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彼女に恋するまで
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:彼女に恋するまで
投稿者: (無名)
僕は24歳のサラリーマン。 顔は可愛いと年上女性に受けは良いが、奥手である上司には最近の若いのは草食系だろと言われるがそれも仕方が無いと思う、昔は彼女の家に電話するとお父さんが出たりして怖い思いしたもんだ等と聞かされると親の世代はたくましいのは当然だ携帯無かったなんて信じられない昔話しに思える。
 それにコロナのおかげで飲み会も無いと出会いも少ない、会社の中や取引先の女性になんて別れたときのこと考えたら恋愛を始めようとは思えない、臆病なのだ、だが周りだってそう変わらない、派手に恋愛する人は少し羨ましいが長続きしない様を見ると、結婚を考えない相手との恋愛は正直時間の無駄って感じてしまう、プレステでRPGやっているとそれで休日は過ぎてしまうがそれなりに楽しい。 でも性欲は強い方だと思う、毎晩寝る前の一時間はお酒飲みながらとても過激なポルノ動画を見て自慰にふけるのも一人暮らしの自由な生活のおかげだ、でも無料でこんなエロい動画見れてしまうと少子化は止まらないなんて賢者タイムには考えたりもする。
 それにしてもマスクが着けなくてもよくなったせいで女性の顔が見えるようになってとても恋愛欲求というか性的欲求は高まることに、しかも春だ少しはアクション起こさないととジムに行ったりプール行ったり身体を動かすことにした、痩せっぽちなので筋肉を夏までにつけてビーチでナンパしたいなんて予定だけは立ててみたりね。

 自己紹介はこれくらい、まあ今どきの普通の若者だと思う、友達は音楽フェスで知り合って彼女ができたなんてSNSに書き込んでて参考にしてみる、といっても高い金払って一日中ライブ見たいほど音楽が好きなわけじゃないので、イベントに出かけてみた、大トリは有名ミュージシャンで僕も曲は知っているしかもフリーライブなのだ、ビールでも飲みながら30分くらい音楽聞くのがちょうど良い。 そこで彼女と出会った。
 綺麗な人だなって、楽しそうに踊っていてカップルや子連れの夫婦さんとも打ち解けて優しい雰囲気で、コミュ力高いんだなって、ナンパに来た男の達も上手にあしらっている、20代後半かな、明るいオーラが自然と人を惹きつける、なんとなく入れてもらえそうだなって僕もその輪に加えてもらう、乾杯して、楽しい時間が過ぎる。
 でもラストの曲で彼女は泣いていた、思い出の曲なのだろう、僕は音楽を聞いて泣くほどの経験が無い、人生をちゃんと生きてると泣けるくらい人を愛したり思い出があるのが羨ましいって、綺麗だからとかじゃなくて彼女にとても興味を覚えた、自分でも不思議だけれども素直に声をかけれた。
 「泣くくらいの思い出あるのが羨ましいです。」 彼女に睨まれて自分の女性に対する配慮の無さに死にたくなる。 きっと僕にもっと素敵な人生経験があったら、もっと優しい言葉が出てくるはずだ。
 「毎日笑って生きてたほうがいいに決まってるでしょう。」 普通に怒られる、言い訳を考える、ライブは終わって、また皆さんどこかでお会いしましょう、ライトが消えて、輪も崩れて皆が散っていく。 皆んな彼女に一言かけて去っていく、泣いてる女を怒らせてる僕には視線が冷たく突き刺さる、でも自分が100パー悪いとこれもまた自然と受け止められるからこれも人生経験。
 「もうー腹が立つわ、ねえ君はここら辺には詳しい?美味しい飲み屋教えなさい。」
 ここでいい男は一杯奢らせてと言うのだろうが、残念ながら映画の主人公には程遠いインドア草食な僕。
 「有名な飲み屋街あるんでそこまで案内しますよ。」 それが精一杯。 タクシーで向かうのが正解だと気がついたのは僕が歩いてこの公園から行ったことがないからだった。 10分歩いても思ったより近づかない所でマップでチェックしたらまだ15分も歩かなければならない。 
 「ねえ君さあモテないでしょう、大阪の知人が言ってたのよ、お好み焼きが焼ける間に面白い話しして気を惹けなかったらそこでもう無しだって。」 痛烈な一発をくらって、しょうがない自分の一番最近面白かった話しをすることにした。
 「えっとですね、推しの子ってアニメがあってですね、とてもネットでも話題になっていて転生ものなんです、推してるアイドルの子供に生まれ変わるんですよ。」
 もうあせりまくりだ、ストーリーを話し始めた所でストップがかかる。
 「まずね、私が興味あるか、見たことあるか確認しないと、そうねプロのミュージシャンにさ弦の交換ってこうやるんですよって言う?」 あー綺麗な最高に好みの女性は鬼だった。
 「私はアニメ見るし、最新作まで見ていて、コミックも読んでる。さあ君の感想を聞かせて。」
そこでこの人が僕よりも頭が良いってわからされた。 もうどうにでもなれだ、相手にされてないのが伝わる。
 「すいません、僕はあのアニメで知って、コミック読むのはあえて止めてます。 僕の感想は。」
