 メリハリの効いたカラダに皮肉なほど似合っていた。 男を知っているカラダ、、、 イブキは、、、俺の大切だったイブキはヤツにオンナにされ、変えられてしまった、、、 「無駄だ、、、お前とは絶対にしない、、やめろ!」 「やめない!カイリとセックスして、カイリのものになる!」 イブキはブラのホックに手を伸ばした。 「よしなさい!」 母のカナコが突然入ってきた。 「母さん、、、」 イブキは驚きカラダが固まってしまう。 「イブキちゃん、、、服を着て、、、」 ノロノロと服を身に着けようとするイブキをカナコが手伝う。 「イブキちゃん、、、こんなことをしても何の解決にもならないこと、分かってるよね?」 イブキは黙って頷いている。 「ごめんなさい、、、おばさん、二人に飲み物を持ってきて、、、話を聞いてしまったの、、、」 聞かれてしまった、、、 「おばさん、、、小さい頃からイブキちゃんのこと娘のように思ってきた、、、だからガッカリしたし、すごく悲しくなった、、、でもヤケを起こしたりしたらダメ、、、余計に傷つくだけ、、、しっかり考えて、自分を見つめ直しなさい、、、さあ、おばさんが送っていくわ、、、」 そしてカイリを部屋に残し、二人は家を出た。 「イブキちゃん、、、避妊はちゃんとしないとダメよ、、、女の子のカラダは傷つきやすいの、、、それに病気だって、、、分かるわね?」 「はい、、、おばさん、、、ごめんなさい、、、わたし、、、カイリに甘えてた、、、カイリを、、、裏切った、、、」 「イブキちゃんの人生はイブキちゃんが決めるの、、、だから自分で責任を取らないといけない、、、カイリもそう、、、でもどうしても困った事があったらご両親やわたしに相談しなさい、、、分かったわね?」 「おばさん、、、」 イブキの頬を涙が伝う。 カナコは優しくイブキの肩を抱いた。 翌日イブキは学校を休んだ。 昨夜戻ってきた母にカイリは告げた。 「イブキとは別れるよ、、、」 「そう、、、決めるのはカイリだから、、、でも別れても幼馴染は変わらないのよ、、、これからもイブキちゃんが困ったときは、、、ね?」 「努力する、、、」 小さく応え部屋に戻った。 そんなこと言われても、、、 わだかまりはある、、、 イブキは俺といるよりアイツと逢うことを選んだ。 二人で楽しそうにイチャイチャして、、、 見つめ合って、何度もキスをして、、、 チ○ポをシャブって、、、 アソコを舐められて、、、 カラダを繋げて、セックスしまくった、、、 それなのに俺が好き? 信じる気にもなれないし、、、気持ちが悪い、、、 あんなオンナ、、、もう好きでもなんでもない、、、 胸糞が悪くなる。 「カイリくん?」 スズネが目の前に立っていた。 「あっ、、、スズネ、、、」 「何かあったの?顔色が悪いけど、、、」 スズネにはイブキのことを相談していた。 「昨日の夜、イブキが来た、、、」 「そうなの、、、それで?」 「アイツ、、、最初は誤魔化そうとしたけど、、、浮気を認めたよ、、、そして別れた、、、」 「うん、、、そっか、、、」 「俺はムリだ、、、あんなことされて、、、」 「当然だと思う、、、イブキのシタことは酷過ぎる、、、」 「でもスズネはイブキの親友だから、、、」 「もう違う、、、イブキのシタことは、わたしへの裏切りでもあるの、、、だから、わたしはカイリの味方だよ、、、」 「いいのか?それで?」 「いいの、、、だから、これからはわたしになんでも言って、、、わたし、イブキの代わりになる、、、」 「代わりって?」 「あっ、、、友達、、、ていうことだよ、、、」 珍しくイブキが何か動揺してる。 「ありがとうな、、、俺、アイツのこと信じてたから、、、正直キツイ、、、」 「分かってる、、、わたし何でもするから、、、ずっとそばにいるから、、、」 やっぱスズネはクールだけど本当に優しい。 スズネは暖かい瞳で俺を見つめてくれた。 つづく
25/06/10 19:38
(Bi.pE4Jd)
投稿者:
(無名)
スズネがカイリと付き合って、スズネが浮気するんだね…
25/06/11 06:33
(5xZIXKCi)
投稿者:
てんてん
続けてイブキは学校を休んだ。
