今朝の10時ごろだった。

都バスに乗ってたんだ、六本木駅に向かうやつにさ。いつものように募集を投稿した。

もう何回もやってるやつだよ。でも、その日だけはちょっと違ってたんだ。

ひとりの女の子が「気になる」してきたんだよ。そりゃあ、ちょっと期待しちゃうだろ？

だから、すぐに募集内容の詳細と条件を書いて返信した。

そしたら、彼女、すぐに返事をくれたんだ。

「その内容と条件で大丈夫です。お願いしたいです。」

すごいよな。すぐ決まっちゃったんだよ。
トントン拍子ってやつさ。上手くいくときは、いつもこうなんだ。

それで、今日の19時、池袋西口の交番の近くにあるマツモトキヨシ前で待ち合わせることしたのさ。

こんなにスムーズに決まったんだ。
今日もいつも通り、うまくいく、そんな気がしてたんだよ。

「18時に会社出るときに、また連絡するよ」

そうメッセージを送って、
いったんやり取りは終わった。

彼女のプロフ写真はさ、ほんとにカワイイんだ。信じられないくらい。飛び切りの笑顔で、友達が構えるカメラに視線を向けてるんだ。

こんなカワイイ子がさ、クンニして欲しいって言うだからたまらないだろ？

でも、結構いるんだよ。
挿入より、クンニ好きの女の子ってさ。

僕は、彼女の写真の瞳の奥に何があるのか、じっと見ちゃったよ。それくらい素敵な女の子だったんだ。

仕事中も、頭の中はそのことでいっぱいだった。彼女に会って、クンニしていることばっかり考えてた。

どうやってスカートを下ろして、どんな下着を穿いていて、シャワー浴びるとき、どれくらい念入りにオマ〇コを洗うのか。
ソファに座らせて舐めるか、あるいはベッドに寝かせるのか、クリトリスはどれくらいの大きさで、どうやって吸おうか、彼女はどんな声を出すのか、小陰唇は左右対称なのか、厚みはあるのか、どれくらいメラニンが沈着しているのか、どんな匂いで、酸味はあるのか、陰毛は薄いのか濃いのか、音をどれくらい立てた方が興奮するのか、イクときはどれくらい腰をくねらせるのか、そんな事ばかり考えてたら勃起しちゃってさ。
参っちゃったよ。

僕は、我慢汁が出やすい体質なんだ。だからズボンの上に黒いシミが付いてたよ。
笑っちゃうだろ？
だってまだ、午前１１時だぜ。

昼休みにさ、近くのみずほ銀行のATMで、彼女に渡す一万円を下ろしたんだ。一応、二枚下ろしたんだ。ピッタリじゃ、不安だし、何があるか分からないだろ？
部屋代がキャッシュレスに対応してないとかさ？

それで出てきた一万円札二枚を取り出したらさ、福沢諭吉だったんだ。

すると先生がさ、
「学問のすゝめ」って言ったんだ。
ホントにハッキリと言ったんだ。二人揃って。

だから僕も、それを繰り返したんだ。

「学問のすゝめ」ってね。

かなり大きな声だったからさ、隣りのお婆さんが、僕に話しかけてきたんだ。

なんて言ったと思う？

「その人は、渋沢栄一です」

参っちゃうよ。
僕はさ、福沢諭吉と渋沢栄一の区別がつかないくらい、舞い上がってたんだ。
それくらい飛び切りにカワイイ女の子にクンニをするのが、楽しみだったんだ。
呆れちゃうだろ？
みんなが思っている以上に、僕はクンニが好きなんだ。