ここからは見てない人にネタバレになるので控えておこう、結局は全くまとまらないのだった。
 「なるほどーそういう意見もありか、うんとりあえず合格、あんたさナンパよけくらいになるか、顔は可愛いしね。」 地下に広がる飲み屋街、僕が上司に連れてこられたり同僚と飲んだことある店を紹介するとスルー渋すぎる敬遠してた店の前で立ち止まるとここだと彼女は入っていく、もう流れに身をまかせて僕も。
 年齢のいったママと料理人がいるカウンターだけの店。
 「はじめてだけどかまわない?」 明るい所で見ると本当に美人なのだ、それに色気がすごい。中年の客が数人座っていたがもうポカンと見つめている。 一番奥に彼女がかけて手前に僕が座る。
 「奢れなんて言わないから、帰りたくなったら自分の分払ってね。」 
 「あらまあ、若い燕連れて羨ましいこと、あんたみたいないい女が来る店じゃないのよ(笑)」
ニコッと微笑んでそんなお世辞とも拒否ともとれる反応はスルーだ、ママだってきっと若い頃は相当べっぴんだったのは間違いない、きっと中年男性はそれが目当てというか。 
 ぬるい燗の日本酒にイカ、おすすめのアジフライ。 二合徳利だ。
 「ほら私のほうが目上でしょう、それにさあ気が利かないんだから、ほら酌しなさい。」
 最初の一杯だけよと彼女も酌してくれた、日本酒なんてほとんど飲まないけれど、専務だったかな若い頃はトラックの運転手で大きな冷凍倉庫の受付嬢たちと飲み会が行われて、一番のべっぴんに酌されてそれが嬉しくて気絶するまで飲んだけど、あれで日本酒が旨いこと覚えたととても嬉しそうに語っていた、自慢話しがうっとうしいと思ったけれどこれは反省しないといけないし、今度飲む時には理解できたことを伝えよう。
 なんとなく聞き役にまわる、というか会話の相手はママだったりする、バツイチなのとか聞こえてきたけどリアクションは思いつかない。 そしてたった一時間だけど彼女はもう泥酔気味。
 「ほら燕、こんな綺麗なのほおりだしたら大変なことになるから、男でしょう(笑)」
 「おー色男 うらやましいぞ(笑)」
支払いが僕の財布で足りてよかった、彼女のバッグから勝手にお金出すのはさすがにためらわれた。
ここからなら歩いて五分、僕の狭いワンルームはシングルベッドとでかいモニターとパソコンとプレステ、吐くなら家に付く前にと思ったけれどエレベーターであがって、僕の部屋について安心したところでユニットバスのトイレで盛大にリバース。この部屋に初めて女性をいれてこれだから人生はわからない。
 水を飲ませて、ベッドに横になってもらうと、なんか着替えほしいと言ってくる、Tシャツとハーパンを渡すと、目の前で着替え始めたから、僕は壁に向いて見ないようにする。
 「あー一発吐いたら楽になったわあ、飲みすぎちゃった。水飲まないで寝るとさ二日酔いきついしね、あーメイク落とさないと、シャワーも浴びさせてもらうわ、タオルは?」
 「すいませんハンドタオルしかないし、いいですか。」 聞いてない、風呂場からシャワーの音、そしてまたうえーって、もう一発いったようだ。 
 「やっぱ髪短くして正解だわ、前は長かった時もあったんだけどさ、別れた旦那がエッチ好きでさ、髪痛むのよ、で短くしてさ、金髪もしてみたら、あれねめちゃナンパされるんだよ(笑)」
 もう僕の心はアップダウンしすぎて限界。 そしてトドメを指してくる。
 「コンドームある?したいでしょ。」 ゲロを二回吐いても、メイク落としたら顔が幼くなっても、本物の美人は美人だけれど、実は僕もちょっと飲みすぎていたから、トイレに駆け込む。
 「ねえ思うんだけどさ、あそこの店、銘柄が嘘かもね、いい日本酒だったらさこんなにならないもん、あのババアしたたかに商売してるなあ。」
 たっぷり吐いて僕もさっぱり。
 「思うんですけど、遅い時間だと揚げる油が古くなってる可能性ないですか?」
 「それもいい推理だね、まあいいかあ、無いなら買いに行こうか、私ねアイスコーヒー飲みたいし〆にケーキかアイス食べたい気分、もったいないよね吐くとさいつも思うよ、でもそれでお腹減るから、ねえお腹減らない?」
 近くに24時間のスーパーあるのがこんなにありがたいって思ったのは初めて、今夜はもう初めて尽くし。
 ノーブラなので乳首の形が出てるのが気になってしょうがない。
 「あーそうださっきの飲み代幾らだった?」
 「いいっすよ、人生勉強させてもらってるんで。」
 「だからあ幾ら?」
ちゃんと半分もらう、そしてここでも折半。 
 そして部屋に戻ると、夢のような時間、あっという間に使用済みコンドームが3つ出来上がった。
 抱き合いながらなんて寝れないって思ったけれど、一瞬だった夢も見ない深い眠り。 
 朝目が覚めたら、ラインだけ書き残されていた。 即連絡する、だってもう名前も知らないけど恋に堕ちてるんですから。
 それから会うようになって子供できて結婚する、会社を経営して成功するのはまた別の話し。 またどこかで。


 
2023/05/28 21:25:14(gxS0NGk2)
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