登校したのは休日明けの月曜日だった。 イブキとカイリが別れたこと、その原因がイブキの浮気であることは、ほとんどの生徒に知れる所となっていた。 イブキの顔色はすぐれなかったが、周りのヒソヒソ話を気にすることもなく授業に集中しているように見えた。 放課後、用事を済ませ、帰る準備をしているとスズネが声をかけてきた。 「カイリくん、待ってたんだ、、、一緒に帰ろう?」 「んっ、、、いいけど、、、」 あれから仕切りに声をかけてくる。 気を使ってくれているのだろう、、、 今も優しげに微笑むスズネと教室を出ようとすると、そこへイブキが近づいて来た。 「カイリ、、、本当にごめんなさい、、、わたし、ちゃんと彼とは別れたから、、、」 ようやく気づいたのか、、、 隠してハメ撮りをするクズさ加減に、、、 でもそれが本当なのかカイリには分からない。 「そうか、、、今さらだけどな、、、」 別れたとしてもバレたから、、、そういうことだ、、、 「それで、、、わたしも、、、その、一緒に、、、」 まるでそれを遮るようにコウヘイが教室に入ってきた。 「おいイブキ、マネージャーを辞めたって本当か?」 イブキは視線を落とした。 「、、、うん、、、」 「一人で勝手に決めるなよ、、、」 「そんなこと、、、もう藤原くんには関係ない、、、」 「おいおい、、、散々俺の腕の中でコウヘイって甘えてたくせに、、、なんだよ藤原くんって?」 「もう別れたんだから、、、当たり前でしょう、、、」 「あのなお前、、、電話で一方的に別れるって、、、それで済むわけないだろう?」 「どういうこと?」 「俺が処女をもらってやって、全部教えてやった、、、気持ちよがってたよな?イキまくりで俺のものなりたいって中出しもキメたよな?」 教室に残っていた数人がみんな、コウヘイとイブキのやり取りを固まったようにして見つめていた。 イブキは俯いて唇を噛み締めていた。 「どうせ大島とは別れたんだろうが、、、もうこれでお前は完全に俺のオンナだ、、、絶対に手放さないからな、イブキ、、、」 「、、、イヤだ、、、」 イブキは首を振った。 「しょうが無いな、、、大島いいことを教えてやるよ、、、イブキはな、、、この前、ラブホで自分から俺のションベンを飲んだんだぜ、、、浴室で口にジョーッて出してやったら、ゴクゴクってな、、、そしたら目を潤ませて興奮して、アソコをベチョベチョに濡らして、、、ハメたら吠える吠える、、、イキまくりでスゴかったぜ、、、」 「やめて!」 話を聞いたクラスメイト達が息を呑んだ。 ションベンって、、、 飲むか普通、、、 変態かよ、、、 キモ過ぎ、、、 口々に呟いている。 流石にカイリも限界だった。 「藤原、いい加減にしろよ!」 「元カレが、羨ましいか?イブキはな、元からスケベなオンナだったんだよ。お前がヘタレで何もしないから、イブキが俺を誘ってきたんだよ!」 二人が掴み合いになった時だった。 「藤原!」 いきなりラグビー部の犬伏先輩が教室に飛び込んできた。 「えっ、、、」 カイリを押しのけコウヘイの胸元を両手でつかみ上げた。 さすがにスゴいガタイをして両腕は丸太のように太い。 「なんだよ、、、いきなり、、、」 「てめぇ、俺のオンナに手を出したそうだな?」 コウヘイが青ざめる。 「違う、、、あれはアキナの方から誘って、、、」 「人のオンナを呼び捨てにするんじゃねえ!」 「そんなのウソだよ、、、コイツがデカいオッパイのオンナが好みだって、わたしのこと無理やり、、、」 後を追うように入ってきた女子生徒が必死に叫んでいる。 佐山アキナ。 犬伏と付き合っているのは有名だ。 背が高く顔はそこそこだが、とにかくカラダがスゴイ。 ボン、キュツ、ボンで胸は推定Hカップ。 学校一の色気ムンムン先輩だ。 「アキナがウソ言うはずがない、、、このクソガキが!」 「離せよ、このゴリラが!」 コウヘイがヒザ蹴りを入れた。 「ぐっ、、、この野郎!」 すかさず犬伏の拳がとぶ。 コウヘイは仰向けに倒れ込む。 犬伏がマウントを取って更に殴る。 「ぐふぉ、、、やめでぐれ、、、」 見ていた女子の悲鳴があがる。 カイリは後ろから犬伏を羽交い締めにした。 「離せ!」 「犬伏さん、これ以上はダメです!」 すざまじい力だったが剣道をやっているおかげで何とか押さえることが出来た。 そこへ先生達がなだれ込んできた。 「お前達、何をやってる!」 つづく
25/06/11 20:22
(BjLZx0Uy)
投稿者:
(無名)
いつまで続くの?
この先が見えてる小説
25/06/12 09:29
(hgDpExZQ)
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