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本当の僕は・・・1(女装に目覚めて)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:本当の僕は・・・1(女装に目覚めて)
投稿者: 曼珠沙華
本当の僕は・・・・。(女装に目覚めて)

中学の頃、クラスの女の子のセーラー服に憧れを抱いていた、高校の頃には下着にも興味を待ち始め、大学の頃はバイト代から、通販で下着を買うようになった。
家族に知られないようにコンビ二受け取りや郵便局留めを利用していた。

バイクで少し遠出して公園のトイレや、夏には車が入れずバイク等しか通れない山道を入って、森の中などで下着になって、慰めるようになった。
その時は露出の興奮が大きかったのだと思っていた。

就職して一人暮らしを始めると、大学時代よりも経済的に苦しくなったが下着収集は止められなくなっていた。
ブラ、ショーツ、セット、スリップと集めていたが、洋服までは手が出なかったし、化粧ができなかった。
相変わらず、車で出掛け、外で下着女装し慰めることも多かった。

入社して半年程して、休日出勤のシフトが入り始めた。
休日の勤務は車出勤ができたので、ブラ、ショーツを身に着け、その上にYシャツ、スーツを着て出勤することが増えた。
ドライブスルーやコンビ二等でコーヒーを買うときもその格好でするようになった。
見られたかも知れない。と言う興奮が好きだった。

そんなある日、休日勤務で一人事務処理をしていたときに、主任が出勤してきたのだ。(えっ?なんで?)一瞬戸惑ったが、スーツの上着をしっかり着込み、ボタンも止めて、平静を装うのが精一杯だった。
主任が「今日は担当だったんだね。お疲れ様。宜しく頼むね。」と言ってテキパキと用事を済ませて、帰って行った。
僕は、何も言われなかったことで安心したけど、緊張して疲れた。

それからは、職場で会っても何もなく過ぎていったある日。指導担当でもある主任へ、いつものように、勤務日誌を出しに行くと。「これ、きっと役に立つと思うから、家で使いなさい。」と言って上が閉じられた紙袋を渡された。更に「これも入れ忘れたから・・・。」と言いながら、今週にあったプレゼンの資料を渡された。
お礼を言って帰る途中では、(帰ってまで指導か?面倒だな。)と・・・紙袋の中も資料か何かだろうと思っていた。
帰宅して、シャワーを浴び、コンビ二弁当を食べてから、(そうだ、中身を確認しておかないと、質問されたら困る・・・)と思い立って、渡された紙袋を開いてみると、そこにはラベンダー色や真っ赤な物、ピンク、イエロー、水色のフリル付きの物、レース付きの物、刺繍付きの物のブラとショーツのセットが入っていた・・・・。
(綺麗・・・・これ、可愛い・・・)しかし、見とれている場合では無い。主任にばれてる。見られていたんだ。顔から汗が吹き出したかと思うほど、緊張してしまっていた。
取りあえず、全てを出し終えると、紙袋の底に綺麗な柄の封筒があった。中を見ると、薄いピンクの便せんに・・・・
「ユウ。皆がユウと呼んでいるので、私も仕事以外ではユウと呼んでも良いかな。ユウがスーツの下にこんなのを着けているところを見てしまった。それからはユウのことが気になっていた。これは私がユウに似合うと思って選んだものだ。これを気に入って着けてくれると私は嬉しい。気に入らなければ捨てて良いから。もし、気に入ってくれたのなら、休み明けの時に「了解」のメモを私のデスクに貼り付けておいて欲しい。」と書いてあった。
(主任・・・・男や女装に興味があるのか?主任は格好良いし、好意を持っている女子社員が多い事は知っているけれど・・・それに僕もこんな人になりたいと思う一人ではあるんだけれど・・・。)
そんな事を考えながら、早速、貰った下着を着けてみる。着けては、着替え、着けては着替えを何度も楽しみ、最後はフリルの付いた下着を身に着けて、慰めた。しかし、その時、僕の頭の中で僕の身体を触っているのは僕ではなく、主任だった。
「だめ、主任、逝っちゃう。」と声に出していた。

休み明け、悩んだ結果、[了解]のメモを主任のデスクに貼り付けていた。主任が出勤してきても朝の挨拶だけで、顔も見ることができなかったけれど、主任からも何も無かった。
それはそれで気に掛かるものだ。

