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1:声の回廊
投稿者:
月露 廉
今、僕の目の前で愛梨さんは知らない男に部屋の入口で首を絞められながビンタされて涙を零している。
「ほら、無様な姿、レイ君に見られてるぞ?」 「み、見ないで!レイ君!レイ君!」 「愛梨さんさぁ?こんなにマンコ濡らして、何いってんの?」 「いやっ!!」 「あはははっ!なに?レイ君にみられてんのに濡らしちゃうわけ?変態?もしかして?おもろ」 「いやっ!いやだって!!とめてよ!」 「とめねーよ。レイ君、どうする?いの?」 僕は、この知らない男に 「最後は中でね。」 「いいってさ。んじゃ!」 愛梨さんは、髪の毛を捕まれベッドまで運ばれ、無惨にパンストを破かれ、リクルートスーツのスカートをまくりあげられバックで犯された。 「いやっ!いやよっ!こんな、こんなの!イヤぁああああー!」 見知らぬ男はニタニタヨダレを垂らしながら愛梨さんの中で果てて射精したペニスを愛梨さんの口にツッコミ、綺麗に舐めさせると満足した顔でシャワーに行き、さっぱりした顔して帰って行った。 「はぁ・・はぁ・・ちょ、ちょっと、休憩していい?」 愛梨さんがめちゃくちゃにされた髪のまま僕に尋ねる。 「愛梨さん、お疲れ様。ゆっくり休んでいて下さい。僕はその間にシャワーに行ってきますよ」 愛梨さんは、よっこいしょと頑張って身体を起こし 「じゃ・・・わたしもいく、レイ君とお風呂、入りたい」 「愛梨さん、大丈夫ですか?それなら、僕、愛梨さんが立てるまでここにいますよ」 「レイ君、優しいね。ありがとう」 「なに言ってるんですか?僕は愛梨さんの事、好きですから、当然ですよ」 「レイ君、わたし・・・」 と愛梨さんは口をつぐんだ。 「いいんです。愛梨さん、言わない約束でしょ?僕はいいんです。」 「・・・・レイのバカ」 「はい・・・バカです」 「んもーっ!」 「にしても、例え愛梨さんが僕の振りして知らない男を拾って来たにしても、よく女の人をあんなにぶん殴れますよね。ビックリですよ」 「ホントのレイプみたいで興奮したよ」 「愛梨さんのそういう所だけは理解し難いです」 「それにしては、レイ君、冷静だったじゃない」 「はい、愛梨さんが喜んでるのがわかりましたので」 「さてと。レイ君、お風呂行こう?」 「はい、やっとですね」 「レイ君?もしかしてたまらなくなってた?」 「当たり前じゃないですか。大好きな愛梨さんの裸をまじまじ見てたんですから」 「うふふふ、ねえレイ君?勿論、上書きわからせしてくれるよね?わたし、レイ君じゃないと深くイケないんだから」 「勿論ですよ、あんな下賎には負けませんよ」 「好きよ?レイ君の事」 「はい」 「レイ君?嫉妬した?」 「するに決まってるじゃないですか」 「怒ってる?」 「怒ってはいないです。ちょっと悔しいけど」 「悔しいの?」 「はい・・・」 「じゃあ、私にぶつけてくれない?その悔しいやつ」 「勿論です」 チュッ 僕は変わらない。 愛梨さんに優しくキスをする。 愛梨さんの全身をキスと手のひらとあらゆる部位で愛情を滑らせてゆく。 「あっ!っうぐ・・・ひぁあ!」 さっきレイプ紛いのプレーの時と声が全然違う。 そーっと乳房に唇を滑らす。 愛梨はビクビクと感電したかのように全身で波打ち、痙攣する。 「はぁ・・・はぁ・・・乱暴に、乱暴に、された、後の、レイ、君の、、優しい、愛撫、、、すきっ!すきっ!!」 「あ、愛梨さん!い、いくよっ!だすよ!うっ!」 出してから長いキス。 