「資本主義万歳」

僕は、銀行の自動ドアを出てから、そう叫んだよ。
渋沢栄一に聞こえるんじゃないかってくらいね。

だってさ、今夜、一万円札を彼女に渡して、
上半身は服を着せたまま、下半身だけ丸裸にさせて、
僕は、クンニをするんだぜ？
そういうのを資本主義って言うんだ。




18時になった。仕事が終わって、すぐにメールを送った。

「予定通り終わったので、これから池袋に向かいます。予定通り大丈夫ですか？

メガネ、紺のダウンジャケット、グレーのビジネスバック、紺のパンツ、と言った感じです」


電車に乗って、アプリを開いて、返事が来てないか確認する。でも、既読にならないんだよ。

その間にも、電車はどんどん進んでいく。大崎、五反田、目黒、恵比寿――この時間の山手線は最悪だ。人がぎゅうぎゅうで、身動きも取れないんだ。本当に参っちゃうよな。

新宿に差し掛かったとき、時計を見たら18時45分だった。

「これは来ないな。」

そう思った。でも、確信は持てなかった。

もし今、ここで中央線に乗り換えて東京駅方面に向かったとするだろ？ その直後に、

「ごめんなさい、返事遅れちゃったけど、もうすぐ池袋です。」

なんてメールが来たらどうする？
俺は、そんな状況、耐えられないんだよ。

初回で待ち合わせに遅刻するなんて、絶対に嫌だった。だって、そうだろ？ 彼女は時間通りに、息を切らせて急いで来たかもしれないんだぜ。

だから、俺はそのまま山手線で池袋まで行くことにしたんだ。諦めきれなかったんだよ。ホントに飛び切りのカワイイ女の子だったからさ。

でも、何度アプリを開いても、彼女のメッセージは既読にならない。ブロックもされてない。だけど、既読にならない。

もう高田馬場まで来てた。

とうとう池袋に着いたとき、俺はようやく負けを認めたんだ。電車を降りずに、そのまま東京駅に向かうことにした。

田端まで来たところで、19時になった。

嫌な予感したよ。アプリが鳴ったんだ。

「もうマツモトキヨシにいらっしゃいますか？」

だってさ。ホント参っちゃうよ。

こういう人、たまにいるんだよな。

僕は、iモードが出たころから、ずっと出会い系をやってるんだ。
ガラケーの直メ掲示板のころからさ。もう25年近くになる。でも、いまだに先は読めないんだよな。

ホントに飛び切りのカワイイ女の子だったんだ。

みんなだったら、マツモトキヨシ前までは行ってみたかい？

もし、それで女の子が来なかったらさ、そんな惨めなことって他にないだろ？

ホント参っちゃうよな。
僕は、ただ、クンニがしたいだけなのに。朝今朝の10時ごろだった。
都バスに乗ってたんだ、六本木駅に向かうやつにさ。いつものように募集を投稿した。

もう何回もやってるやつだよ。でも、その日だけはちょっと違ってたんだ。

ひとりの女の子が「気になる」してきたんだよ。そりゃあ、ちょっと期待しちゃうだろ？

だから、すぐに募集内容の詳細と条件を書いて返信した。

そしたら、彼女、すぐに返事をくれたんだ。

「その内容と条件で大丈夫です。お願いしたいです。」

すごいよな。すぐ決まっちゃったんだよ。
トントン拍子ってやつさ。上手くいくときは、いつもこうなんだ。

それで、今日の19時、池袋西口の交番の近くにあるマツモトキヨシ前で待ち合わせることしたのさ。

こんなにスムーズに決まったんだ。
今日もいつも通り、うまくいく、そんな気がしてたんだよ。

「18時に会社出るときに、また連絡するよ」

そうメッセージを送って、
いったんやり取りは終わった。

彼女のプロフ写真はさ、ほんとにカワイイんだ。信じられないくらい。飛び切りの笑顔で、友達が構えるカメラに視線を向けてるんだ。

こんなカワイイ子がさ、クンニして欲しいって言うだからたまらないだろ？

でも、結構いるんだよ。
挿入より、クンニ好きの女の子ってさ。

僕は、彼女の写真の瞳の奥に何があるのか、じっと見ちゃったよ。それくらい素敵な女の子だったんだ。

仕事中も、頭の中はそのことでいっぱいだった。彼女に会って、クンニしていることばっかり考えてた。

どうやってスカートを下ろして、どんな下着を穿いていて、シャワー浴びるとき、どれくらい念入りにオマ〇コを洗うのか。
ソファに座らせて舐めるか、あるいはベッドに寝かせるのか、クリトリスはどれくらいの大きさで、どうやって吸おうか、彼女はどんな声を出すのか、小陰唇は左右対称なのか、厚みはあるのか、どれくらいメラニンが沈着しているのか、どんな匂いで、酸味はあるのか、陰毛は薄いのか濃いのか、音をどれくらい立てた方が興奮するのか、イクときはどれくらい腰をくねらせるのか、そんな事ばかり考えてたら勃起しちゃってさ。
参っちゃったよ。

僕は、我慢汁が出やすい体質なんだ。だからズボンの上に黒いシミが付いてたよ。
笑っちゃうだろ？
だってまだ、午前１１時だぜ。

昼休みにさ、近くのみずほ銀行のATMで、彼女に渡す一万円を下ろしたんだ。一応、二枚下ろしたんだ。ピッタリじゃ、不安だし、何があるか分からないだろ？
部屋代がキャッシュレスに対応してないとかさ？

