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シングルファーザーになって気づいた三つのこと
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:シングルファーザーになって気づいた三つのこと
投稿者: 1Q79
シングルファーザーになって気づいた三つのこと
**シングルファーザーになって気づいた三つのこと**

**1:時間が圧倒的に足りない**

シングルファーザーになって、最初に気づいたのはこれだ。

とにかく時間がない。

というか、どこをどう切り詰めても、
どうやっても24時間には収まらない。

一日の流れをざっくり書き出してみる。

・睡眠時間=5時間
・朝の準備=1時間
・通勤往復=5時間
・勤務時間=9時間(拘束)
・家事育児=2時間(帰宅後→炊事洗濯子供等)
・入浴時間=0.5時間
・自由時間=1.5時間

これでようやく24時間。

実際には、これに「考える時間」が加わる。
子どものこと、仕事のこと、学校行事のこと、
将来への先々のこと。

頭の中で絶え間なく何かを処理している。
それが、思った以上に精神を消耗し、
現実の痛みから逃れるために、
金銭を伴う女性の癒しをマッチングアプリで求めてしまいがち。

「子育てなんて昔からやってたし、延長みたいなものだろう」

なんて軽く考えていたけれど、
大間違いだった。

シングルになると、単純な労働時間だけじゃなく、
脳のリソースまで一気に奪われる。

僕は大卒ではあるが、
現在、「学び直し」をするため、通信制の大学に在籍し、
経済学を学んでいる。

なぜ、大学に?
それについてはまた別の機会に記せたらと思う。

自由時間は全部それに突っ込む。
でも、足りない。圧倒的に足りない。
それでも、勉強する時間をなんとか確保しようとする。

通勤時間が長いのは、
会社の本社が都内のアクセスの悪い場所に移転したせいだ。

だけど、この長い通勤時間は、
誰にも邪魔されない唯一の自由時間でもある。

だから、この時間を勉強に充てることにした。
電車の中で教科書を開き、ノートを取る。
周りの乗客はスマホを眺めたり、寝たりしている。

その中で、一人だけ経済学の教科書を開いている中年男がいる。
その姿を想像して、少しだけ笑ってしまう。

**2:シングルマザーは、たぶんもっと大変だ*

僕は大手企業に勤めていて、年収は600万ある。
だから、経済的には困っていない。
子どもを習い事に通わせる余裕もあるし、
貯蓄も(多くはないが)できている。

でも、シングルマザーの年収の中央値は200万程度らしい。
それを考えると、彼女たちの生活は僕が想像する以上に厳しいはずだ。

時間の貧困に加えて、経済的な貧困が重なる。
精神的に追い詰められるのは、容易に想像できる。
だから、不適切な養育をしてしまったり、
頼る相手を間違えてしまったりするのも、
わからなくはない。

それに、養育費の問題もある。
シングルマザーの多くは、元夫から養育費を受け取れていない。
支払う側が払いたくない場合、
法的手続きをとるのも大変だし、
そもそも相手にお金がなければ

「ない袖は振れない」

ちなみに、僕には二人の子どもがいる。
長男は僕が引き取り、次男は元妻が育てている。

そして僕は、毎月5万円の養育費を元妻に払っている。

「え?お互い育ててるのに、なんで?」

と思うかもしれない。

でも、これは単純なルールの話だ。
年収の多い方が、少ない方に養育費を払う。
そういう決まりになっている。

僕の場合、離婚は調停で決まった。
だから、養育費も調停の場で話し合って決めた。

実際には、「5万円払うから離婚してくれ」

と僕が提案し、
元妻がそれを了承した。

このシンプルな事実をどう受け止めるかは、
人それぞれだろう。

**3:世間(政策を含め)は、シングルファーザーに関心がない**

別に「もっと気にかけてくれ」と言いたいわけじゃない。
ただ、事実として、世間の目は圧倒的にシングルマザーに向いている。

シングルマザーへの支援政策は、
十分とは言えないにしても、それなりにある。
だけど、シングルファーザーへの支援は、ほぼ皆無だ。

「男の方が稼げるでしょ」という考えがあるからだろう。
実際、多くのケースでそれは事実だ。

でも、問題はお金じゃない。

シングルファーザーの最大の問題は、「時間の貧困」だ。

それに、子育ての場面でも、疎外感を覚えることが多い。
学校行事に行くと、
母親たちのコミュニティが自然にできている。
でも、僕はそこには入れない。
別に排除されているわけじゃない。
ただ、距離がある。

時間があれば、
そこに少しずつ入っていくこともできるかもしれない。
でも、その時間がない。

結局、
シングルファーザーは社会の中で宙ぶらりんの存在なのかもしれない。
どこにも属せず、
どこからも特別に支援されず、
ただ黙々と時間のやりくりをしながら生きていく。

まあ、それがどうしたって話なんだけど。

世間からしてみれば、

「離婚したあなたが悪い、自己責任だ」

それでも僕は、
離婚して良かったと思っている。
 
2025/02/26 22:03:23(z9j34kqH)
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