熱を帯びた飴細工が絡み合い溶け合いながら一体になって行くようだ。 「ねえ?レイ君?」 「はい?なんですか?」 「あのさぁ、このまま、2人でどっか行っちゃおうよ」 「えっ!?」 「あたし、本気よ?どう?」 「どうって、会社はどうするんですか?それに、あの桑原とかって課長でしたったけ?」 「ああ、もういいの。何もかも。私はレイ君と全部新しくやり直したい」 「愛梨さん、それマジで言ってますか?」 「勿論。マジ」 「・・・・わかりました。僕も愛梨さんを独り占め出来るなら、この話乗ります」 こうして僕らは、2人の家を行き来して持てるだけ持って車に乗せた。 「愛梨さん。準備はいいですか?」 「うん。レイ君は?」 「僕も大丈夫です。後は愛梨さんの所も僕の所も住所が決まったら引越し業者ですね!」 「じゃあ、しゅっぱーつ!」 まずはコンビニでお互いに降ろせるだけお金を降ろした。 「まずー、どっち向かいますか?愛梨さん、行ってみたい方向とか、ありますか?」 「えーっ、わたし?レイ君は?どっちとか、ある?」 「ありますけどーいいんですか?僕が決めて」 「うん。レイ君の行きたい方へ」 「わかりました。じゃあーまず北へ向かいますよ」 「はーい」 関越自動車道にのり、一路、新潟県に向かった。 群馬に入り、高崎、前橋と来た。 前橋を過ぎると途端に都会な色を失った。 「レイ君?凄いよ?ほら緑がいっぱい」 「ええ。東京じゃありえない緑ですよね」 「ね?レイ君?次にサービスエリアあったら、入ってもらっていい?」 「ええ、勿論」 サービスエリアはすぐだった。 車を降りて、遊歩道を歩く。 「ねえ?レイ君?」 「なんですか?」 「あたし、決めていい?」 「ええ、どうぞ」 「わたし、こういう緑の多い所がいいかも」 「良かった。同感です」 「じゃあさ、マップ買って行く方向決めよう!」 サービスエリアで日本地図を買う。 スマホで検索する。 あと、その土地その土地にある美味しい物 結果、長野県になった。 新潟県は辞めだ。 と、丁度、その辺から愛梨さんは咳き込み始めた。 「愛梨さん?大丈夫ですか?」 「あーうん、ゴホンっ!」 「ちょっと休みますか?」 「あ、へーきへーき。咳だけだから。いこー」 だが、進むに連れて愛梨さんの咳が重くなってくる。 「愛梨さん、ぼく、心配だから1度、医者に行きましょうよ。安心したいです。」 「そだね、なんかごめんね?誘い出したのあたしなのに」 「気にしないでくださいよ。じゃ、病院、検索しますね」 ゴホン!ゴホン! 「このちょっと先に総合病院あります。そのにとりあえず!」 ゴホンっ!ゴホンっ! 声を出そうとすると咳が止まらない愛梨さんに変わって僕が付き添って受付をする。 愛梨さんは、呼ばれて診察に向かった。 20分くらいで僕の横に戻って 「次、血液検査だって」 とりあえず、吸引をしてもらって咳は落ち着いた様だった。 「大変な病気じゃないといいけど」 「そうねー。せっかく決心して出てきたんだもん」 だが・・・ 「正直に申し上げます。食道に悪性の腫瘍が見つかりました。手術の必要があります。」 頭が真っ白になった。 愛梨さんを見る。 真顔で小さくうなづいていた。 「あ、愛梨さん?」 「ごめんね、そんな気はしてたんだ・・・祈ってたのに、ダメだったかぁ・・・」 こうして、愛梨さんは実家の両親に事情を話し、とりあえずは帰らないといけない事になった。 戻ると愛梨さんは忽ちご両親と一緒に病院へ行ってしまった。 僕は、部屋に戻り、運び出そうとしていた荷物を戻した。 初めの1週間は愛梨さんもマメにLINEをくれた。 