それで出てきた一万円札二枚を取り出したらさ、福沢諭吉だったんだ。

すると先生がさ、
「学問のすゝめ」って言ったんだ。
ホントにハッキリと言ったんだ。二人揃って。

だから僕も、それを繰り返したんだ。

「学問のすゝめ」ってね。

かなり大きな声だったからさ、隣りのお婆さんが、僕に話しかけてきたんだ。

なんて言ったと思う？

「その人は、渋沢栄一です」

参っちゃうよ。
僕はさ、福沢諭吉と渋沢栄一の区別がつかないくらい、舞い上がってたんだ。
それくらい飛び切りにカワイイ女の子にクンニをするのが、楽しみだったんだ。
呆れちゃうだろ？
みんなが思っている以上に、僕はクンニが好きなんだ。

「資本主義万歳」

僕は、銀行の自動ドアを出てから、そう叫んだよ。
渋沢栄一に聞こえるんじゃないかってくらいね。

だってさ、今夜、一万円札を彼女に渡して、
上半身は服を着せたまま、下半身だけ丸裸にさせて、
僕は、クンニをするんだぜ？
そういうのを資本主義って言うんだ。




18時になった。仕事が終わって、すぐにメールを送った。

「予定通り終わったので、これから池袋に向かいます。予定通り大丈夫ですか？

メガネ、紺のダウンジャケット、グレーのビジネスバック、紺のパンツ、と言った感じです」


電車に乗って、アプリを開いて、返事が来てないか確認する。でも、既読にならないんだよ。

その間にも、電車はどんどん進んでいく。大崎、五反田、目黒、恵比寿――この時間の山手線は最悪だ。人がぎゅうぎゅうで、身動きも取れないんだ。本当に参っちゃうよな。

新宿に差し掛かったとき、時計を見たら18時45分だった。

「これは来ないな。」

そう思った。でも、確信は持てなかった。

もし今、ここで中央線に乗り換えて東京駅方面に向かったとするだろ？ その直後に、

「ごめんなさい、返事遅れちゃったけど、もうすぐ池袋です。」

なんてメールが来たらどうする？
俺は、そんな状況、耐えられないんだよ。

初回で待ち合わせに遅刻するなんて、絶対に嫌だった。だって、そうだろ？ 彼女は時間通りに、息を切らせて急いで来たかもしれないんだぜ。

だから、俺はそのまま山手線で池袋まで行くことにしたんだ。諦めきれなかったんだよ。ホントに飛び切りのカワイイ女の子だったからさ。

でも、何度アプリを開いても、彼女のメッセージは既読にならない。ブロックもされてない。だけど、既読にならない。

もう高田馬場まで来てた。

とうとう池袋に着いたとき、俺はようやく負けを認めたんだ。電車を降りずに、そのまま東京駅に向かうことにした。

田端まで来たところで、19時になった。

嫌な予感したよ。アプリが鳴ったんだ。

「もうマツモトキヨシにいらっしゃいますか？」

だってさ。ホント参っちゃうよ。

こういう人、たまにいるんだよな。

僕は、iモードが出たころから、ずっと出会い系をやってるんだ。
ガラケーの直メ掲示板のころからさ。もう25年近くになる。でも、いまだに先は読めないんだよな。

ホントに飛び切りのカワイイ女の子だったんだ。

みんなだったら、マツモトキヨシ前までは行ってみたかい？

もし、それで女の子が来なかったらさ、そんな惨めなことって他にないだろ？

ホント参っちゃうよな。
僕は、ただ、クンニがしたいだけなのに。の10時ごろだった。
都バスに乗ってたんだ、六本木駅に向かうやつにさ。いつものように募集を投稿した。