ある日、休憩時間にリフレッシュルームでコーヒーを飲んでいると、コーヒーカップを片手に、主任が近づいて来て、「メモ。ありがとう。嬉しいよ。気に入ったかな?」と聞くので『はい・・・。』と応えるだけでいっぱいだった。
すると、主任は背後の人達には見えないように窓際にカウンターの下で、僕の手を握ってきた。さらに、握った親指で僕の手の甲を優しくなで始めた。
(そう言えば、元カノには僕から手を握ることは無かったし、今みたいに撫でて来たのは彼女の方だった。しかも、別れる時に[普通は男がするもんだからね。]と言って、去って行った。
今、主任にしてもらって、こういうことなんだと思った。
そんな事を思い出しながら、『主任、誰かに見られます。』と言うと、「そうだね。じゃ、またね。」と言って、デスクへ戻って行った。
残った僕は、今まで撫でられていた手の甲の温もりを思い、そっと、唇でその温もりを感じていた。

そんな小さな悦びを共有していた中、ある企画を僕たちのチームに任され、他のメンバーが忙しい為に僕と主任が担当することになった。

その企画もほぼ目処が立つと言う頃、皆が帰ったオフィスで二人、追い込みを掛けていた。そして、今日はここまで。となった時、主任がコーヒーに誘ってくれて、夜景が映えるリフレッシュルームへ。
その日は、企画の目処もついたこともあったのか、いつもの夜景も一段と綺麗に感じた。
そんな気持ちで夜景を見ながらコーヒーを飲んでいると、主任が来て「お疲れ。やっと目処がついたな。後は、補足資料だけだ。」と言って隣でコーヒーを飲み始めた。
『こんなプロジェクトを担当するのは初めてです。』と言うと、主任は僕の肩に手を置いて、向き合う形にさせた。そして・・・
「ユウ。」とだけ言って、僕をじっと見詰めて来た。僕は何だか見詰められているだけなのにドキドキしてきて緊張した。
次の瞬間、スローモーションみたいに、僕の身体は主任の腕の中へ・・・。
どうして良いのか、戸惑っていると、「ユウ。」と言ってから僕の顎に指を掛けて、(これって顎クイ?ってやつ?)とか思っているうちに主任の顔が近づいて来て、・・・・キス・・・されちゃった。『しゅ、主任!』って、驚いていると「ごめん。嫌だったかな?」って・・・・。『急だったから驚いただけです・・・・。』って、言ってしまった。(何言ってるんだ?嫌じゃ無い。って事になっちゃうだろ。でも、嫌じゃないんだから、しかないじゃん。)
俯いたままじっとしていると、再び、顎を上げられて、キス、さっきよりも少し長いキス・・・。そして「さぁ、今日は帰ろう。」って・・・。
裏口で別れて、帰った。

帰りの電車の中でも、悶々とした気持ちで落ち着かなかった。
帰って、料理はしたくなかったので、コンビ二で弁当を買って帰った。
風呂で温まっていると主任との事が思い出され・・・唇を指で触れてみた。(キス・・・されちゃったんだ。抵抗もせず、受け入れちゃった。女の子としたキスでは知らなかった程の興奮があったな。)
色々と思い返していると、(このままだと、いつかは主任に抱かれちゃうのかな?女の子みたいに・・・)
ボディーソープで身体を洗っていると、知らず知らずのうちに胸を揉むようにしたり、乳首を触っていた。
更に、鏡には自分の物が天を突くように勃起していた。
(主任のもこんななのだろうか?)ソープの付いた手で扱く。片手で胸を揉み、乳首を撫で回し・・・・鏡に大量の精をぶちまけてしまっていた。

風呂上がり、弁当でビールを飲みながら、(下着でオナニーはしていたけれど、男の人を思ってしたことなんて無かったな。)などと考えていた。

 それからは、最後の追い込みで二人ともに作業に専念していた。そして、プレゼンの打ち合わせ、そしてプレゼン。と順調に運び、課長から企画にGOサインが出たことを聞かされた。
 その時は、主任と周りも気にせず、抱き合って喜んだ。夜は課長と課内の人達と飲み会兼、慰労会になった。主任と並んだ僕たちは、机の下でどちらから共なく、手を握り合っていた。
主任は課長をタクシーで送ることになって、少し残念な気持ちになっていると、主任と目が合って、(主任も同じ気持ちなのかも知れない。)と思ってしまった。

それからは主任が出張だったり、僕が研修だったりですれ違いが多かった。

そんなある日・・・。
 
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2024/04/22 20:26:37(FnsfBXxh)
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