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「・・・・・・・」
会議室に沈黙が流れる。 ここは東京は某所にあるこじんまりとした雑居ビルの3階。 こじんまりとした、昭和な雰囲気の漂うフロアの、手狭な会議室。 デジタル化なにそれ?と言わんばかりのぼろさだ。 僕は身をすくめて、目の前の女性が発するであろう次の言葉ーおそらくは怒りのコメントであろうがーを待つしかなかった。体にフィットした黒のスーツにタイトスカート。これまた一世代は古いであろうキャリアウーマン然とした服装。本来であれば欲情をそそるものであるが、この場の冷徹な雰囲気がそれを阻む。 「・・・ねぇ」 「はいっっっ!」 それまで丸めていた背筋をピンとして、その声に何とか反応する。 「このエロショートを書いたのはきみ?」 「はいっっ!」 そりゃこの会社は目の前の女性と僕しかいないのだから、当然である。そんな質問を投げざるをえないぐらい、この女性は怒っているのだ。 「あのさぁ、もっと現実味のあるストーリにしてくないかなぁ。 四つん這いの女性のおまんこからお尻を撫で上げただけで、お尻が突きあがっていくわけないでしょ」 「そこはそのこの物語の核でし・・・」 「シャラップ!!そんなお尻どこにあるというのさ!!」 バン!と机を両の手でたたき上げると、机の上の原稿ー私の書いたまさにそのエロショートなのだがーが飛び散る。 「すみません、実証不足でした・・・」 「いつも言ってるでしょ!日本の製造業は現場現物現実の三現主義。実証しないと品質保てないわけ。あなたのその怠慢が、日本の製造業のレベルを下げてるのよ」 「そんなこといわれま・・・」 「ノー!自覚が足りない!」 こうかぶせてこられるともうどうしようもない。僕はただ肩をすぼめて下をむくしかない。 「・・・しょうがないわね。社長にして品質本部長の私が試してみるから、手伝いなさいよ」 そういうとその女性はやわら机の上に手をつき足を乗せ、四つん這いになった。何の恥も外見もなく、この昭和感満載の机の上に。切れ長の目が特徴の笑顔がステキな、キャリアウーマン風の女性が何のためらいもなく。どうしたらいんだこの状況で・・・何とも言えない焦燥感に苦しんでいる間もなく、指示が飛ぶ。 「早くやってみなさいよ。スカートをたくし上げて、おまんこからなであげてみなさいよ。お尻が突きあがるわけないんだから」 凛とした、社長としての威厳に満ちた声の指示だが、その恰好とのギャップに狼狽してしまう。しかしこの失敗を取り戻すために、日本の三現主義を体現するために、やるしかない。 「・・・ではけいこ社長、実証試験を開始します。」 そういってスカートを恐る恐るたくし上げていく。タイトなスカートではあるが横に大胆なスリットが入っているため、意外にもするするとあがっていく。そしてあらわになったのは、白い肌の見事なお尻に映える、赤のTバック! しかもたくし上げられたのにもかかわらず、微動だにしないその尻。さすが社長!さすが品質本部長! 「はやくしなさいよ。お尻寒いから」 おりしも季節はまだ春の入り始め。西日が差すとはいえ冷たい風が、窓の隙間から入ってくる。スーツを着ても肌寒く感じるのだから、お尻丸出しではふるえるだろう。しかしこのお尻は気品すら漂うたたずまいである。 「はい!ただいま!」 そういって手を下着のデルタ地帯に持っていく。確かエロショートでは最初にクリの周りに触れてじらすんだったな、と思い出しながら、それっぽいところに手を当て、ぐっと押し込んだ。 ・・・あれ、想定よりも豆粒感を感じながらもぐっとおしこむ。 「あああっ!!」 とそれまで気高い存在であった白いお尻が、いきなりくっと上に突きあがった。ん?気のせいかいまぐっと上に突きあがったような・・・まぁ気のせいかとさらにぐりぐりとじらしてみる。 「ああそこそこは!」 とさらにお尻が突きあがる。気品などとこにいったかのように震えているではないか。・・・あこの豆粒感はもしかしたらクリそのものか。 「すみません!いきなりクリをひねり上げてしまいました!」 「わかったらすぐに次のフェーズに移行しなさい!」 焦る心を何とか沈め、当たるか当たらないかの距離に右手の指先をセット。そのままゆっくりと上に滑らせていく。おまんこの湿り気を感じつつ・・・湿り気?ということはけいこ社長は感じているか? 「あっ」 と声がすると同時にお尻がまた少し上につきあがる。そのままフェザータッチでなぞっていく。次はおまんことアナルの間 「ううぅ」 つん!とさらにお尻が上に。 次にアナルを通過。 「あっあっ」 ぐっとお尻が上にむき、アナルが斜め45度以上まで上がってきた。 そこからお尻の割れ目に移行していこうとあげていくと、アナルもまた指先について上がってくる。 手をゆっくりとお尻の割れ目に向かっていこうと添わせても、アナルが上がってくるためいどうできない。 ・・・ 「けいこ社長、お尻突き上げてますよね?」 「そ、そんなことないわよ。早く手を挙げていきなさいよ」 「だってゆっくり挙げてますけど、アナルもついてきてますよ。釣り針にかかった魚のようにツンとお尻を上げちゃってるじゃないですか」 「あれぇ、そうかなぁ・・・」 まさに三現主義。このエロショートは事実だったのだ。そう確信した私は、右手をピタッと空中に止める。つんと高く突き上げられたお尻もまたピタッと止まる。 しかし先ほどの気品はどこへやら。プルプルと震え、下着の全面は明らかに濃く変色しており、 だらだらと体液がしたたり落ちている。快楽を求めているのだ。 お尻をできるだけ高く上げようと,けいこ社長は頭を机に押し付けている。そんな社長に問いかけてみる。 「・・・社長。このあとどうします?」 「・・・もう、わかってるでしょ!」 西日が深く差すようになった会議室の机の上で、二人の体が激しくぶつかり合い、粘膜が絡み合う音がしだすまでにそれほど時間はかからなかった。 おしまい!
2023/03/04 09:57:13(uJOyGT1Z)
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