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秘書課作成室
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:秘書課作成室
投稿者: 浦島プウ
「先輩は、いいですよね。俺も、先輩のように女上司というやつにあたってみたいんすよ」
後輩の宮森がたばこの煙を吐きながらそう言った。
昼の休憩時間といえばそれは、いつものメンツが食後のたばこをくゆらせながら、ひとしきりたわいのない話に興じるというものだった。場所はもちろん社屋の外で、掘っ建てあばら家の屋根付き喫煙所だった。
「やってみればわかるよ」
言ってるうちから何かいやな気分が込み上げてきた。
昨日悪いもの食べたかな、みたいな。
「やるっていうのは、あれのことをさすんですかね」
宮森は吸いかけのたばこをもみ消しながら、そう言って苦笑した。
「何なら代わってやってもいいんだぜ」
「え、マジすか」
「さ、仕事に戻ろうか」
職場での昼休みが終わり、三々五々社屋に入っていく。
四月から秘書課に異動になった。
直属の上司は、宮之原美恵五十路の副社長だった。
昼休みが終わり席に戻ると、早速のように副社長が降臨しており、手招きをした。
事務所の奥は資料倉庫だったが、そこにもう一つ部屋があり作成室と呼ばれていた。
休憩室を兼ねているのか、狭い和室だった。
「あなたがちゃんと仕事をしているかどうか見に来たのよ」
畳の部屋に座布団を敷いて対面していた。
「成績落ちているわね。やる気を出してちょうだい」
やるっていうのはあれのことですかね。
そう思うと、急に気分が悪くなった。
天気は晴れたり曇ったり、降ったりやんだりの空模様で、寒くなったり暑くなったりと、いわば女心のような変わりようだった。
「あ、あの、お茶が入りました」
靴を脱いでたたき台を上がり、入ってきたのは、新入社員の笑夢だった。
地元の女子高を出てそのまま入社した。ノンフレームの眼鏡の奥で瞳が輝いている。
いつも職場の片隅で縮こまっていた。近くで一瞥するのはしかし、これが初めてだ。
「あなた。どこ見てるの。女の尻を目で追うなんて十年早いのよ」
お、おおう。
「セクハラはやめてくださいね」
茶碗のお茶をズズっとすすりながら、副社長は言葉を継いだ。
「こんなんじゃクビになっちゃうわよ」
お、パワハラだ。
「ときに、笑夢ちゃん。こちらのお兄ちゃんとはいとこ同士なんですってね」
引き止められびくっと笑夢の体が震えた。
「いいわ。退出なさい」
「私も退出してよろしいでしょうか」
「ああ。あなたには話があるのよ」
そこで打ち出された話は、意外なものだった。
「有給でいいわよ」
「お休みいただけるんですか。うれしいなあ」
休暇をもらって、喜んだのもつかの間、事態はあらぬほうへと展開していくのだった。
「なんだその恰好は」
その部屋はいつも扉が開いていたが、再度戻ってきた笑夢は扉を閉め内カギをかけた。
勝負下着というのか、ブラとパンツのほか、何も着けていない。
「やっちゃいなよ」
副社長がいとこのお兄ちゃんに促す。
「やるっていうのはあれのことなんですかね」
「女の子に恥をかかすもんじゃないわよ」
副社長はデジカメを用意している。
「ビフォーアフター記録しておかないとね」
すごく気持ちが悪い。
「どうしたの。私が嫌いなの」
笑夢が口を開く。
「ほら。ささっと済ませなさいよ」
そういいつつ、副社長が手提げ袋から取り出したのは、どす黒く光るシリコンのおもちゃだった。
「こんなこともあろうかと用意してきたのよ」
副社長の自家製はやけに太く大きかった。
「これでしてあげるわね。あら、これは」
副社長の動きが止まった。
「意外だわ。こんなかわいい子が処女寺じゃないなんて」
メリメリとおもちゃの張り子が笑夢の股間に入っていく。
それと引き換えに全く反応しないのは、いとこのお兄ちゃんの張り子だった。
副社長が携帯で誰かと話している。
内カギが解かれ、入ってきたのは後輩の宮森、他見知らぬ顔は新入社員の男性なのか。
「チャチャッと済ませようぜ。あれ、パイセン、どうしたんですか。やらないんですか」
「あとは皆さんでご勝手に」
副社長はデジカメのシャッターをパシャパシャと押しまくった。
「うほっ。この女、腰を使ってるぜ」
見ると宮森の上に乗った笑夢がいやらしく腰を振っているのだった。
かわいいなあ。
いつか笑夢と二人で温泉に行った。
足湯につかる笑夢のふくらはぎが何気に太かった。
今、新入社員たちがそのムチムチとした足を持ち上げ、痛いほどに膨れ上がった張り子で笑夢の熱く柔らかい中心部を貫こうとしているのだ。
頭の中が白くなる。
「お兄ちゃん。ごめんね」
気が付くと部屋には笑夢のほか誰もいない。
「これからもみんなの精を搾り取ってね」
副社長はそう言い残して部屋を出て行った。
笑夢が申し訳なさそうに男性の中心部にお口で進攻する。
裏筋に舌先を当てると、強く締め付けながら頭を激しく動かした。
さながら、それは下のお口でしてもらっているかのようだった。
下半身が震え、やがて喉の奥から歓喜の声を張り上げるのである。
部屋を出ていくとき振り向いた笑夢は、三白眼が冷たく光り、今まで知る限りの笑夢とはおおよそ別人のようだった。


 
2023/05/25 02:34:48(9Ybzwk.m)
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