だけど、病院はどこか教えてくれない。 だけどそれも1ヶ月にもなると、LINEも来なくなって、既読もつかなくなった。 僕は、怖かった。 考えたく無かった。 愛梨さんがいない世界。 まだ、まだ、僕も愛梨さんも"愛してる"を言えてないんだ。 どうしても、言っておきたかった。 愛梨さんの部屋に行ってみる。 チャイムを押す。 「はい、どなた?愛梨の知り合いかしら?」 「はい、レイと言います。こんにちは」 「あ、あなたがレイさん?さっ、どうぞ」 「おじゃまし・・・っ!!」 玄関をくぐった時だった。 部屋から線香の匂いが溢れてくる。 "ま、まさかっ!!" 顔から血の気が引いていくのがわかる。 冷たい汗がありとあらゆる所から吹き出して、僕を凍えさせようとしている。 「あ、あ、あぁああああ」 「さ、どうぞ、上がってください」 恐らく愛梨さんのお母さんだろう、優しく背中をそっと押してくれる。 誘われるように部屋に進む。 ドアを開ける。 !?!?!? !!!!! 「あ・・・」 そこにはベッドに横たわった愛梨さんがいた。 「あ!愛梨さん!愛梨さん!」 お母さんらしき女性がそっと 「今、休んでるので、そっとしてあげてください」 「す、すいません・・・」 お母さんの話だと腫瘍は切除出来たらしい。 「ただ・・・」とお母さんは口をつぐむ。 僕は不安で 「ただ・・・???」 するとお母さんは俯いたままで 「咽頭、転移していて・・・その・・もうこの子は喋れないんです・・・」 !!!! 「ぁあああ!な、なんで・・・なんで・・うっ!ぐっ!!」 この日、愛梨さんのお母さんとたくさんはなしをした。 愛梨さんの小さな時のはなし。 学生の頃のはなし。 たくさん。 僕は、仕事の合間や終わってから愛梨さんの元に通った。 初めは泣いてばかりの愛梨さんだっけど、少しづつ筆談ができるようになった。 入院はしなくていい。 それは救いだった。 春が来て、夏がきて、秋がくる。 そしてまた、寒い冬がくる。 愛梨さんの身体はもうだいぶいいみたいだが、心がまだ全然だった。 そりゃあそうだろう"声"を失ったんだ。 そして、冬。 僕はいつもの様に愛梨さんの部屋に向かう。 僕も年末に差し掛かり、毎日とはいかなくなっていて、実際は4日ぶりだった。 愛梨さんのアパートについて、直ぐに異変に気がついた。 ポストの愛梨さんの表札が外れている。 無記名になっている。 僕は慌てて2階にある愛梨さんの部屋に向かう。 すりガラスの向こう。 そう部屋の中。 明らかにがらんどうで。 退去した後だった。 愛梨さんにLINEを送り、とりあえず、自分の部屋に帰る事にした。 翌日、まだ愛梨さんの既読がつかない。 翌日も、その翌日も。 1週間。 1ヶ月。 4月。 桜も咲き始めて、僕は身体中穴だらけで、虚無で、抜けるような青い空と咲き誇る桜の間のくっきりとした境目をじっと見つめていた。 (愛梨さんに逢いたい) 頑張って愛梨さんの笑顔を思い出す。 ダメだ、逢いたい! 愛梨さんに逢いたい! 募るばかりで、仕方ない。 苦しい。 だけど、きっと今は愛梨さんのが辛い。 それはわかる。 だから、逢いたいんだ。 でも、遂に4月もおわる。 LINEの既読はつかないままだった。 こんなことならお母さんでも、連絡先くらい聞いておけば良かった。 仕方ない、愛梨さんの務めていた会社の名前は知っている。 行ってみる事にした。 会社といっても大きくない会社だった。 事情を話すと受付のお姉さんが 「あなたが、レイ君?いいわ、教えてあげる、ちょっとまってて」 そう言ってパソコンを操作する。 