もう何回もやってるやつだよ。でも、その日だけはちょっと違ってたんだ。

ひとりの女の子が「気になる」してきたんだよ。そりゃあ、ちょっと期待しちゃうだろ？

だから、すぐに募集内容の詳細と条件を書いて返信した。

そしたら、彼女、すぐに返事をくれたんだ。

「その内容と条件で大丈夫です。お願いしたいです。」

すごいよな。すぐ決まっちゃったんだよ。
トントン拍子ってやつさ。上手くいくときは、いつもこうなんだ。

それで、今日の19時、池袋西口の交番の近くにあるマツモトキヨシ前で待ち合わせることしたのさ。

こんなにスムーズに決まったんだ。
今日もいつも通り、うまくいく、そんな気がしてたんだよ。

「18時に会社出るときに、また連絡するよ」

そうメッセージを送って、
いったんやり取りは終わった。

彼女のプロフ写真はさ、ほんとにカワイイんだ。信じられないくらい。飛び切りの笑顔で、友達が構えるカメラに視線を向けてるんだ。

こんなカワイイ子がさ、クンニして欲しいって言うだからたまらないだろ？

でも、結構いるんだよ。
挿入より、クンニ好きの女の子ってさ。

僕は、彼女の写真の瞳の奥に何があるのか、じっと見ちゃったよ。それくらい素敵な女の子だったんだ。

仕事中も、頭の中はそのことでいっぱいだった。彼女に会って、クンニしていることばっかり考えてた。

どうやってスカートを下ろして、どんな下着を穿いていて、シャワー浴びるとき、どれくらい念入りにオマ〇コを洗うのか。
ソファに座らせて舐めるか、あるいはベッドに寝かせるのか、クリトリスはどれくらいの大きさで、どうやって吸おうか、彼女はどんな声を出すのか、小陰唇は左右対称なのか、厚みはあるのか、どれくらいメラニンが沈着しているのか、どんな匂いで、酸味はあるのか、陰毛は薄いのか濃いのか、音をどれくらい立てた方が興奮するのか、イクときはどれくらい腰をくねらせるのか、そんな事ばかり考えてたら勃起しちゃってさ。
参っちゃったよ。

僕は、我慢汁が出やすい体質なんだ。だからズボンの上に黒いシミが付いてたよ。
笑っちゃうだろ？
だってまだ、午前１１時だぜ。

昼休みにさ、近くのみずほ銀行のATMで、彼女に渡す一万円を下ろしたんだ。一応、二枚下ろしたんだ。ピッタリじゃ、不安だし、何があるか分からないだろ？
部屋代がキャッシュレスに対応してないとかさ？

それで出てきた一万円札二枚を取り出したらさ、福沢諭吉だったんだ。

すると先生がさ、
「学問のすゝめ」って言ったんだ。
ホントにハッキリと言ったんだ。二人揃って。

だから僕も、それを繰り返したんだ。

「学問のすゝめ」ってね。

かなり大きな声だったからさ、隣りのお婆さんが、僕に話しかけてきたんだ。

なんて言ったと思う？

「その人は、渋沢栄一です」

参っちゃうよ。
僕はさ、福沢諭吉と渋沢栄一の区別がつかないくらい、舞い上がってたんだ。
それくらい飛び切りにカワイイ女の子にクンニをするのが、楽しみだったんだ。
呆れちゃうだろ？
みんなが思っている以上に、僕はクンニが好きなんだ。

「資本主義万歳」

僕は、銀行の自動ドアを出てから、そう叫んだよ。
渋沢栄一に聞こえるんじゃないかってくらいね。

だってさ、今夜、一万円札を彼女に渡して、
上半身は服を着せたまま、下半身だけ丸裸にさせて、
僕は、クンニをするんだぜ？
そういうのを資本主義って言うんだ。




18時になった。仕事が終わって、すぐにメールを送った。

「予定通り終わったので、これから池袋に向かいます。予定通り大丈夫ですか？

メガネ、紺のダウンジャケット、グレーのビジネスバック、紺のパンツ、と言った感じです」


電車に乗って、アプリを開いて、返事が来てないか確認する。でも、既読にならないんだよ。

その間にも、電車はどんどん進んでいく。大崎、五反田、目黒、恵比寿――この時間の山手線は最悪だ。人がぎゅうぎゅうで、身動きも取れないんだ。本当に参っちゃうよな。

新宿に差し掛かったとき、時計を見たら18時45分だった。

「これは来ないな。」

そう思った。でも、確信は持てなかった。

もし今、ここで中央線に乗り換えて東京駅方面に向かったとするだろ？ その直後に、

「ごめんなさい、返事遅れちゃったけど、もうすぐ池袋です。」

なんてメールが来たらどうする？
俺は、そんな状況、耐えられないんだよ。

初回で待ち合わせに遅刻するなんて、絶対に嫌だった。だって、そうだろ？ 彼女は時間通りに、息を切らせて急いで来たかもしれないんだぜ。

だから、俺はそのまま山手線で池袋まで行くことにしたんだ。諦めきれなかったんだよ。ホントに飛び切りのカワイイ女の子だったからさ。

でも、何度アプリを開いても、彼女のメッセージは既読にならない。ブロックもされてない。だけど、既読にならない。

もう高田馬場まで来てた。

とうとう池袋に着いたとき、俺はようやく負けを認めたんだ。電車を降りずに、そのまま東京駅に向かうことにした。

田端まで来たところで、19時になった。

嫌な予感したよ。アプリが鳴ったんだ。

「もうマツモトキヨシにいらっしゃいますか？」

だってさ。ホント参っちゃうよ。

こういう人、たまにいるんだよな。

僕は、iモードが出たころから、ずっと出会い系をやってるんだ。
ガラケーの直メ掲示板のころからさ。もう25年近くになる。でも、いまだに先は読めないんだよな。

ホントに飛び切りのカワイイ女の子だったんだ。

みんなだったら、マツモトキヨシ前までは行ってみたかい？

もし、それで女の子が来なかったらさ、そんな惨めなことって他にないだろ？

ホント参っちゃうよな。
僕は、ただ、クンニがしたいだけなのに。

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