「いい?他の人には絶対に内緒よ?その前に、本人確認出来るもの見せて!あなたが愛梨の言ってたレイ君なら」 僕は、免許証と保険証と名前と住所の入ってる物、持ってる全てを見せた。 「よしっ、本人って分かった。コレ。」 「ありがとうございます!」 僕は愛梨さんの実家の住所と電話番号を書き写し、その足で愛梨さんの実家に向かった。 ピンポーン ピンポーン 「どちら様?」 「あの、レイです。お久しぶりです。」 暫く沈黙があってから、お母さんの声で 「・・・・どうぞ」 玄関の鍵が空く音がして、いつぞやの顔が出てきた。 「ご無沙汰しております。失礼します。」 「ごめんなさいね、連絡もしなくって」 「いえ、こちらこそ、無理に調べて勝手に来てしまって失礼しました。」 「さぁ、どうぞ。この部屋です。愛梨?ほら、この前のレイさんが見えたわよ」 「では、お邪魔します。」 中に入ると、痩せこけて別人の様な愛梨さんがベッドの上にいた。 「愛梨さん・・・逢いたかった。逢いたかったよ。逢いたかったよ。」 愛梨さんは画用紙を手にとり、マジックで書き始めた。 (ごめんなさい)と、一言だけ。 外を向いてしまった。 僕は「愛梨さん、結婚。結婚をして欲しい。お願いします!愛梨さんがいないと僕、辛くて。愛梨さんといた時、僕は凄く力が湧いた。それを、それを今から愛梨さんにお返ししたいんだ!」 それでも愛梨さんは、こっちを向いてくれない。 すると窓の外を向いたまま愛梨さんが何かを書く。 「もう昔の愛梨はいません」そう書いて振り向きもせず、ぼくに書いた文字を向けた。 「くっ」 涙がこぼれる 「そうかよっ!そうやって拗ねて、いじけて、僕の気持ちも無視して!でも、僕は諦めない!けつも出来なくても、僕は!僕は!愛梨さんが好きだ!だから、いつか笑える愛梨さんが見れるまで、通う!」 お母さんとお父さんに 「失礼しました。少し遠いので、毎日とはいいません。週に1度だけでも愛梨さんに逢いに来させてください!お願いします!お願いします!」 「ええ、勿論ですよ?愛梨にね、レイさんには絶対に連絡しないでくれって、言われててね、気兼ねだったけど黙ってこっちに来させちゃって悪かったわね、本当にごめんなさいね」 こうして、僕は毎週、愛梨さんのご実家に通った。 愛梨さんのこころがやっと前を向き始めるのは案外と早かった。 手話教室に通うと愛梨さんが自らお母さんに言い出したらしい。 一緒に行ける日は僕も行った。 段々、愛梨さんは元気を取り戻し、手話もちゃくちゃくと覚えた。 やっと、やっとだ。 良かった。 愛梨さん、笑ってる。 僕の目の前でパフェを食べて喜んでる。 言おう。 今度こそ、言おう。 「愛梨さん。こっちみて?」 愛梨さんが振り向く。 もう痩せこけてもいない。 前の愛梨さんそのままだ。 「愛梨さん、僕は愛梨さんを愛してます。何があっても離れたくありません。僕と結婚してください!」 愛梨さんは、1度、空を見上げた。 ゆっくり、ぼくに視線を合わせると、ニコッと頷いて、愛梨さんは頭を下げた。 バックからメモ用紙をとりだし「こんな声を失った女で良かったら、貰ってください」 僕は愛梨さんを、抱きしめて 「愛梨さん、愛してる。こころから、愛してる」 それては、こらより、新郎新婦のご入場でございます! 皆様、何卒、盛大な拍手でお迎えください! 新郎新婦さま、ご入場!! ~~~fin~~~
2025/01/04 02:30:54(wuOa0FT.)
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